ソフトバレー完全ガイド|柔らかいボールで誰でも楽しめる

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ソフトバレーの基本を解説するあげばコーチとうさママ
  • ソフトバレーという名前は聞くが、普通のバレーと何が違うのか分からない
  • 運動が苦手でも、ケガをせずに楽しめるのか不安
  • 始めてみたいが、道具もルールも何をそろえればいいのか分からない

こんな悩みを解決します。

ソフトバレーは、バドミントンコートで4人対4人・柔らかいゴムのボールを使うバレーボールです。

私は元日本代表として活動し、SVリーグで監督を務めることができるバレーボールコーチ4の資格を保有しています。

体育館で練習していると、となりのコートでソフトバレーを楽しんでいる方々をよく見かけます。

年齢も経験もバラバラなのに、同じコートで笑いながらラリーが続いている、あの光景がこの競技のすべてなんですよね。

ぜひこの記事を参考にしてみてください。

この記事を読むことで得られる3つのこと
  • ソフトバレーと6人制バレーの違いがはっきり分かる
  • 試合の流れとルールを、初めてでも一通り理解できる
  • 道具のそろえ方と、始めるまでの手順が分かる

生涯スポーツとしてのバレーをもっと知りたい方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。

それでは、順番に見ていきましょう。

目次

結論:ソフトバレーは4人制・軽いゴムボールで誰でも始められる

ソフトバレーは、バレーボールを誰でも楽しめるように作りかえた競技です。

難しい技術がなくてもラリーが続くように、道具とコートの大きさが工夫されています。

ソフトバレーの5つの特徴
  • ボールが柔らかいゴム製で、当たっても痛くなりにくい
  • コートはバドミントンのダブルス用と同じ大きさ
  • 4人対4人でプレーする
  • 前衛・後衛による攻撃の制限がない
  • 年齢や男女が混ざったチームで戦える種別がある

いちばん大きな違いは、ボールの感触です。

6人制の5号球は空気圧が高く、レシーブが下手だと腕が赤くなりますが、ソフトバレーのボールはふわりと当たります。

うさママ

バレーって、腕が痛くなるイメージがあって…。

あげば

そこが一番の違いですよ。ソフトバレーは当たっても痛くないんです。

痛くない、跳ねすぎない、落ちてこない。この3つがそろうので、初めての方でもラリーが続きます。

ラリーが続くと、それだけで運動になり、笑いも起きます。

勝ち負けより「続けること」が中心にある競技だと考えると、しっくりきます。

ソフトバレーが広まった背景

ソフトバレーは、日本で生まれた競技です。バレーボールをもっと多くの人に楽しんでもらうために、道具とルールをやさしく作り直したところから始まりました。

きっかけは、6人制の高い壁でした。

6人制が初心者に難しかった3つの理由
  • ネットが高くて、届かない
  • ボールが硬くて、当たると痛い
  • レシーブが返らないと、そもそも試合にならない

この3つが、初心者や年配の方を遠ざけていたんです。

そこで、ネットを下げ、ボールを大きく柔らかくし、コートを小さくしました。

結果として、技術が高くない人同士でもラリーが続く競技ができあがりました。

バボット

誰デモ続クヨウニ 道具カラ作リ直シタ競技

いまでは各地に連盟や愛好会があり、全国規模の大会も種別ごとに開かれています。

学校の体育や地域のスポーツ教室で採用されることも増えました。

私は選手にも、まずボールを怖がらないことから教えます。ソフトバレーは、その入り口を競技のほうから用意してくれているんですよね。

「バレーは怖い」という記憶を、上書きしてくれる競技だと感じています。

ソフトバレーと6人制バレーの5つの違い

まず、いつも見ているバレーボールとの違いを整理しておきましょう。

違いが分かると、ルールを覚えるスピードが一気に上がります。

項目ソフトバレー6人制バレー
ボールゴム製・円周78cm前後皮革製・5号球
コート13.4m×6.1m18m×9m
ネットの高さ2m男子2.43m・女子2.24m
人数4人6人
得点15点3セットマッチが基本25点5セットマッチが基本

①ボールが柔らかく、重さも軽い

ソフトバレーのボールは、ゴム製で円周78cm前後、重さは約210gです。

6人制の5号球は円周65cm前後・重さ260〜280gなので、ひと回り大きくて、はっきり軽いことになります。

大きくて軽いと、空中でゆっくり飛ぶので、落下点に入る時間の余裕が生まれます。

初心者がいちばん苦労するのは「ボールの下に入れないこと」なので、この余裕が効くんです。

バボット

大キクテ軽イカラ 落下点ニ入ル時間ガ増エル

②コートが小さく、ネットが低い

コートは13.4m×6.1mで、バドミントンのダブルス用コートと同じ大きさです。体育館にバドミントンのラインが引いてあれば、そのまま使えます。

ネットの高さは2mで、男女とも同じです。規定どおりに張れない場合でも、2cm程度の誤差までは認められる大会が多くなっています。

うさママ

女子の6人制より20cm以上も低いんですね!?

6人制の女子でも2.24mですから、ソフトバレーはかなり低い設定だと分かります。

背が高くなくても、ネットの上に手が出せる高さです。

③4人制で、前衛・後衛の区別がない

コートに立つのは4人です。

チームは監督1人と、キャプテンを含む選手4人、それに4人以内の交代選手で組みます。

6人制と大きく違うのは、前衛・後衛による攻撃の制限がないことです。

これをフリーポジション制と呼びます。

後ろにいる人が前に出てスパイクを打っても反則にならないので、覚えることが1つ減ります。

サルくん

バックアタックの反則を気にしなくていいの!?

④得点は15点のラリーポイント制

得点は、サーブ権に関係なくラリーに勝ったチームに入るラリーポイント制です。1セット15点で、3セットマッチのうち2セットを先取したチームが勝ちます。

6人制の25点と比べると、1セットがとても短いことが分かります。

短いぶん逆転が起きやすく、実力差があっても最後まで分からないのがおもしろいところです。

バボット

15点勝負ダカラ 1本ノ重ミガ大キイ

ただし、得点方式やセット数は大会によって変わることがあります。参加する前に、必ず大会の要項で確認してください。

⑤年齢も性別も混ざって戦える

ソフトバレーには、年齢や家族構成にあわせた種別が用意されています。

夫婦と子どもで出る種別や、50歳以上で組む種別などがあります。

同じコートに、親子が並んで立つこともあるわけです。

これは6人制の公式戦にはない、ソフトバレーならではの形なんですよね。

うさママ

家族で1つのチームになれるんですね!

ソフトバレーの基本ルール|試合の流れ

ここからは、実際の試合がどう進むのかを見ていきます。

基本の部分は6人制とほとんど同じなので、経験がある方はすぐ入れます。

サーブとサーブ順

サーブは、エンドラインの後ろから打ちます。

打ち方は自由で、下から打つアンダーハンドサーブでもかまいません。

サーブ権を得たら、時計回りに1つずつ位置を移動します。

これがローテーションで、サーブを打つ順番を決めるためのものです。

前衛・後衛の制限はありませんが、サーブ順を間違えると反則になるので、ここだけは注意してください。

バボット

位置ノ制限ハナイ ケド サーブ順ハアル

ラリー中の基本ルール

1チームが触れるのは3回までで、4回触ると反則です。

ブロックで触れた回数は、この3回に数えません。

ネットに体や服が触れる、相手コートに足を完全に踏み越える、といった反則も6人制と同じ考え方です。

ボールを持ってしまうホールディングの判定は、大会の性格によって幅があります。

親子や初心者中心の大会では、ゆるやかに見てくれることが多くなっています。

サルくん

どこまでがセーフか、分かりにくいなあ…。

あげば

迷ったら、審判に先に聞いておくと安心ですよ。

判定の考え方そのものは6人制と共通なので、こちらもあわせて読んでみてください。

試合の中断と交代

タイムアウトは、1セットにつき各チーム2回まで認められています。選手交代の回数や方法は、大会の要項によって差があります。

バボット

タイムアウトハ 各セット2回マデ

参加人数が多いチームでは、全員が出られるように交代の決まりを作っている大会もあります。

このあたりは連盟や主催者ごとに運用が違うので、事前に確認するのが確実です。

はじめて出る大会では、開会式のときに主審から説明があることも多くなっています。分からないまま試合に入らず、その場で質問してしまうのがいちばん早い解決策です。

正式な競技規則を確認したいときは、日本バレーボール協会(JVA)の公式サイトでルールブックの案内を見ることができます。

コート・ネット・ボールの準備

道具のハードルが低いことも、ソフトバレーが広がった理由の1つです。

体育館さえ借りられれば、あとはほとんど手持ちのもので足ります。

コートとネットの用意

コートはバドミントンのダブルス用のラインをそのまま使えます。ネットもバドミントンのネットに専用の補助金具を付けて、高さを2mに合わせる方法が一般的です。

多くの体育館では、バドミントンの支柱とネットを借りられます。

新しく道具を買いそろえなくても始められる、というのが大きな利点です。

コートの外側には、2mほどの余裕(フリーゾーン)を取るのが原則です。壁が近い体育館では、追いかけて壁にぶつからないよう、事前に危ない場所を確認しておきましょう。

ステージの端や、たたんだ卓球台の角は特に危険です。全員で場所を共有してから始めるだけで、事故はぐっと減ります。

ボールの選び方

ソフトバレーのボールは、公式には円周78cm前後・重さ約210gのゴム製と決まっています。大会に出るなら、この規格に合った検定球を選んでください。

ボール選びで見る3つのこと
  • 大会に出るなら、規格に合った検定球かどうか
  • 練習だけなら、同じ大きさの練習球でも十分
  • サイズが小さいレクリエーション用は、感触が別物

小さいボールは子どもには扱いやすいのですが、そのまま大会用に持ち替えると距離感が合わなくなります。

大会に出る予定があるなら、早い段階から本番と同じ規格のボールで練習するほうが遠回りになりません。

もう1つ大事なのが空気圧です。

入れすぎると跳ね返りが強くなり、柔らかいという長所が消えてしまいます。

ボールに書かれている適正値を守るだけで、扱いやすさが変わります。

🔎 パフォーマンスアップや日頃のケアに役立つ用品は、Amazonでバレーボール用品を探すと見つけやすいです。

空気圧の合わせ方は、6人制のボールと考え方が同じです。

服装とシューズの用意

服装は、動きやすければ何でもかまいません。

Tシャツと短パン、ジャージのままプレーしている方も大勢います。

ユニフォームが必要になるのは、公式の大会に出るときだけです。

ただし、足元だけは最初から用意してください。

体育館用のシューズがないと、床で滑って転倒につながります。

床で滑ると、転倒によるケガに直結します。

ランニングシューズでも代用はできますが、横の動きに弱い作りになっています。

長く続けるつもりなら、体育館用の靴を1足そろえておくと安心です。

膝をつく場面が多い方は、膝サポーターを足すという選び方もあります。

うさママ

靴だけは、ちゃんと用意したほうがいいんですね。

誰と楽しめる?ソフトバレーの4つの種別

ソフトバレーには、参加する人の年齢や関係にあわせた種別があります。

自分がどこに当てはまるかが分かると、大会を探しやすくなります。

種別が分かれているのは、勝ち負けを公平にするためだけではありません。同じくらいの体力の人が集まったほうが、ラリーが続いて楽しいからです。

種別主な対象雰囲気
フリー年齢の制限なしいちばん競技性が高い
トリム一定年齢以上の男女男女が必ず混ざる
シルバー50歳代・60歳以上駆け引きで勝負が決まる
ファミリー大人2人と子ども2人家族で1チームを組める

フリーの部

年齢の制限がなく、誰でも参加できる区分です。

若い世代が中心になることが多く、スピードのあるラリーが見られます。学生や社会人のサークルが出場することもあります。

跳んで打つ場面も増えるので、6人制の経験者が力を発揮しやすい区分です。

もし周りに経験者がいるなら、まずはここを目指してみるのも1つの選び方になります。

いちばん競技性が高い区分だと考えておくと、イメージしやすいです。

トリムの部

一定の年齢以上の男女が、混ざってチームを組む区分です。

男女が必ず混ざるように人数の条件が決められています。体力に差がある人同士でも成立するよう工夫された形です。

男性が打つばかりでは勝てない仕組みになっているので、自然と全員がボールに触ります。

はじめて大会に出る大人のチームは、この区分から入ることが多くなっています。

地域のクラブや職場のチームが多く参加しています。

シルバーの部

50歳代・60歳以上といった年齢層の男女で組む区分です。

年齢の幅ごとに何人ずつ入れるかが決められています。長く続けている方が多く、技術より駆け引きで勝負が決まる場面が増えます。

強く打つ人はほとんどいない代わりに、落とす場所の選び方がとても上手です。私がいつも感心するのは、この力に頼らない判断の部分です。

見学すると、力に頼らないバレーがどういうものかがよく分かります。

生涯スポーツとしてのソフトバレーが、いちばん見える区分かもしれません。

ファミリーの部

家族でチームを作って出場する区分です。

コートに立つのは大人2人と子ども2人という形が基本になります。祖父母・両親・子どもが1つのチームになることもあります。

子どもにとっては、家族と同じ目標に向かう時間そのものが特別な経験になります。

家族が同じコートで公式戦に出られる競技は、そう多くありません。

うさママ

子どもと一緒に出られるなら、やってみたいです!

なお、年齢の区切りや人数の条件は、連盟や大会によって細かく違います。

申し込みの前に、必ず大会要項の条件を読んでください。

初心者がまず覚える3つのプレー

ルールが分かったら、次は体の使い方です。

ソフトバレーは道具がやさしいぶん、基本の形さえ押さえればすぐ形になります。

覚えるのはパス・サーブ・アタックの3つだけで、順番もこのとおりで問題ありません。まずボールを落とさずつなげるようになり、次に自分から始められるようになる、という順番です。

パス:面を作ってボールを待つ

ボールが大きく軽いので、6人制よりも高い位置で扱う場面が増えます。

腕を組んで待つアンダーハンドパスでも、両手で扱うオーバーハンドパスでも大丈夫です。

大事なのは、ボールを迎えに行かないことです。

落下点に先回りして、体の正面で待ってから返します。

迎えに行くと、当たる位置がずれて狙いどおりに飛びません。

軽いボールは風や空調の影響も受けるので、最後まで目で追ってください。

バボット

落下点ニ先回リシテ 正面デ待ツ

サーブ:まずは下から確実に入れる

サーブは、下から打つアンダーハンドサーブから始めるのがおすすめです。

ボールが軽いため、力を入れなくてもネットを越えます。

強く打とうとすると、かえって飛びすぎてコートから出てしまいます。

手のひらでボールを押し出すように、コースだけを意識して打ってみてください。

ソフトバレーは1セット15点と短いので、サーブミスの1点がとても重いんです。

あげば

入れば0点にはなりません。まずは確実さを優先しましょう。

アタック:強く打つより、空いた場所へ

ネットが2mと低いので、跳べなくても攻撃に参加できます。

ジャンプせずに、その場で押し込むだけでも十分な武器になります。

相手コートを見て、人がいない場所に落とすほうが得点になりやすいです。

軽いボールは強く叩くとコントロールが難しく、アウトになりがちです。

コースを狙う、緩急を付ける、この2つのほうが有効なんですよね。

サルくん

強く打つより、空いてるところを狙うんだね!

ソフトバレーが体にやさしいと言われる理由

「バレーは痛いから苦手」という声を、保護者の方からよく聞きます。

ソフトバレーが多くの世代に受け入れられているのは、その痛みの理由を1つずつ減らしているからです。

指と腕への負担が小さい

6人制の5号球は空気圧が高く、指先に当たると突き指につながることがあります。

ソフトバレーのボールは柔らかく、当たった瞬間に少し形が変わります。

そのぶん衝撃が広がるので、指1本に力が集中しにくいんです。

腕で受けたときの当たりも弱く、跡が残りにくくなります。

サルくん

これなら思い切り腕を出せるね!

もちろん、当たり方によっては痛みが出ることもあります。

痛みが続く場合は無理をせず、医療機関に相談してください。

跳ぶ回数と着地の衝撃が少ない

ネットが2mと低いので、高く跳ばなくても攻撃が成立します。

跳ぶ回数が減れば、着地で膝や足首にかかる衝撃の回数も減ります。

また、コートが小さいため、全力で走り続ける時間も短くなります。

激しく跳んで走る競技ではなく、位置どりと判断で勝負する競技です。

体力に自信がない方でも入りやすいのは、この設計のおかげなんですよね。

ただし、準備運動を省いてよいという意味ではありません。

始める前と終わったあとのストレッチは、年齢に関係なく必ず入れてください。

あげば

やさしい競技でも、体を温めてから始めましょう。

4人でコートを守る動き方

4人しかいないので、守る範囲は1人あたり広くなります。

ただしコートが小さいので、走り回る必要はありません。

守備の分担を決める

基本は、前に2人・後ろに2人の四角形で守る形です。

前の2人がネット際とフェイントを担当し、後ろの2人が強い攻撃と長いボールを受けもちます。

大事なのは、境目のボールを誰がとるかを、あらかじめ決めておくことです。

4人制はお見合い(お互いに譲り合って落とすこと)が起きやすい人数なんです。

声を出す約束をしておくだけで、落ちるボールは目に見えて減ります。

サルくん

真ん中に落ちるボールが、いつも取れないんだよね…。

あげば

それは技術ではなく、決め事の問題ですよ。

攻撃の組み立てを決める

攻撃は、受ける人・上げる人・打つ人の3人で完成します。残る1人が、次のボールに備えて空いた場所をカバーします。

セッターを固定するチームもあれば、近い人が上げるチームもあります。

うさママ

4人だと、誰が上げるか迷ってしまいます…。

初めのうちは、2本目を上げる人を1人に決めておくほうが、ラリーが安定します。

上げる人が決まっていれば、残りの人は自分の役割に集中できます。

慣れてきたら、誰でも上げられる形に広げていくのがおすすめです。

バボット

2本目ヲ上ゲル人ヲ決メルト ラリーガ安定スル

ソフトバレーの始め方4ステップ

最後に、実際に始めるまでの流れをまとめます。

いきなりチームに入るのではなく、体験から入るのが失敗しない進め方です。

STEP
市区町村のスポーツ担当窓口か体育館で、ソフトバレーの活動団体を聞く
STEP
体験会や練習に見学として参加し、雰囲気と活動日を確かめる
STEP
動きやすい服装と体育館シューズを用意して、実際にプレーしてみる
STEP
続けられそうなら、チームや連盟への登録を相談する

多くの地域では、連盟や愛好会が体験会を開いています。

いきなり大会を目指す必要はありません。

まずは1回、ボールに触れてみるところからで十分です。

柔らかいボールの感触を知ることが、いちばん確実な入り口です。

あげば

1回体験すれば、続けたいかどうかは自然に分かりますよ。

4人でできる練習メニュー3つ

人数が少ないので、集まった人だけで練習が成立します。

体育館を1面借りられなくても、半面あれば十分に組み立てられます。

①対面パスでボールの落下点をつかむ

2人1組で向かい合い、山なりのボールをパスし合います。

狙うのは、相手の胸の前に返すことだけです。

ソフトバレーのボールは滞空時間が長いので、落下点に入る練習にちょうど向いています。

慣れてきたら、少しずつ距離を伸ばしてみてください。

②サーブを10本連続で入れる

サーブは1人でも練習できる、いちばん結果が出やすいプレーです。

強さは求めず、10本連続でコートに入れることを目標にします。

入る本数が安定してきたら、左右のねらいを決めて打ち分けます。

15点勝負では、サーブが安定するだけで試合の形が変わります。

バボット

10本連続デ入レバ 試合デハ十分ナ武器

③3対3のゲーム形式で判断を鍛える

6人集まったら、3対3でゲームをしてみましょう。

人数が1人少ないぶん守る範囲が広がり、判断のスピードが上がります。

この状態に慣れると、4人になったとき急にコートが狭く感じられます。

実戦に近い形で、声を出す習慣も身につきます。

少ない人数で守る経験をしておくほど、本番の4人が楽に感じられるはずです。

大会に出たくなったら|登録と申し込みの流れ

続けているうちに、大会に出てみたくなる方は多いです。出場までの流れは、思っているより簡単なんですよ。

大会に出るまでにやること
  • チームとして都道府県や市区町村の連盟に登録する
  • 出場する種別を決める
  • 条件に合うメンバーを組んで申し込む

登録すると、その年度の大会に申し込めるようになります。

種別によって年齢や男女の条件があるので、そこから逆算してメンバーを組みます。

初めての大会は、勝ち負けを目標にしないほうが楽しめます。まずは1試合を最後までやり切る、これで十分です。

うさママ

出るだけでも、いい思い出になりそうですね。

なお、登録の方法・費用・締め切りは地域ごとに違います。

住んでいる地域の連盟か、体育館の窓口で確認してください。

初心者がつまずきやすい3つの落とし穴

始めた方がよくぶつかる場面を、先にお伝えしておきます。

知っておくだけで、無理なく続けられます。

①6人制と同じ感覚で強く打ってしまう

経験者ほど陥りやすいのがこれです。

軽いボールを5号球と同じ力で打つと、面白いように飛びすぎます。

力を7割程度に落として、当てる位置を安定させるほうが結果につながります。

慣れるまでは、コートに入れることだけを目標にしてください。

②サーブ順を忘れて反則になる

フリーポジション制なので、位置の意識がゆるくなりがちです。

そのままサーブ順まで曖昧になると、反則で相手に点が入ります。

自分の前後が誰なのかを、セットの始めに口に出して確認しておきましょう。

紙に書いて、ベンチに置いておくチームもあります。

③体が慣れる前に無理をしてしまう

ボールが柔らかくても、動くのは自分の体です。

久しぶりに運動する方は、翌日に痛みが出ることが少なくありません。

はじめは短い時間から入り、練習前後のストレッチを必ず入れてください。

続けられるペースを守ることが、上達よりも先にあります。

うさママ

つい張り切りすぎてしまいそうです…。

あげば

最初の1カ月は、体を慣らす期間だと考えてくださいね。

まとめ

この記事では、ソフトバレーの全体像をお伝えしました。

6人制との違いを、あらためて表で確認しておきましょう。

知りたいことソフトバレーの答え
人数4人対4人
コート13.4m×6.1m(バドミントンのダブルス用)
ネット高さ2m・男女共通
ボールゴム製・円周78cm前後・約210g
得点15点ラリーポイント制・3セットマッチが基本
位置の制限なし(フリーポジション制)
始め方体験会に参加してから登録を相談

覚えることは、思っているよりずっと少ないはずです。

ルールを完璧に覚えてから始める必要はありません。体験会に1回参加すれば、細かい決まりは周りの方が教えてくれます。

はじめの一歩でつまずく方の多くは、道具でも年齢でもなく、きっかけがないだけなんですよね。

痛くないボールと、低いネットと、小さなコート。この3つが、経験の差を小さくしてくれます。

年齢も性別も違う人が同じコートに立てる競技は、そう多くありません。

長く体を動かし続けたい方にとって、これ以上ない選択肢だと思います。

なお、細かい規定は連盟や大会によって違います。

出場する前には、必ずその大会の要項を確認してください。

うさママ

まずは体験会を探してみます!

あげば

いい一歩ですね。柔らかいボールの感触、ぜひ味わってください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

生涯スポーツとしてのバレーについては他にも記事を書いています。
気になるテーマがあればぜひ読んで、参考にしてもらえたら嬉しいです♪

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この記事を書いた人

バレーボール・ビーチバレーボール元日本代表。
バレーボールスクールを10年間運営。

【保有資格】
日本スポーツ協会公認バレーボールコーチ4

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