- 引退する3年生への記念品を、何にすればいいか迷っている
- 予算内で、もらって本当に嬉しいものを選びたい
- 注文の段取りや、渡すタイミングまで段取りよく進めたい
こんな悩みを解決します。
記念品選びで失敗しないコツは、予算・納期・残る形の3つを先に決めてから品物を選ぶことにしぼられます。
私は元日本代表として活動し、SVリーグで監督を務めることができるバレーボールコーチ4の資格を保有しています。
選手としてもたくさんの引退の場面に立ち会ってきましたが、金額の大小より、チームの思い出が形になっているかどうかが喜ばれる分かれ目です。
品物選びの前に条件を固めれば、候補は自然と2〜3個にしぼれます。
ぜひこの記事を参考にしてみてください。
- 記念品選びの3つの基準(予算・納期・残る形)がわかる
- タオル・キーホルダーなど定番アイデアの選び方がわかる
- 手作りの工夫と、渡す場面の演出のコツがわかる
それでは、詳しく見ていきましょう。
結論:記念品は「予算・納期・残る形」の3つで決まる
先に結論からお伝えします。記念品選びは、品物から入らず、条件から入るのが正解です。
品物から探し始めると、候補が多すぎて決められなくなります。
とくに部活の記念品は、決める人(後輩・保護者)ともらう人(3年生)が別なので、条件がないと話し合いがまとまりません。
れおコーチ検索すると候補が出すぎて、逆に決められませんでした…。



先に予算と納期でふるいにかけるんだ。残った中から選べば迷わないよ。
記念品選びは、品物選びの前の条件決めで8割決まる。
そして忘れてはいけないのが、名入れやチーム名入りの品は納期が長めということです。
ここからは、3つの基準の立て方から順番に見ていきましょう。
記念品選びの3つの基準
まずは、候補をしぼるための3つの基準を決めます。
基準1:予算は1人あたりの上限を先に決める
記念品の予算は、後輩の部員や保護者が負担することがほとんどです。
だからこそ、1人あたり数百円〜2,000円程度を目安に、無理のない上限を最初に決めましょう。



キネンヒンハ キモチ キンガクデハ ナイ
高価であることより、チームらしさが込められていることの方が、ずっと心に残ります。
集金する場合は、金額と使い道を保護者に文書で伝えると、気持ちよく協力してもらえます。
去年までの代がいくらで何を贈ったかの記録があれば、金額の目安として参考にしましょう。記録がなければ、今年から残しておくと来年の係が助かります。
基準2:納期は渡す日から2か月前に逆算する
名入れやオリジナルプリントの品は、注文から納品まで2〜4週間かかるのが一般的です。
デザインの検討や集金の時間も含めると、渡す日の2か月前には動き出したいところです。
名入れの記念品は「渡す日の2か月前スタート」が安全ライン。
卒業式や三送会の日程は先に決まっているので、そこから逆算した予定表を最初に作りましょう。
卒業シーズンは名入れ業者への注文が集中する時期でもあります。同じ品でも、時期によって納期が延びることを頭に入れておいてください。
基準3:形に残るか・日常で使えるかでしぼる
最後の決め手は、卒業後の生活で目に入るかどうかです。
飾って残る品(サインボール・写真立て)と、使って活躍する品(タオル・ボールペン)のどちらを贈るかを、チームで話し合ってみましょう。
進学してもバレーを続ける選手が多い代なら、競技で使える品はとくに喜ばれます。
私は選手としても指導者としても、引退していく仲間や教え子を何度も見送ってきました。振り返って思うのは、長く手元に残るのは高価な品ではないということです。
バッグに付けたキーホルダー、練習で使い続けたタオル。日常でふと目に入る品ほど、当時の景色を連れてきてくれます。



残る品と使う品、どちらが喜ばれますか?



どちらも正解だよ。迷ったら、使う品+寄せ書きのように組み合わせるのがおすすめ。
定番の記念品アイデアと選び方
条件が決まったら、いよいよ品物選びです。バレー部で人気の定番を、選び方のポイントと一緒に紹介します。
名入れタオル:毎日使えて実用性ナンバーワン
定番中の定番が、チーム名や名前を入れたスポーツタオル・マフラータオルです。
進学先でも部活や日常で使えるため、実用性ではいちばんの候補になります。
チームカラーの生地に、チーム名と背番号、スローガンを入れるデザインが人気です。
タオルは消耗品なので、何枚あっても困らないのも贈りやすい理由です。予算に余裕があれば、肌ざわりの良い上質な生地を選ぶと特別感が出ます。
サイズは、首にかけられるマフラータオルなら応援や観戦でも使いやすく、進学後の出番が多くなります。



進学先の体育館でも使ってもらえたら、嬉しいですね!



そうだね。タオルを見るたびに、チームでの日々を思い出してもらえるよ。
キーホルダー・ストラップ:小さくても存在感がある
ユニフォーム型やボール型のキーホルダーに、背番号と名前を入れる品も人気です。
通学かばんや部活バッグに付けられるので、卒業後も毎日一緒にいられるのが魅力です。
透明素材に写真を入れるタイプ、布に刺繍するタイプなど種類も豊富で、チームの雰囲気に合わせて選べます。
小さい品なので単価を抑えやすく、予算が限られるチームでも選びやすい候補です。
ユニフォーム型を選ぶなら、実際のユニフォームと同じ配色で作ると特別感が一気に増します。
サインボール・寄せ書き色紙:チーム全員の想いを残す
バレーボールに部員全員でメッセージを書き込むサインボールは、飾って残る記念品の代表です。
寄せ書き用の白いボールが市販されているので、練習の合間に少しずつ書きためられます。
にじみにくい油性ペンを使い、書く場所を軽く割り振っておくと、バランスの良い仕上がりになります。
色紙なら、ボール型や賞状型などデザインの選択肢が豊富で、費用も抑えられます。
部員が多いチームは、1人ずつメッセージカードを書いてアルバム形式にまとめる方法もあります。



コトバノ プレゼントハ ネダンガ ツケラレナイ
メッセージは、思い出のエピソードを1つ入れるように後輩へ声かけすると、ぐっと心のこもった仕上がりになります。
フォトブック・写真グッズ:3年間の歩みを1冊に
練習や大会の写真をまとめたフォトブックも、人気の高い定番です。
写真データさえあれば少部数から作れて、1冊ずつ表紙の名前を変えられるサービスもあります。
写真入りのマグカップやパネルなど、写真を使ったグッズ展開も選択肢が広いジャンルです。
保護者が撮りためた写真を集めると、選手本人も見たことのない表情が集まります。
集めた写真は、大会・練習・行事のように分けて整理しておくと、ページ構成がぐっと楽になります。



保護者の協力で、写真の厚みが全然違ってきますね!



うん。写真集めの呼びかけは早めにね。3年分を集めるのは意外と時間がかかるんだ。
準備の段取り:注文から渡す日までの進め方
品物が決まったら、あとは段取りです。渡す日から逆算した予定表を作って進めましょう。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 2か月前 | 係決め・予算と品物の決定・集金の案内 |
| 1か月半前 | 名入れリスト作成・二重チェック・発注 |
| 1か月前 | 寄せ書き・手紙・写真集めを開始 |
| 1週間前 | 納品・検品・ラッピング |
| 当日 | 三送会や最後のミーティングで手渡し |
準備の中心は1・2年生の後輩たちです。係を数名決めて、集金・注文・寄せ書きの担当を分けると負担が偏りません。
係を割り振るときは、仕事の性質に合わせて人を選ぶのがコツです。名入れリストの管理は間違いが許されないので、几帳面な部員に頼むと安心できます。
一方、写真集めや寄せ書きのように人へ声をかける仕事は、顔が広い部員のほうが早く進みます。



準備はどこまで生徒に任せていいものですか?



企画と寄せ書きは生徒に任せて、お金と発注のチェックだけ大人が見るのがいいバランスだよ。
集金と支払いの記録は必ず残し、余りが出た場合の扱いも先に決めておきましょう。
お金の流れが明快だと、保護者も気持ちよく協力できます。
サプライズで渡したい場合は、3年生に知られないよう、連絡網や寄せ書きの回し方に一工夫が必要です。



サプライズハ ダンドリガ 9ワリ
手作りの工夫と渡す場面の演出
既製品だけが記念品ではありません。手作りの要素と渡し方の演出で、同じ品物でも感動は大きく変わります。
お金をかけられないチームでも、寄せ書きと手紙だけは用意したいところです。
- 後輩全員からのひと言メッセージカード
- 部員それぞれとの思い出を書いた手紙
- 練習中の写真を使った手作りアルバム
手紙は、代表者1人からではなく、書ける人みんなで分担するのがおすすめです。もらう側は、いろいろな後輩からの言葉に自分の3年間を重ねられます。
そして、渡す場面も記念品の一部です。三送会(3年生を送る会)や最後のミーティングで、ひとりずつ名前を呼んで手渡しましょう。
何を渡すかと同じくらい、どう渡すかが思い出の濃さを決める。
後輩から贈る言葉を添えたり、思い出の写真をスクリーンに映したり、ひと手間の演出が涙と笑顔を生みます。
3年生ひとりひとりに、後輩からのひと言スピーチを添えるだけでも、式の温度は大きく変わります。
受けとった3年生からも、ひと言ずつ言葉をもらう時間を作ると、下級生への最高の置き土産になります。



渡す場面まで含めて、記念品なんですね!



そのとおり。品物は時間がたつと古びるけど、渡された瞬間の記憶は残り続けるんだ。
お揃いのチームTシャツを引退記念に作るのも人気の方法です。こちらの記事で詳しく解説しています。
よくある失敗と防ぎ方
記念品準備でありがちな失敗を3つ紹介します。どれも早めの段取りで防げるものです。
失敗1:納期が間に合わず当日に渡せない
いちばん多い失敗が、名入れ品の納期切れです。三送会に品物が間に合わず、後日渡しになってしまうケースです。
注文前に納期を業者にはっきり聞き、行事の1週間前納品を目標に逆算しましょう。
万一に備えて、寄せ書きなど手元で完成させられる品を組み合わせておくと安心です。
失敗2:名前や背番号の間違いに気づかない
名入れ品で怖いのが、漢字の間違いと背番号の取り違えです。
注文リストは作った人以外がもう一度チェックする、二重チェックを必ず入れましょう。
納品されたら、渡す前に全員分の名前を検品するところまでが準備です。
失敗3:大きすぎて置き場に困る品を選んでしまう
気持ちが盛り上がって大きな置物や特大パネルを選ぶと、もらった側の置き場に困ることがあります。
進学先の新生活でも邪魔にならないサイズ感、というもらう側の目線を忘れないようにしましょう。
迷ったときは、手のひらサイズか、たたんでしまえる布物が無難です。



良かれと思って大きい品を選ぶところでした…。



気持ちはサイズじゃないからね。日常にそっと置ける品のほうが、長く愛されるよ。
卒業記念品についてよくある質問
🔎 パフォーマンスアップや日頃のケアに役立つ用品は、Amazonでバレーボール用品を探すと見つけやすいです。
まとめ:条件決めが先、品物選びは後
卒業記念品選びの要点を、表で振り返ります。
| 基準 | 目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 予算 | 1人数百円〜2,000円程度 | 金額より思い出の込め方 |
| 納期 | 渡す日の2か月前に始動 | 名入れ品は納期長め |
| 形 | 残る品か使う品か | 迷ったら寄せ書きと組み合わせ |
予算・納期・残る形の3つを先に決めれば、記念品選びは迷わない。
私は元日本代表として、たくさんの引退の場面を見てきました。チームの思い出が形になった品は、何年たっても選手の宝物であり続けます。



まずは予算と納期の予定表づくりから始めます!



その調子!3年生の頑張りに、みんなの気持ちで応えてあげてね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
バレーの指導・チーム運営については他にも記事を書いています。
気になるテーマがあればぜひ読んで参考にしてもらえたら嬉しいです♪
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