バレー部を引退したあとの用品の処分|譲る・売る・残すの5基準

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引退後のバレー用品を残す・譲る・売るで分ける
  • 引退した子のシューズやウェアが部屋に残ったまま、片づかない
  • まだ使えそうな物を捨てるのがしのびない
  • 後輩に譲っていいのか、売っていいのか判断がつかない

こんな悩みを解決します。

引退後の用品は、残す・譲る・売る・捨てるの4つに分けてから手をつけると、迷う時間がなくなります。

私は元日本代表として活動し、SVリーグで監督を務めることができるバレーボールコーチ4の資格を保有しています。

10年以上スクールで中高生を指導してきましたが、引退後すぐに全部を片づけてしまい、あとで惜しくなったという声も聞いてきました。

急いで処分する必要はありません。ただ、分け方だけは先に決めておくと後悔しにくくなります。

ぜひこの記事を参考にしてみてください。

この記事を読むことで得られる3つのこと
  • 手元に残す物と手放す物の線引きができる
  • 譲る・売る・捨てるの判断基準が分かる
  • ユニフォームなど扱いに注意がいる物が分かる

用品選び全体の考え方は、こちらの記事でまとめています。

それでは、くわしく見ていきましょう。

目次

結論:まず4つに分けてから手をつける

先に結論をお伝えします。引退後の用品は残す・譲る・売る・捨てるの4つに分ける、この作業から始めてください。

1つずつ手に取って悩むと、そこで時間が止まります。先に置き場所を4つ作って、迷った物は残す側に入れておけばいいんです。

期限も決めておくと進みます。引退から3か月と決めておけば、そのときに残っている物が本当に残したい物になります。

4つの分け方
  • 残す … 本人が持っていたい物・記念になる物
  • 譲る … 後輩や下のきょうだいが使える状態の物
  • 売る … 状態がよく、名前が入っていない物
  • 捨てる … 傷み・においが取れない物

この4つで線引きすると、判断に迷う物がかなり減ります。

分ける作業は、できれば本人と一緒にやってください。親だけで進めると、あとで揉める原因になります。

うさママ

まだ使えそうな物を捨てるのは、気が引けてしまって…。

あげば

捨てる以外の道が3つありますからね。まず分けるだけで大丈夫ですよ。

ここからは、5つの判断基準・譲るときの注意・売るときの注意・残す物の保管の順に見ていきます。

手放すかどうかを決める5つの基準

分けるときに見るところは5つです。上から順に当てはめていけば、ほとんどの物は行き先が決まります。

基準①:名前が書いてある物は売らない

最初に見るのが名前です。ゼッケンや持ち物に本人の名前が残っている物は、売る側には回しません。

インターネットで売ると、名前と学校名が他人の手に渡ることになります。名前を消せる物だけを売る候補にしてください。

名前の付け方そのものは、次の記事でまとめています。

基準②:シューズはソールの減り方で決める

次がシューズです。見た目がきれいでも、底が減っていれば次の人が使うには向きません。

底の模様が消えかけている・かかとの内側がつぶれている。この2つが出ていれば、譲らずに処分する側です。

中敷きを外して、底の模様が残っているかを見る。これがいちばん早い見分け方になります。

基準③:においが取れない物は手放す

3つ目がにおいです。洗ってもにおいが残る物は、次の人に渡しても使われません。

シューズ・膝サポーター・バッグは、特ににおいが残りやすい物です。一度洗ってから判断すると、思ったより落ちることもあります。

洗って落ちなかった物は、そこであきらめて処分に回してください。もらった側が困る形が、いちばん避けたいところです。

においは、譲る・売るのどちらでも相手に伝わってしまう。ここだけは遠慮なく線を引いてかまいません。

バボット

洗ッテ落チナイナラ 処分

基準④:本人が「いる」と言った物は残す

4つ目は本人の気持ちです。親から見てもう使わない物でも、本人にとって意味がある場合があります。

最後の大会で履いていたシューズや、はじめて買ってもらったボール。こうした物は、使わなくても手元にあること自体に意味があるでしょう。

私のスクールでも、引退のあとに道具を大事に持ち続ける選手を何人も見てきました。競技を離れても、そこで積み上げたものは残り続けます。

うさママ

使わないなら要らない、ではないんですね。

あげば

3年間の相棒ですからね。本人に聞いてから決めましょう。

基準⑤:下のきょうだいがいるなら1年だけ保管する

最後がきょうだいの有無です。下の子が同じ競技を始める可能性があるなら、すぐには手放さないほうが得になります。

ただし、何年も置いておくと素材が傷みます。ゴムやクッションは、使わなくても時間とともに固くなっていくからです。

目安は1年です。1年たっても出番がなければ、そのときに手放すと決めておきましょう。

後輩や知り合いに譲るときの3つの注意

譲る相手が決まっている場合も、渡し方には気をつけたいところがあります。

洗ってから渡す・押しつけない

まず、渡す前に必ず洗ってください。汚れたまま渡されると、受け取った側は使いにくくなります。

そして、要るかどうかを先に聞くことです。親同士の関係で断りにくくなる場面は、実際によく起きます。

STEP
洗って乾かし、状態を確かめる
STEP
相手に写真を見せて、要るかどうかを聞く
STEP
断られたら、そのまま引き下がる

この順番なら、相手に気をつかわせずに済みます。断られた物は、売るか処分の側へ回してください。

シューズのサイズは合う人にだけ渡す

シューズは、サイズが合わない人に渡しても使われません。足の形は人によって違うので、サイズが同じでも合わないこともあります。

渡す前に一度履いてもらうのがいちばん確実です。合わなければ無理にすすめず、そこで終わりにしましょう。

膝サポーターも同じ考え方です。ゴムが伸びた物は本来の役目を果たさないので、伸びていない物だけを渡してください。

うさママ

もらったけれど使えなかった、という話も聞きます…。

あげば

お互いに気まずくなりますからね。先に履いてもらうのが親切です。

売るときに気をつける3つのこと

フリマアプリなどで売る場合は、譲るときとは別の注意がいります。相手が知らない人になるからです。

個人が分かる情報を残さない

いちばん大事なのがここです。名前・学校名・背番号が写り込んだまま出品すると、知らない相手に情報が渡ってしまいます。

品物そのものだけでなく、撮った写真の背景にも気をつけてください。部屋の様子や他の持ち物が写り込むこともあります。

出品するのは、名前を消せる物・もともと何も書いていない物だけにしましょう。

うさママ

写真の背景までは気にしていませんでした…。

あげば

意外と写るんですよね。壁の前で撮るだけでも変わりますよ。

状態は正直に、良く見せようとしない

2つ目が書き方です。使用感のある物を新品同様と書くと、受け取った相手とのやり取りが長引きます。

底の減り・においの有無・使った期間。この3つを書いておけば、相手も納得したうえで買ってくれるでしょう。

そもそも、使用済みの用品が高く売れることはあまりありません。片づけのついでに次の人へ渡す、くらいの気持ちで出すのがちょうどいい距離感です。

バボット

高ク売ルヨリ 早ク渡ス

未使用の物から先に出す

3つ目が順番です。買ったまま使わなかった物があれば、そこから出すと手間が少なく済みます。

サイズが合わずに1度も履かなかったシューズ、予備で買ったまま残ったソックス。こうした物は状態の説明もかんたんです。

売れなかった物をいつまでも置いておく必要はありません。1か月たっても動かなければ、処分の側に回してしまいましょう。

ユニフォームと記念の品の扱い

ここは特に気をつけたい部分です。ユニフォームは、他の用品と同じようには扱えません。

学校・チームからの貸し出し品は必ず返す

まず確認するのが、そのユニフォームが誰の物かです。学校やチームから貸し出されている場合は、返却が必要になります。

背番号の付いたゲームシャツは、貸し出し品であることが多いです。引退のタイミングで、顧問の先生に確認してください。

自分たちで作ったチームオーダーの物は、手元に残る場合もあります。どちらかが分からないときは、保護者会に聞くのが早いでしょう。

番号入りのユニフォームは売らない

自分の物だった場合も、番号や学校名が入ったユニフォームは売らないことをおすすめします。

どこの誰の物かが分かる状態で他人の手に渡ると、思わぬ使われ方をすることがあります。手元に残すか、処分するかの2択で考えてください。

記念として残す場合は、次の記事の考え方が参考になります。

残す物の保管と、写真での残し方

最後に、手元に残すと決めた物の置き方です。ここを雑にすると、1年後には結局使えない状態になります。

湿気を避けて、風の通る場所に置く

シューズとボールは、湿気に弱い物です。押し入れの奥に袋のまま入れると、カビとにおいのもとになります。

乾かしてから、風の通る場所に置いてください。ボールは空気を少し抜いておくと、形の崩れが起きにくくなります。

季節の変わり目に一度出して、風を通すとさらに安心です。しまいっぱなしにしないことが、いちばんの手入れになります。

うさママ

しまう前に乾かす、ですね。

あげば

そこだけ守れば、1年後も使える状態で残りますよ。

残す物の保管のしかた
  • シューズ … 完全に乾かし、箱に入れず風の通る場所へ
  • ボール … 空気を少し抜き、直射日光の当たらない場所へ
  • ウェア … 洗って完全に乾かしてからしまう
  • サポーター類 … ゴムが傷むので、引き伸ばした状態で置かない

手入れの方法は、次の記事にまとめています。

物を減らすなら、写真にして残す

置き場所が足りない場合は、写真という手があります。手放す前に撮っておけば、形は残らなくても記録は残ります。

ユニフォームを広げて1枚、シューズを並べて1枚。これだけでも、あとから見返したときの気持ちはずいぶん違います。

背番号や、履き込んだ底の減り方まで写しておくと、記録としての価値が上がります。年月がたつほど、こうした1枚が効いてきます。

うさママ

写真なら場所を取りませんね!

あげば

3年間の記録になりますよ。手放す前に撮っておきましょう。

競技を続ける場合は、傷んだ物から買い替えていくことになります。

🔎 パフォーマンスアップや日頃のケアに役立つ用品は、Amazonでバレーボール用品を探すと見つけやすいです。

よくある質問

引退したらすぐに片づけたほうがいいですか?

急ぐ必要はありません。
4つに分けたうえで、3か月ほど置いてから決めると後悔しにくくなります。

ユニフォームは売ってもいいですか?

番号や学校名が入っている物は、売らないことをおすすめします。
誰の物か分かる状態で他人に渡ると、思わぬ使われ方をすることがあるからです。

使ったシューズは後輩に譲れますか?

底の模様が残っていて、においが落ちていれば渡せます。
ただしサイズが合うかを先に履いて確かめてもらってください。

膝サポーターは譲っても大丈夫ですか?

ゴムが伸びている物は、本来の役目を果たしません。
伸びていない物だけを、洗ってから渡すようにしてください。

下の子のために何年くらい取っておけますか?

目安は1年です。
ゴムやクッションは使わなくても固くなっていくので、長く置くほど使えなくなります。

まとめ:分けてから、期限を決めて手放す

引退後の用品は、残す・譲る・売る・捨てるの4つに分けてから決めるのが手順です。

名前の入った物は売らない、底が減ったシューズは譲らない、本人が要ると言った物は残す。この3つを守れば大きく外しません。

判断のしかた
シューズ底の模様が残り、においが落ちていれば譲れる
ユニフォーム貸し出し品は返却・番号入りは売らない
ボール空気を少し抜いて保管、傷みが出たら処分
サポーター類ゴムが伸びていたら譲らず処分
名前入りの物売らずに、残すか処分する

私は元日本代表として長く競技に関わってきましたが、道具を大事に扱ってきた選手ほど、最後の1本まで丁寧に戦っていたと感じています。

まずは今日、4つの置き場所を作るところから始めてみてください。

うさママ

週末に、4つの箱を用意してみます!

あげば

それでいいんです。分けてしまえば、あとは順番に進みますよ♪

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

バレーボール用具については他にも記事を書いています。
気になるテーマがあればぜひ読んで参考にしてもらえたら嬉しいです♪

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この記事を書いた人

バレーボール・ビーチバレーボール元日本代表。
バレーボールスクールを10年間運営。

【保有資格】
日本スポーツ協会公認バレーボールコーチ4

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