- バレーシューズを入れるケースは、どんな物を選べばいいのか分からない
- バッグにシューズ室があるのに、別のケースまで必要なのか迷っている
- ケースに入れたシューズが、次の日までにおってしまう
こんな悩みを解決します。
バレーシューズケースは、靴が無理なく入るサイズで、風が通る素材、子どもが自分で開け閉めしやすい形を選べば、まず失敗しません。
私は元日本代表として活動し、SVリーグで監督を務めることができるバレーボールコーチ4の資格を保有しています。
体育館で使うシューズは、靴底をきれいに保つことがプレーのしやすさにつながります。毎日持ち運ぶ道具だからこそ、ケースの選び方と使い方で差が出るんです。
ぜひこの記事を参考にしてみてください。
- シューズケースを部活で使う理由と、バッグのシューズ室との違いが分かる
- サイズ・素材・形など、ケースを選ぶ5つの基準が分かる
- シューズをにおわせない、ケースの使い方と手入れが分かる
それでは、くわしく見ていきましょう。
結論:シューズケースはサイズ・通気・開け閉めで選ぶ
先に結論をお伝えします。バレーシューズケース選びで押さえたいポイントは、次の3つです。
- 大きめのシューズでも、かかとまで無理なく入るサイズにする
- 汗で湿ったシューズを入れるので、メッシュなど風が通る素材を選ぶ
- 子どもが片手でも開け閉めしやすい形にする
シューズケースは値段の差が小さい一方で、サイズや素材が合わないと毎日の使いにくさにつながります。高い物を選ぶより、子どものシューズと使い方に合っているかを確かめるほうが大切です。
うさママ見た目で選べばいいと思っていました…。



毎日使う道具なので、まずは入るサイズと風の通りを見てくださいね。
ケースは「靴を守る道具」であり、同時に「においをためない道具」でもあると考えると、選ぶときに迷いにくくなります。
部活でシューズケースを使う3つの理由
「バッグにそのまま入れてはいけないの?」と思う方もいるかもしれません。部活でシューズケースを使う理由を、3つ見ていきましょう。
着替えや教科書に、ほこりとにおいを移さない
練習で使ったシューズの靴底には、体育館の床のほこりがついています。シューズの中は汗を吸っているので、ケースに入れずにバッグに入れると、着替えや教科書にほこりとにおいが移ってしまいます。
練習の持ち物の準備でも、シューズは専用の袋に入れてバッグの底にしまうのが基本です。持ち物全体の入れ方は、次の記事で紹介しています。
靴底をきれいに保って、滑りにくくする
バレーシューズの靴底は、ゴムが床をつかむことでグリップを出しています。靴底にほこりや砂がつくと、コートで足が滑りやすくなるので注意が必要です。
ケースに入れて持ち運べば、外のほこりが靴底につきにくくなります。さらに、体育館に着いてからはき替えるようにすると、靴底の汚れはぐっと減ります。



靴底がほこりだらけだと、切り返しのときにつるっといくんだよね…。
滑ってしまったときの対処法は、次の記事でくわしく紹介しています。
シューズの型くずれと傷を防ぐ
バッグの中で教科書や水筒に押しつぶされると、シューズのかかとやつま先の形がくずれることがあります。形がくずれたシューズは足に合いにくくなり、履き心地も落ちてしまいます。
ケースに入れておけば、ほかの荷物との間に1枚仕切りができます。シューズを長く使うための、手軽な工夫です。
バッグのシューズ室と、別のケースはどちらがいい?
スポーツバッグの中には、底や側面にシューズを入れる部屋がついている物もあります。シューズ室があるバッグと、別のケースを使う場合の違いを表にまとめました。
| 比べる点 | バッグのシューズ室 | 別のシューズケース |
|---|---|---|
| 出し入れ | バッグを開けずに出せて早い | ケースを出してから取り出す |
| 乾かしやすさ | バッグにつけたままでは乾きにくい | ケースごと出して乾かしやすい |
| 洗いやすさ | バッグ全体を洗う必要がある | ケースだけを気軽に洗える |
| 使える場面 | そのバッグを使う日だけ | 試合用・遠征用のバッグにも使い回せる |
シューズ室つきのバッグでも、帰ったらシューズを出して乾かすなら問題ありません。ただ、シューズ室は小さな部屋なので、汗で湿ったシューズを入れたままにすると、においがバッグにこもりやすくなります。



シューズ室があるなら、ケースはいらないと思っていました。



シューズ室があっても、洗えるケースに入れてからしまうと、においがバッグに残りにくいですよ。
学校指定のバッグにシューズ室がない場合も、ケースを1つ用意するだけで使い勝手は大きく変わります。バッグそのものの選び方は、次の記事で紹介しています。
バレーシューズケースの選び方5つの基準
ここからは、シューズケースを買うときに確かめたい5つの基準を紹介します。上から順に見ていくと、候補を2〜3個までしぼれます。
- サイズ:大きめのシューズでも無理なく入るか
- 素材:汗で湿ったシューズを入れても、風が通るか
- 形:子どもが自分で開け閉めしやすいか
- 持ち方:手で持つか、バッグにつけるか
- 洗いやすさ:家で洗えるか
基準①:サイズは靴の大きさと高さで選ぶ
シューズケースには、対応する靴のサイズが書かれていることが多いです。まずは子どものシューズのサイズと見比べましょう。
中学生や高校生になると、大人と同じくらいの大きなサイズのシューズを履く子もいます。小さめのケースだと、かかとがはみ出したり、ファスナーが閉まらなかったりするので注意してください。
バレーシューズには、足首まわりが少し高いミドルカットのモデルもあります。サイズの表示だけでなく、ケースの高さに余裕があるかも確かめておくと安心です。



足が大きくなって、前のケースに入らなくなったことがある!
成長期は、足のサイズが変わりやすい時期です。今のシューズがぴったり入る物より、少し余裕のある大きさを選ぶと長く使えます。
基準②:素材は風の通りと汚れにくさで選ぶ
シューズケースの素材は、大きく分けて3つです。それぞれの特徴を表にまとめました。
| 素材 | 良いところ | 気をつけたいところ |
|---|---|---|
| メッシュ | 風が通り、湿気がこもりにくい | 砂やほこりが外に出やすい |
| ナイロン・ポリエステル | 軽くて丈夫。家で洗える物が多い | 風が通りにくい物もある |
| エナメル調 | 汚れを拭きとりやすい | 湿気がこもりやすい |
部活で毎日使うなら、全体か一部がメッシュになっている物が使いやすいと思います。練習で汗を吸ったシューズを入れるので、風が通るだけでもにおいがこもりにくくなるからです。
雨の日の移動が多い家庭では、ナイロンの物も選択肢に入ります。ただし風が通りにくいので、帰ったらすぐにシューズを出す習慣とセットで考えましょう。
基準③:開け閉めの形は子どもの使いやすさで選ぶ
シューズケースの形は、主に次の3つがあります。
| 形 | 特徴 |
|---|---|
| ファスナータイプ | しっかり閉まり、中身が出にくい |
| 巾着タイプ | ひもを引くだけで閉まり、出し入れが早い |
| 箱型タイプ | 形がしっかりしていて、シューズがつぶれにくい |
毎日の練習で使うなら、出し入れが早い巾着タイプか、口が大きく開くファスナータイプが便利です。箱型はシューズを守る力が強いぶん、かさばりやすいので、バッグに入る大きさかを確かめてください。



急いでいる朝でも、子どもがさっと入れられる形がいいですね。
基準④:持ち手やバッグにつけるループを確かめる
シューズケースには、持ち手がついている物や、バッグの外側につけられるループがついている物があります。バッグの中が荷物でいっぱいになる日は、ケースを外につけられると便利です。
一方で、バッグの外につけると、移動中にぶつけたり、雨で濡れたりすることもあります。ふだんはバッグの中、荷物が多い試合や遠征の日は外につける、のように使い分けると困りません。



試合の日は荷物が多いから、外につけられると助かる!
基準⑤:家で洗えるかを確かめる
シューズケースは、汗とほこりがつきやすい道具です。タグの洗濯表示を見て、家で洗える物を選ぶと、清潔に保ちやすくなります。
洗濯表示の意味は、消費者庁のページで確かめられます。
参考:洗濯表示(消費者庁)



洗えるケースなら、においが気になったときにすぐ手入れできますよ。
シューズをにおわせないケースの使い方
ケースを選んだら、使い方もあわせて決めておきましょう。同じケースでも、使い方しだいでシューズのにおいや傷み方が変わります。
入れるときは、靴底を内側に向ける
左右のシューズをケースに入れるときは、靴底どうしを合わせて、底が内側を向くように入れます。こうするとケースの内側に靴底のほこりがつきにくく、ほかの荷物も汚れにくくなります。
体育館で使うシューズと、通学で使う外履きは、同じケースに入れないようにしてください。外の砂が体育館用のシューズにつくと、コートで滑る原因になります。
帰ったら、すぐにケースから出して乾かす
いちばん大切なのは、家に帰ったら、すぐにシューズをケースから出すことです。湿ったシューズをケースに入れたまま次の日を迎えると、中に湿気がこもり、においが強くなってしまいます。
シューズを出したら中敷きを抜いて、風通しのよい場所で一晩おくのがおすすめです。玄関の靴箱にすぐしまわず、風を通してから片づけるようにしましょう。



次の日の朝まで、ケースに入れっぱなしにしていました…。
乾かしている間は、シューズに入れておくだけの消臭ボールを使う方法もあります。においのこもりをやわらげる手軽な方法として、取り入れやすい道具です。
シューズそのものの手入れと、においがついてしまったときの対策は、次の記事でくわしく紹介しています。
ケースもこまめに洗って、においを残さない
シューズを毎日乾かしていても、ケースの内側にはだんだん汗とほこりがたまっていきます。洗濯表示で洗える物なら、練習着とは分けて、こまめに洗っておくと清潔です。
洗ったあとは、風通しのよい場所で内側までしっかり乾かしてください。乾ききらないうちにシューズを入れると、かえってにおいの原因になります。



洗い替えにケースを2つ持っておけば、洗ってる日も困らないね!
バッグ本体の手入れは、次の記事で紹介しています。
シューズケースでよくある3つの失敗
シューズケースは身近な道具なので、何となく選んで使ってしまいがちです。よくある失敗を3つ紹介します。
失敗1:足が大きくなって、シューズが入らなくなる
小学生のころに買ったケースを、中学生になってもそのまま使っていると起こりやすい失敗です。足のサイズが大きくなると、ファスナーを無理に閉めてシューズのかかとをつぶしてしまうことがあります。
シューズを買い替えるタイミングで、ケースにも無理なく入るかを一緒に確かめるようにしましょう。
失敗2:湿ったシューズを、ケースに入れっぱなしにする
練習が終わってそのまま帰り、次の日の練習までケースから出さないと、シューズの中は湿ったままです。においが強くなるだけでなく、シューズの傷みも早くなります。
帰ったらケースから出す流れを、子どもと一緒に決めておくと続けやすくなります。



ケースは持ち運ぶための道具です。家ではシューズを出して休ませてあげましょう。
失敗3:部員と同じケースで、取り違えてしまう
チームで同じメーカーのケースを使っていると、体育館の荷物置き場でどれが自分の物か分からなくなることがあります。中のシューズまで同じモデルだと、履き替えるまで気づかないこともあるでしょう。
ケースのタグに名前を書いたり、目印のキーホルダーをつけたりしておくと安心です。持ち物への名前のつけ方は、次の記事で手順を紹介しています。



うちの子のケースにも、名前と目印をつけておきます。
シューズケースは、スポーツ用品店だけでなくネットでもたくさん売られています。サイズの表示と素材を確かめながら、子どもと一緒に選んでみてください。
🔎 パフォーマンスアップや日頃のケアに役立つ用品は、Amazonでバレーボール用品を探すと見つけやすいです。
よくある質問
まとめ:シューズに合うケースで、靴底とにおいを守ろう
バレーシューズケースは、大きめのシューズでも無理なく入るサイズで、風が通る素材、子どもが開け閉めしやすい形を選ぶのが基本です。
使うときは、帰ったらすぐにシューズを出して乾かす習慣をセットにしましょう。
ケースは選び方と使い方の両方がそろって、はじめてシューズを守る道具になると覚えておいてください。
| 決めること | ポイント |
|---|---|
| サイズ | 対応サイズと高さを確かめ、少し余裕のある物にする |
| 素材 | 毎日使うならメッシュ。ナイロンは乾かす習慣とセットで |
| 形 | 巾着かファスナーなど、子どもが開け閉めしやすい物 |
| 使い方 | 靴底を内側に。帰ったらすぐ出して中敷きを抜いて乾かす |
| 手入れ | 洗濯表示を見て、ケースもこまめに洗う |
まずは今日、子どものシューズが今のケースに無理なく入っているか、一緒に確かめてみてください。



帰ったらすぐシューズを出して、明日もしっかり踏ん張るぞ!



道具を大切にする習慣は、プレーを大切にすることにもつながりますよ。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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