- 部活のタオルは、何枚持たせればいいのか分からない
- フェイスタオルとスポーツタオル、どちらの大きさがいいのか迷う
- 綿のタオルが乾かず、毎日の洗濯が追いつかない
こんな悩みを解決します。
バレー部のタオルは、練習の日はフェイスタオルからスポーツタオルくらいの大きさを2枚、素材は「乾かす時間」と「季節」で決める。こうすると、汗をしっかり拭けて洗濯も回りやすくなります。
私は元日本代表として活動し、SVリーグで監督を務めることができるバレーボールコーチ4の資格を保有しています。
バレーボールは体育館の中で動き続ける競技なので、練習の間にかく汗の量が多くなります。タオルは毎日使う道具だからこそ、枚数と選び方で使いやすさに差が出ます。
ぜひこの記事を参考にしてみてください。
- 練習・試合・合宿それぞれで、タオルを何枚持たせればよいかが分かる
- フェイスタオル・スポーツタオル・バスタオルの使い分けが分かる
- 綿とマイクロファイバーの違いと、家庭に合う素材の選び方が分かる
それでは、くわしく見ていきましょう。
結論:練習用は2枚、素材は乾かす時間で選ぶ
先に結論をお伝えします。バレー部のタオル選びで押さえたいポイントは、次の3つです。
- 練習の日は、フェイスタオルからスポーツタオルくらいの大きさを2枚持たせる
- 毎日洗うなら乾きやすい素材、肌触りを大切にするなら綿を選ぶ
- 家にそろえる枚数は、洗濯が1日遅れても困らない数にしておく
大きなタオルを1枚だけ持たせるより、使いやすい大きさを2枚に分けるほうが、練習の途中で濡れたタオルを使い続けずに済みます。乾きやすさも上がるので、家の洗濯の負担も軽くなります。
うさママ大きいタオルを1枚持たせれば、足りると思っていました…。



1枚が汗でびしょびしょになると、拭いても汗が取れなくなります。2枚に分けるのがおすすめですよ。
タオルは「大きさ」より「乾いた1枚が手元にあるか」で使いやすさが決まると考えると、選び方で迷いにくくなります。
バレー部でタオルが何枚も必要になる3つの理由
「練習着は分かるけれど、タオルまで何枚もいるの?」と思う方もいるかもしれません。バレー部でタオルが多めに必要になる理由を、3つ見ていきましょう。
体育館の中で、たくさん汗をかく
バレーボールの練習は、屋根のある体育館で行います。季節によっては風が通りにくく、動いていなくても汗をかく日があります。
練習ではジャンプやダッシュをくり返すので、休憩のたびに顔や首、腕の汗を拭くことになります。1枚のタオルでは、練習の後半には汗を吸いきれなくなることがあります。
暑い時期の練習は、タオルで汗を拭くことより、こまめな水分補給と休憩が基本です。体育館での暑さへの備えは、厚生労働省の情報もあわせて確認しておくと安心です。
汗で手がすべると、プレーに影響する
レシーブやトスでは、腕や手のひらでボールにさわります。腕や手に汗が残っていると、ボールがすべってコントロールがずれることがあります。
選手はプレーが止まったときに、汗をさっと拭いてから次のプレーに入ります。すぐに手に取れる乾いたタオルがあることは、プレーの面でも大切なんです。



汗で腕がぬるぬるしてると、ボールがどこに飛ぶか分からないんだよね…。
練習のあとの着替えにも使う
練習が終わったら、汗を拭いてから着替える選手が多くいます。汗をかいたまま着替えると、帰り道で体が冷えたり、においが気になったりするためです。
練習中に使ったタオルは汗で湿っているので、着替えのときにもう1枚あると体をしっかり拭けます。汗のにおいが気になる場合の習慣づくりは、次の記事で紹介しています。
何枚持たせる?場面別の枚数の目安
タオルの枚数は、練習の長さや季節によって変わります。まずは次の表を目安にして、子どもの汗のかき方に合わせて調整してください。
| 場面 | 持たせる枚数の目安 |
|---|---|
| ふだんの練習(2〜3時間) | 汗を拭く用に2枚 |
| 朝練がある日 | 朝練用に1枚を足して3枚 |
| 1日の練習・試合 | 汗を拭く用に2〜3枚+着替え用に1枚 |
| 合宿・遠征(泊まり) | 1日あたり2枚×日数+お風呂用 |
夏場や、汗をたくさんかく子の場合は、1枚多めにしておくと安心です。反対に、冬場の短い練習なら2枚で足りることがほとんどです。



合宿のときは、そんなにたくさんいるんですか?



宿で洗濯できるかどうかで変わります。洗えない場合は、日数分を持たせておくと困りませんよ。
家にそろえる枚数は「1日分×3日分」を目安に
家に用意しておく部活用のタオルは、1日に使う枚数の3日分くらいを目安にするとゆとりがあります。練習の日に2枚使うなら、6枚ほどあると、雨の日で乾かなかった日にも困りません。
枚数が少なすぎると、乾ききらないタオルを持たせることになり、においの原因になります。練習着の枚数の考え方と合わせて、次の記事も参考になります。
練習の持ち物に「タオル2枚」と入れておく
枚数を決めたら、持ち物リストに「タオル2枚」のように数まで書いておくと、忘れ物が減ります。子どもが自分で準備するときにも、迷わずに入れられます。
練習の持ち物全体の準備は、次の記事でくわしく紹介しています。
タオルの大きさの選び方
タオルは、大きさによって向いている使い方が違います。販売されているタオルのサイズはメーカーによって少しずつ違うので、次の表はおおよその目安として見てください。
| 種類 | 大きさの目安 | 部活での使いどころ |
|---|---|---|
| フェイスタオル | 約34×85cm | 練習中の汗拭き。かさばらず乾きやすい |
| スポーツタオル | 約40×110cm | 首にかけて使いやすい。汗の多い日や試合に |
| バスタオル | 約60×120cm | 合宿のお風呂用。練習中の汗拭きには大きすぎる |
練習中は、首にかけられる長さが使いやすい
練習中に使うなら、フェイスタオルかスポーツタオルがちょうどよいです。スポーツタオルは長さがあるので、首にかけてもずり落ちにくく、休憩中に汗を拭くのに向いています。
フェイスタオルは、スポーツタオルより小さく乾きやすいのが良いところです。汗をたくさんかく子はスポーツタオル、荷物を軽くしたい子はフェイスタオル、のように選ぶとよいでしょう。



長いタオルなら、ベンチに戻ったとき首にかけておけるね!
大判のバスタオルは、練習用には向かない
バスタオルは体全体を拭けますが、練習の合間に使うには大きすぎます。バッグの中でも場所をとり、洗ったあとも乾くまでに時間がかかります。
バスタオルは、合宿や遠征でお風呂のあとに使う場面に限るのがおすすめです。宿にタオルが用意されているかどうかは、事前に確認しておきましょう。
試合の日は、応援用のタオルと分けておく
試合の日は、チームで作った応援用のタオルを持っていくこともあります。応援用のタオルは、汗拭き用とは別にしておくと、汗で湿って使いにくくなることを防げます。



応援タオルで汗を拭いてしまいそうなので、分けておくようにします。
タオルの素材の選び方
タオルの素材は、大きく分けると綿と化学繊維(マイクロファイバーなど)の2つです。それぞれに良いところと気をつけたいところがあります。
| 素材 | 良いところ | 気をつけたいところ |
|---|---|---|
| 綿 | 肌触りがやわらかく、汗をよく吸う | 厚いものは乾くのに時間がかかる |
| マイクロファイバー | 軽くて乾きやすく、持ち運びやすい | 肌触りの好みが分かれる |
| 冷感タオル | 水でぬらすと冷たく感じる | 水が使える場所でないと使いにくい |
綿は、肌触りと吸水性を大切にしたいときに
綿のタオルは、やわらかい肌触りで汗をよく吸います。肌が敏感な子や、顔を拭いたときのさわり心地を大切にしたい子に向いています。
一方で、厚みのある綿のタオルは乾くのに時間がかかります。毎日使うなら、薄手でパイルが短めの綿タオルを選ぶと、乾きやすさとのバランスがとりやすくなります。
マイクロファイバーは、毎日洗って乾かしたいときに
マイクロファイバーなどの化学繊維のタオルは、軽くて乾きやすいのが特徴です。毎日の洗濯が追いつかない家庭や、梅雨の時期に部屋干しが多い家庭では、とくに使いやすく感じられます。
薄くてかさばらないので、荷物が多い日にも入れやすい素材です。ただし、肌触りは綿と違うので、子どもが使ってみて嫌がらないかを確かめてから枚数をそろえると失敗しません。



まず1枚だけ買って、本人に使ってもらってから決めるのがいちばん確実です。
冷感タオルは、汗拭き用とは別に考える
水でぬらして使う冷感タオルは、首元にかけて使う道具です。汗を拭くタオルとは役割が違うので、汗拭き用の枚数とは別に考えましょう。
冷感タオルは水が使える環境で力を発揮します。暑い時期の道具の選び方は、次の記事で紹介しています。
買う前に確かめたい3つのポイント
大きさと素材が決まったら、買う前に次の3つも確かめておきましょう。どれも、使い始めてから「こうすればよかった」となりやすいポイントです。
- 色や柄は、汚れが目立ちにくく、自分の物だと分かるものにする
- 名前を書けるタグや、目印をつけられる場所があるか
- 部や学校で、持ち物の色やデザインに決まりがないか
色は、汚れが目立ちにくく見分けやすいものに
体育館の床の汚れや汗じみは、白いタオルだと目立ちやすくなります。紺やグレーなどの濃い色は、汚れが目立ちにくく、毎日使うタオルに向いています。
ただし、部員みんなが同じような色のタオルを使っていると、取り違えが起きやすくなります。柄やワンポイントのある物を選ぶと、ベンチに並んだときにも見分けやすくなります。



汚れが目立たない色で、うちの子の物だと分かる柄を探してみます。



チームのみんなが紺色のタオルだったら、どれが自分のか分からなくなりそう!
名前を書く場所を決めておく
タオルは、練習中にベンチや荷物置き場に置いておくことが多い道具です。タグや端の部分に名前を書いておくと、なくしたときや取り違えたときにすぐ見つかります。
持ち物への名前のつけ方は、次の記事で手順を紹介しています。
部や学校の決まりを確かめる
学校や部によっては、持ち物の色やデザインについて決まりがあることがあります。大きなロゴや派手な柄のタオルを買う前に、先輩や部の案内を確かめておくと安心です。
タオルでやりがちな3つの失敗
タオルは身近な道具なので、つい何となく使ってしまいがちです。よくある失敗を3つ紹介します。
失敗1:濡れたタオル1枚で練習を最後まで過ごす
1枚のタオルが汗でびしょびしょになると、拭いても汗が取れず、かえって腕や顔が湿ったままになります。後半の練習で集中しにくくなる原因にもなります。
練習の途中で、乾いたタオルに替えられるように2枚持たせるようにしましょう。
失敗2:友だちとタオルを貸し借りする
タオルを忘れたときに、友だちに借りたくなることもあると思います。ただ、汗を拭いたタオルの貸し借りは、衛生の面でおすすめできません。
忘れたときのために、バッグのポケットに小さめのタオルを1枚入れっぱなしにしておくと安心です。



汗を拭いたタオルは、自分だけで使う道具です。貸し借りはしないように伝えておきましょう。
失敗3:濡れたタオルをバッグに入れたままにする
使ったタオルをバッグの底に入れたまま翌日を迎えると、タオルにもバッグにもにおいが残ります。帰ったらすぐにバッグから出して、洗濯かごに入れる習慣をつけましょう。



次の日の朝に、湿ったタオルがバッグから出てきたことがありました…。
使ったあとのバッグの手入れは、次の記事でくわしく紹介しています。
タオルを長持ちさせる洗い方
毎日使うタオルは、洗い方しだいで吸水性や肌触りが変わってきます。長く気持ちよく使うためのポイントを見ていきましょう。
洗う前に、洗濯表示を確かめる
タオルのタグには、洗濯機が使えるか、乾燥機にかけてよいかなどの表示がついています。とくに化学繊維のタオルは、高い温度で乾かすと傷むことがあるので、表示を確かめてから洗いましょう。
参考:洗濯表示(消費者庁)
柔軟剤は、使う量を控えめにする
柔軟剤を多く使うと、タオルの繊維の表面がコーティングされたようになり、汗を吸いにくく感じることがあります。汗拭き用のタオルは、柔軟剤を使わないか、量を控えめにするのがおすすめです。
使う場合も、製品の表示にある量を守りましょう。



ふんわりさせたくて、柔軟剤を多めに入れていました…。
干す前に振って、パイルを立たせる
洗い終わった綿のタオルは、干す前に何回か大きく振ると、パイル(表面の輪っか)が立ってふんわり乾きやすくなります。部屋干しのときは、タオル同士の間をあけて風が通るように干してください。



ふわふわのタオルで汗を拭くと、気持ちいいんだよね!
練習着と一緒に洗うときのコツは、次の記事で紹介しています。
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よくある質問
まとめ:乾いた1枚が手元にある状態をつくろう
バレー部のタオルは、練習の日はフェイスタオルからスポーツタオルくらいの大きさを2枚持たせるのが基本です。素材は、乾かす時間と子どもの好みで選び、家には1日分の3日分ほどをそろえておきましょう。
枚数・大きさ・素材を決めておけば、汗拭きも洗濯も毎日スムーズに回るようになります。
| 決めること | ポイント |
|---|---|
| 持たせる枚数 | 練習の日は2枚。朝練・夏場・試合の日は1枚足す |
| 家にそろえる枚数 | 1日分×3日分を目安にする |
| 大きさ | 練習中はフェイスタオルかスポーツタオル |
| 素材 | 肌触りなら綿、乾きやすさならマイクロファイバー |
| 使い方 | 貸し借りはしない。使ったらすぐバッグから出す |
まずは今日、家にある部活用のタオルの枚数を数えて、2枚ずつ持たせられるか確かめてみてください。



練習の途中で乾いたタオルに替えて、最後まで集中するぞ!



汗をきちんと拭く習慣は、自分の体と道具を大切にすることにもつながりますよ。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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