- 大人になってからバレーボールをやりたいが、どこへ行けばいいのか分からない
- 何年もブランクがあり、今のレベルでついていけるか不安
- 未経験で入って、周りに迷惑をかけないか気になってしまう
こんな悩みを解決します。
社会人がバレーボールを始めるときは、技術より先に「どの形でやるか」と「どこで探すか」を決めるとつまずきません。
私は元日本代表として活動し、SVリーグで監督を務めることができるバレーボールコーチ4の資格を保有しています。
10年以上スクールを運営してきて、体育館では社会人のチームと時間帯が重なることがよくあります。
長く続いているチームほど、レベルよりも参加しやすさで人が集まっているんですよね。
ぜひこの記事を参考にしてみてください。
- 社会人がバレーボールをする場所の種類と、選び方が分かる
- サークルやチームの探し方を、3つの手順で進められる
- ブランク明けに体を戻す順番と、最初にそろえる道具が分かる
年齢の目安から知りたい場合は、こちらの記事が近道です。
それでは、くわしく見ていきましょう。
結論:先に決めるのは技術ではなく「形」と「場所」
まず結論からお伝えします。社会人がバレーボールを始めるときに最初に決めるのは、どの種目でやるかと、通える場所があるかの2つです。
技術が不安で足が止まる人は多いのですが、実際に続かない理由のほとんどは距離と曜日です。週に1回でも通える場所があるかどうかが、続くかどうかを分けます。
バレーボールと一口に言っても、6人制のほかに9人制・ソフトバレー・混合バレー・ビーチバレーがあります。ルールもボールの扱いも違うので、自分に合う形を選べます。
たとえばソフトバレーは柔らかい大きなボールを使うため、腕が痛くなりにくく、未経験の大人でも初日から続けられます。9人制は前後の移動が少なく、体力の面で入りやすい形です。
- どの種目でやるか(6人制・9人制・ソフト・混合など)
- 通える範囲に活動場所があるか
- 参加できる曜日と時間帯が合うか
うさママ未経験でも入れるチームなんて、あるのでしょうか?



楽しむことを目的にしたチームなら、未経験からの人も多いですよ。



続カナイ理由ハ 技術デハナク 距離ト曜日
社会人がバレーボールをする場所は4種類
社会人がプレーできる場所は、目的によって性格が大きく違います。自分がどれを求めているのかを決めると、探す先が絞れます。
種類1:市区町村の地域クラブ・バレーボール協会の登録チーム
地域の体育館を拠点に活動しているチームです。市区町村の大会に出ることが多く、年間の予定が決まっています。
継続して同じメンバーで活動するため、チームとしてのまとまりを求める人に向いています。加入には見学や紹介を経ることが一般的です。
多くは体育館の枠を定期的に押さえているので、曜日と時間帯が固定されます。仕事の休みと合うかどうかを先に確認してください。
種類2:会員制・参加型のスポーツサークル
回ごとに参加を申し込む形のサークルです。都合の合う日だけ参加できるため、仕事の予定が読めない人でも続けやすくなります。
初参加の人が毎回いるので、未経験でも入りやすいのが特徴です。試合よりも運動そのものを楽しみたい人に向いています。



毎回来なくていいなら、始められそうです!



その気軽さが、結局は長く続く理由になりますよ。
種類3:職場や学校のつながりでできたチーム
職場のクラブや、大学のOB・OGチームなどです。すでに知っている人がいるぶん、最初の一歩のハードルが一番低くなります。
ただし活動が不定期になりやすく、人の入れ替わりで自然消滅することもあります。続けたい場合は、別の場所も並行して探しておくと安心です。
種類4:競技志向のクラブチーム
上位の大会を目指して活動するチームです。練習の強度が高く、経験者を前提にしていることがほとんどです。
学生時代に続けていて、もう一度本気でやりたい人はここを探すことになります。募集条件に経験年数が書かれている場合もあります。



同じバレーボールでも、こんなに性格が違うんですね。



はい。目的が合っていないと、うまい下手に関係なく続きませんよ。
探し方は3ステップで進める
探すときは、広く検索するより順番を決めたほうが早く見つかります。次の3つの手順で進めてください。
自治体の広報誌やスポーツ施設の窓口にも、初心者向け教室の情報が出ています。ネットだけで探すより見つかることが多いので、一度立ち寄ってみてください。
教室は期間が決まっていることが多く、終わった後にそのままチームへ入る人もいます。いきなりチームに入るのが不安な場合は、ここから始めると段差が小さくなります。



いきなりチームより、教室のほうが入りやすいですね。



同じ立場の人が集まるので、聞きたいことも聞けますよ。
ママさんバレーとして活動している女性チームを探す場合は、ママさんバレーの始め方をまとめた記事も合わせて読んでみてください。
見学のときに確かめる3つのこと
見学は、上手い下手を見に行く場ではありません。自分が続けられるかどうかを確かめる場です。次の3点を見てください。
確認1:費用と頻度が生活に合うか
会費の形はチームによって違います。月ごとに集める形、参加するたびに払う形などがあり、体育館の使用料をどう分担するかも変わります。
金額だけでなく、休んだ月の扱いも確認しておくと後で困りません。仕事の都合で抜ける月がある人は、ここを先に聞いてください。
確認2:未経験や再開組がいるか
自分と同じ立場の人がいるかどうかで、続けやすさが変わります。全員が経験者のチームだと、質問しづらくなることがあります。
見学のときに、いつごろ入った人が何人いるかを聞いてみてください。人が定着しているチームは、答えがすぐに返ってきます。
反対に、新しく入った人がここ数年いないチームは、輪ができあがっていることがあります。悪いチームという意味ではありませんが、入る側の負担は大きくなります。
確認3:練習の進め方が体に無理をさせないか
いきなり全力でスパイクを打たせるチームだと、久しぶりの体には負担が大きくなります。アップの時間をとっているかを見てください。
大人になってから再開する場合、最初のけがで一気に足が遠のきます。段階を踏む進め方かどうかは、長く続けるうえで重要です。
- 会費の集め方と、休んだ月の扱い
- 未経験・再開組が何人いるか
- 練習の始め方と、1回あたりの時間
ブランクがある人が最初にやること
何年も離れていた体は、頭が覚えている動きについてきません。最初の数回は、うまくやることより慣らすことを優先してください。
順番1:走る・跳ぶの前に、動かす量を戻す
最初から全力で跳ぶと、ふくらはぎやアキレス腱に負担が集中します。まずは軽く動く時間を長めにとり、体が温まってからボールに触ってください。
翌日に痛みが残る場合は、量が多すぎたサインです。痛みが数日続くときは、我慢して続けずに整形外科などの医療機関で相談してください。
順番2:形を思い出してから強さを上げる
久しぶりの人ほど、当時のイメージのまま強く打とうとして体を痛めます。先に形を確かめ、強さは後から戻すほうが安全です。
自分の動きをスマホで撮って見返すと、イメージとのずれがすぐに分かります。これは年代を問わず効果のある方法です。



昔と同じようにできると思ってしまいそうです…



そこが一番危ないところなんです。3回目くらいから戻していきましょう。
最初にそろえる道具は3つでいい
始めるときに全部そろえる必要はありません。見学や体験の段階では、動きやすい服と室内用の靴があれば参加できます。
続けると決めてから買いたいのは、バレーボール用のシューズ・膝サポーター・自分のボールの3つです。とくにシューズは、体育館の床で止まれるかどうかに直結します。
普段のランニングシューズは、横方向の動きに向いていません。切り返しで足首をひねりやすくなるため、続けるなら早めに切り替えてください。
膝サポーターは、床に落ちて拾う動きが増えてきてからで間に合います。先に買っても使わないまま終わることがあるので、必要を感じた時点で選んでください。



全部そろえてから行かなくていいんですね。
- まず: 動きやすい服と室内用シューズ(見学・体験用)
- 続けると決めたら: バレーボール用シューズ
- 次に: 膝サポーター(床に落ちる動きが増えてきたら)
- そのあと: 自分のボール(自主練をするなら)
道具の選び方は、バレーボール初心者の道具一覧とバレーシューズの選び方でくわしく解説しています。



最初ハ靴 次ニ膝 ボールハソノ後
よくある質問
まとめ:形と場所が決まれば、技術は後からついてくる
社会人がバレーボールを始めるときにつまずくのは、技術ではありません。どの形でやるかを決めず、探す順番が分からないまま止まってしまうことです。
種目を選び、通える場所を見つけ、1回見学に行く。この3つを済ませてしまえば、あとは体が慣れていきます。
自分に合う場所は、下の表で当てはめてみてください。
| 求めるもの | 向いている場所 | 確かめること |
|---|---|---|
| 都合の合う日だけ動きたい | 参加型のサークル | 1回あたりの費用と申し込み方法 |
| 同じ仲間で続けたい | 地域クラブ・登録チーム | 年間の予定と加入の条件 |
| まず知り合いと始めたい | 職場・OBのチーム | 活動が続く見込みがあるか |
| もう一度本気でやりたい | 競技志向のクラブチーム | 練習の強度と経験の条件 |
私は元日本代表として競技を続け、いまは指導者として体育館に立っています。
その経験から言えるのは、大人になってから始めた人ほど、うまくなる過程そのものを楽しんでいるということです。
まずは住んでいる市区町村のバレーボール協会のページを開いて、活動しているチームがあるか確かめてみてください。



まずは見学だけ、申し込んでみます!



いいですね。1回行けば、迷っていた時間が短く感じられますよ。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
バレーボールの始め方や基本については他にも記事を書いています。
気になるテーマがあればぜひ読んで参考にしてもらえたら嬉しいです♪
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