- 入部が決まったけれど、シューズもボールもどこで買えばいいのか分からない
- ネットのほうが安いと聞くけれど、サイズを外しそうで手が出せない
- スポーツ店に行ったものの、種類が多すぎて何も選べずに帰ってきた
こんな悩みを解決します。
先に結論をお伝えします。買う場所は値段で決めるものではなく、足に合わせる必要がある物は店で、決まっている物はネットでと分けるのがいちばん失敗しません。
私は元日本代表として活動し、SVリーグで監督を務めることができるバレーボールコーチ4の資格を保有しています。
10年以上スクールで中学生以上の選手を指導してきて、買う場所を間違えたせいで足を痛める子を何人も見てきました。
体育館で見ていると、道具でつまずいている子の多くは、値段ではなくサイズと種類の選び方でつまずいています。
ぜひこの記事を参考にしてみてください。
- バレー用品を買える4つの場所と、それぞれの向き不向きが分かる
- 店で買う物とネットで買う物を、迷わず線引きできるようになる
- 買う前に確認する3点と、そろえる順番・予算の目安が分かる
それでは、くわしく見ていきましょう。
結論:足に合わせる物は店、決まっている物はネット
まず結論からお伝えします。バレー用品を買う場所は、足に合わせる必要がある物は店で買い、すでに決まっている物はネットで買う。この1本の線で決めてしまって大丈夫です。
シューズや膝サポーターのように、履いてみないと合うかどうか分からない物があります。
こうした物は、実際に足を入れて選べる場所で買うのがいちばん確実です。
一方で、去年と同じソックスを買い足す、消耗したボールを同じ型番で買い直す、といった場面もあります。もう答えが決まっている買い物なら、家から注文したほうが早くて確実です。
うさママ値段が安いほうを選べばいいと思っていました。



安さより先に、合わせる必要があるかどうかで分けてみてください。
値段の差は、たいてい数百円から千円ほどです。ところが合わないシューズを1足買ってしまうと、その1足は履かれないまま下駄箱に残ります。
さらに、足に合わない靴で跳び続けると、かかとや膝を痛める原因にもなります。失う物の大きさが、値段の差とはくらべものになりません。



安サデ 選ブト 高クツク
もうひとつお伝えしておきたいことがあります。試着させてもらった店で買う、というのは守ってあげてほしい線引きです。
店員さんに何足も出してもらい、サイズを測ってもらい、そのうえで別の場所で注文する。これをやってしまうと、次に困ったときに相談できる場所が地域から消えてしまいます。
親身に選んでくれる店は、部活を続けるあいだずっと頼れる相手になります。まずはその関係を作るところから始めてみてください。
バレー用品が買える4つの場所と向き不向き
ここからは、買える場所を4つに分けて整理します。それぞれ得意な物とそうでない物がはっきり分かれています。
大型のスポーツ用品店
いちばん行きやすいのが、郊外や駅前にある大型のスポーツ用品店です。バレーだけでなくあらゆる競技をあつかっているため、まず現物を見たいときに向いています。
強みは、シューズをその場で履きくらべできることです。サイズを測る道具がそろっている店も多く、初めての1足を選ぶには十分な環境がそろっています。
弱みは、バレー専用の品ぞろえが深くない場合があることでしょう。
細かいサイズや色は取り寄せになることもあります。試合に間に合うかどうかを先に聞いておくと安心です。
地域のスポーツ店
学校の近くや商店街にある、昔からのスポーツ店です。
中学・高校の部活と長くつき合ってきた店が多く、その地域の事情をよく知っています。
ここの強みは、学校ごとの指定を分かっていることに尽きます。指定のウェアやゼッケンの規定まで把握していることが多く、はじめての家庭ほど助けられます。
体育館で選手を見ていても、こうした店で買った子は道具でつまずいていません。相談しながら選んでいるぶん、最初から合った物を使えているからです。



学校の近くのお店に、まず聞いてみればよかったんですね。



部活の事情を知っている人が近くにいるのは、とても大きいですよ。
ネット通販
大手の通販サイトや、バレー専門のネットショップです。品ぞろえの広さでは、ほかのどの場所にもかないません。
強みは、型番で探せることと、重い物を運ばなくていいことです。ボールをまとめて買う、同じソックスを買い足す、といった場面ではいちばん楽になります。
弱みは、当たり前ですが履けないことです。



サイズの表記は、どこで買っても同じではないんですか?



メーカーごとにくせがあるので、はじめての物は避けたいところです。
サイズ表記の感覚はメーカーによって変わります。はじめて買う物をここで選ぶのは、やはりおすすめできません。
チームのまとめ注文
チームや部活でまとめて注文する方法もあります。
ユニフォームや練習着など、そろえる必要がある物はこの形になることが多いはずです。
強みは、まとまった枚数で頼むぶん、1枚あたりの値段が下がりやすいことです。デザインや番号も統一されるため、そろえ直しの手間もかかりません。
弱みは、締め切りが決まっていることでしょう。申し込みを逃すと次の注文まで待つことになるため、案内が来たら早めに返事をしてあげてください。
店で買ったほうがいい物
ここでは、実際に手にとって選んでほしい物を2つに絞ってお伝えします。どちらも、合っていないと体を痛める側に直結する物です。
シューズは必ず履いて選ぶ
まず、バレーシューズは店で選んでください。同じ26.0cmでも、メーカーによって幅も高さも変わります。
同じサイズ表記でも、実際に履くと1cmくらい違って感じることがあります。
とくに成長期の子は、足の幅と甲の高さが半年で変わっていきます。数字だけで注文すると、届いた日に履けないということが起こります。
試すときは、必ず部活で使う靴下をはいて履かせてあげてください。薄い靴下で合わせると、本番でつま先が当たるようになります。



買ったばかりなのに、指が当たって痛かったです。



試したときの靴下が違うと、そこがずれてしまうんですよね。
選ぶときの見るところは、別の記事でくわしくまとめています。
サポーターとウェアもサイズを見てもらう
膝サポーターも、店で合わせたい物のひとつです。きつすぎると動きが止まり、ゆるいとずり落ちて役目を果たしません。
サイズは太ももやふくらはぎの太さで決まるため、身長では判断できないところがあります。店で測ってもらえば、そこで迷う時間がなくなります。
ウェアも同じです。中高生は1年で体つきが変わるので、去年と同じサイズが今年も合うとはかぎりません。
なお、サポーターは痛みを治す道具ではありません。あくまで動きを支える助けとして考え、痛みが続くときは医療機関に相談してあげてください。
ネットで買っていい物
反対に、ネットで頼んだほうが早い物もあります。共通しているのは、もう選び終わっている買い物だという点です。
消耗品と買い足し
ソックス・テーピング・インソールのような消耗品は、ネットで十分です。使う物が決まっていて、サイズも前回と同じだからです。
まとめて頼めるので、練習の前日に切らして慌てる、ということも減らせます。安く見えるまとめ買いも、使い切る量なら無駄になりません。
同じ物を続けて使うと、道具のせいでフォームが変わることがなくなります。
体育館で見ていると、毎回ちがうソックスを履いている子は、足の中で靴がずれて動きが安定しないことがあります。
同じ物の2つ目
2足目のシューズや、同じ型番のボールを買い足すときも、ネットが向いています。一度履いて合うと分かっている物なら、迷う要素がありません。
型番はシューズの内側のタグや、箱の側面に書かれています。買うときに写真を撮っておくと、次の注文がとても楽になります。
用品によっては、まだ買うと決めきれない物もあると思います。そういうときは、まず一覧を見てから考えても遅くありません。
🔎 パフォーマンスアップや日頃のケアに役立つ用品は、Amazonでバレーボール用品を探すと見つけやすいです。
お下がりや中古を使う判断も、あわせて考えておくと出費を抑えられます。
買う前に確認する3つ
どこで買うかを決める前に、必ず確かめてほしいことが3つあります。ここを飛ばすと、買い直しになりやすいところです。
学校やチームの指定
まず、学校やチームの指定を確認してください。色が白のみ、ロゴの大きさに決まりがある、といった規定が残っている場合があります。
指定に外れた物を買ってしまうと、試合で使えないことがあります。入部の案内や、先輩の保護者に聞いておくのが確実です。
検定球かどうか
ボールは、検定球かどうかで値段が大きく変わります。公式戦で使うのは検定球で、練習球はそれより安く作られています。
号数は、小学生が軽量4号・中学生が4号・高校生以上が5号です。
家での自主練だけなら練習球でも足ります。ただし試合と同じ感触で練習したいなら、検定球を1つもっておくと感覚が合わせやすくなります。



試合のボールだけ、いつもと重さが違う気がしていました。



同じ号数でも作りが違うので、そこは合わせておきたいところです。
交換とサイズ直しの条件
3つ目は、買ったあとの条件です。サイズが合わなかったときに交換できるか、いつまでなら受けつけてもらえるかを聞いておきます。
ネットで買う場合は、返品の可否と送料の負担も見ておいてください。試着できないぶん、ここが最後の保険になります。



返品条件ハ 買ウ前ニ 確認
そろえる順番と予算の決め方
最後に、そろえる順番をお伝えします。全部を一度に買う必要はありません。
いちばんお金をかけるところは、迷わずシューズです。跳ぶ・止まる・走るのすべてを受けているのがシューズだからです。
反対に、バッグやボールは後回しでかまいません。最初のうちは学校の物を借りられることも多く、必要になってから買っても間に合います。



全部そろえてから入部させなきゃ、と思い込んでいました。



順番に足していけば大丈夫です。使い始めてから分かることも多いですよ。
予算の目安を知っておくと、家計の見通しも立てやすくなります。1年でかかる総額は、別の記事にまとめてあります。
よくある質問
まとめ:分け方が決まれば買い物で迷わない
バレー用品の買い方は、店とネットのどちらが得かという話ではありません。
足に合わせる物は店で、決まっている物はネットで。この1本の線だけ守れば失敗しません。
| 買う物 | どこで買うか | 理由 |
|---|---|---|
| シューズ・膝サポーター | 店 | 履かないと合うか分からない |
| ソックス・テーピング | ネット | 使う物とサイズが決まっている |
| 同じ型番の買い足し | ネット | 迷う要素がない |
| ユニフォーム・練習着 | チームのまとめ注文 | 規定と枚数がそろう |
私が体育館で見てきた限り、道具でつまずく子はお金をかけていないわけではありません。合わせる工程を飛ばしてしまっただけです。
はじめの1足だけ、時間をとって選んであげてください。そこから先の買い物は、ずっと楽になります。



今週末、近くのお店に一緒に行ってみます。



それがいちばんの近道です。本人の足で選ばせてあげてくださいね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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