ママさんバレーの地域ルール|違いが出る5つと確認する順番

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ママさんバレーの地域で違うルールと確認する順番を解説するアイキャッチ
  • 調べたルールと、チームで教わったルールが違って戸惑っている
  • 他の地域から移ってきたら、やり方が変わっていて混乱した
  • 大会前に何を確認しておけばいいのか分からない

こんな悩みを解決します。

ママさんバレーのルールは全国で完全に同じではなく、地域と所属する連盟によって細かい部分が変わります。だから、最初に自分の地域のルールを確かめておくことが大切です。

私は元日本代表として活動し、SVリーグで監督を務めることができるバレーボールコーチ4の資格を保有しています。

10年以上、競技から生涯スポーツまでさまざまな世代を指導してきましたが、調べた内容とチームのやり方が違っていて混乱している、という相談を受けることがあります。

そのときにいつもお伝えしているのが、どちらかが間違っているのではなく、基準にしている決まりが違うだけだということです。

ぜひこの記事を参考にしてみてください。

この記事を読むことで得られる3つのこと
  • ママさんバレーで地域差が出やすい部分が分かる
  • 自分の地域のルールを確かめる順番が分かる
  • 大会前や移籍のときに確認しておくことが分かる

ママさんバレーの全体像から知りたい方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。

それでは、くわしく見ていきましょう。

目次

結論:ルールは全国共通ではなく、連盟ごとに決まる

結論からお伝えします。ママさんバレーのルールは、① どの連盟・協会の大会に出るか。
② その地域の大会要項に何が書かれているか。
この2つで決まります。

バレーボールそのものの基本ルールは、当然どこでも共通です。ボールを3回以内で返す、ネットに触れてはいけない、といった土台の部分は変わりません。

変わるのは、その土台の上に地域が乗せている決まりのほうです。参加できる年齢の区分や、使う球の種類、細かい進行の決まりなどがここに当たります。

うさママ

調べた内容と違うと、自分が間違えたのかと思ってしまいます。

あげば

どちらも正しいことが多いんです。見ている決まりが違うだけですよ。

インターネットで調べると、いろいろな地域の情報が混ざって出てきます。だから、調べた内容がそのまま自分の地域に当てはまるとは限りません。

いちばん確実なのは、自分が出る大会の要項を見ることです。要項には、その大会で適用される決まりが書かれています。

ルールを決めている2つのもの
  • 連盟・協会:その団体が採用している競技規則
  • 大会要項:その大会だけの取り決め(参加資格・進行など)

この2つを押さえておけば、細かい情報に振り回されなくなります。

そもそもなぜ地域差があるのかというと、ママさんバレーが全国一斉に作られた競技ではないからです。地域ごとに集まりが生まれ、そこに合う形で決まりが整えられてきました。

だから、地域差は不便さの証拠ではありません。むしろ、その土地で長く続けられるように調整されてきた結果だと考えるほうが実態に近いです。

うさママ

統一されていないのは、不便ではないんですか?

あげば

参加しやすい形が地域ごとに違うので、統一するほうがかえって続けにくくなるんです。

この競技がどう広がってきたかは、家庭婦人バレーから続く50年以上の歩みにまとめました。

バボット

レンメイ ト ヨウコウ ヲ ミル

そもそも9人制と6人制のどちらなのかも地域で分かれます。多くの地域では9人制が中心ですが、6人制を採用している地域や大会もあります。

この2つの違いそのものは、ママさんバレーのルール|9人制と6人制の7つの違いでくわしく解説しています。

地域で違いが出やすい5つの点

ここでは、実際に差が出やすい部分をお伝えします。この5つを知っておくと、どこを確認すればいいかが分かります。

STEP
競技の形式:9人制か6人制か、地域や大会で分かれる
STEP
参加できる年齢:年代別の区分を設けている大会がある
STEP
使う球:球の種類や規格が指定されることがある
STEP
進行の決まり:セット数や時間の扱いが大会ごとに違う
STEP
参加資格:居住地や勤務地、経験者の扱いに条件がつくことがある

1つ目の競技形式が、いちばん大きな違いです。9人制と6人制では、コートに立つ人数もポジションの考え方も変わります。

2つ目の年齢区分は、地域によって設けられていることがあります。年代ごとの大会があると、同じくらいの体力の人と試合ができるので、続けやすさにつながります。

うさママ

年代別の大会って、どこにでもあるものですか?

あげば

地域によります。あるところもあれば、区分がないところもありますね。

3つ目の使う球については、チームに聞けばすぐ分かります。練習で使っている球が、そのまま大会で使う球であることがほとんどです。

なお、一般に大人の女性のカテゴリでは4号球が使われることが多いですが、これも大会の規定で決まります。練習用と試合用が違う場合もあるので、確認しておくと安心です。

バボット

タマ ハ チーム ニ キク

4つ目の進行の決まりは、大会要項に書かれています。何セット先取か、時間制限があるかといった部分は、その大会ごとに定められます。

細かい進行の決まりは覚えなくて大丈夫です。大会前に要項を1回読めば足ります。

5つ目の参加資格は、意外と見落とされます。その市や区に住んでいること、あるいは勤めていることを条件にしている大会もあります。

引っ越しや転勤で地域が変わる場合は、ここが影響することがあります。移る予定がある方は、早めに確認しておいてください。

ネットの高さのように全国で基準がある項目は、バレーのネットの高さ一覧|中学・高校・一般・小学生の規定にまとめました。

バボット

ケイシキ ネンレイ タマ シンコウ シカク

自分の地域のルールを確かめる順番

次は、実際に確かめる手順です。難しいことはありません。順番どおりに聞いていけば終わります。

確かめる順番
  • 1番目:チームの代表や先輩メンバーに聞く
  • 2番目:大会に出る前に要項を見せてもらう
  • 3番目:地域の連盟・協会の案内を確認する

まずはチームに聞くのが、いちばん早くて確実です。その地域で長く活動している方は、必要な決まりをすでに把握しています。

聞きにくいと感じる必要はまったくありません。むしろ、確認しようとする姿勢は歓迎されます。

うさママ

何度も聞くのは、迷惑になりませんか?

あげば

ルールの確認は、試合で困らないためのものです。聞かれて嫌がる方はいませんよ。

2番目の要項は、大会に申し込むときにチームが必ず目を通すものです。自分の目でも一度読んでおくと、当日の流れが分かって落ち着きます。

3番目の連盟の案内は、より広い範囲の決まりを知りたいときに見ます。ただ、最初からここを読み込む必要はありません。

自分が出る大会に関係する部分だけ分かれば、実際には十分です。

というのも、連盟の競技規則は競技者向けに細かく書かれています。全部を読み込もうとすると、かえって混乱してしまう方が多いです。

必要になるのは、コートに立ったときに困らない範囲の知識だけです。そこはチームの先輩が普段の練習で自然に教えてくれます。

全部を覚えようとしないでください。自分が出る大会のことだけ分かれば足ります。

そして、聞いたことはメモに残しておいてください。次のシーズンにも同じことを確認することになるので、1回残しておくと毎年使えます。

大会に出るまでの流れは、出場までの流れと初参加の準備にまとめました。

ルールの違いでつまずきやすい場面

ここからは、実際に戸惑いやすい場面をお伝えします。先に知っておけば、慌てずにすみます。

動画や記事で覚えたやり方と違う

いちばん多いのがこれです。動画で見た形と、チームで教わる形が違っていて混乱してしまいます。

動画の多くは6人制の競技バレーを前提にしています。9人制のママさんバレーとは人数も動き方も違うので、そのまま当てはまらない部分が出てきます。

うさママ

動画で勉強するのは、やめたほうがいいですか?

あげば

見て構いません。ただ「これは6人制の話かもしれない」と一度考えるだけで混乱が減ります。

見るときは、それが何人制の映像かを意識してください。それだけで受け取り方が変わります。

他のチームと決まりが違う

練習試合をすると、相手チームのやり方が違って驚くことがあります。同じ地域でも、普段出ている大会が違えば慣れている形も変わるからです。

こういうときは、試合前に確認して合わせれば済みます。どちらが正しいかを議論する場面ではありません。

経験者かどうかの扱い

大会によっては、過去の競技歴によって参加できる区分が変わることがあります。これも地域ごとの取り決めです。

自分が該当するかどうかは、チームの代表に伝えて確認してもらうのが確実です。あとから分かるより、先に共有しておくほうが全員にとって安心です。

隠すつもりがなくても、伝えていなかったせいでチームに迷惑がかかることがあります。学生時代に競技として続けていた方は、入るときに一度伝えておいてください。

伝えたことで断られる心配はほとんどありません。出られる大会が変わるだけで、チームに入れないという話ではないからです。

うさママ

経験があると、入りにくくなりませんか?

あげば

そんなことはありません。むしろ経験者は頼りにされる存在ですよ。

違いに気づいたら、その場で合わせる。これがいちばん平和な解決策です。

バボット

チガイ ハ アワセレバ イイ

引っ越し・チームを移るときに確認すること

最後に、地域をまたぐときの話です。ここは思っている以上に変化が大きい場面です。

引っ越しや転勤で活動する地域が変わると、これまで当たり前だったことが変わります。競技形式そのものが変わることもあります。

移るときに確認する4つ
  • 競技形式:9人制か6人制か
  • 参加資格:住んでいる場所や勤務地の条件があるか
  • 年齢区分:年代別の大会があるか
  • 活動の頻度:練習日と大会の数はどのくらいか

いちばん影響が大きいのは、1つ目の競技形式です。9人制から6人制に変わると、守る範囲も攻め方も別物になります。

ただ、これは不利なことばかりではありません。新しい形を覚えることで、バレーの見え方が広がります。

9人制で身につけた守備の感覚は、6人制でも必ず生きます。逆に6人制で覚えた動き方は、9人制のなかでも役に立つ場面があります。

変わるのはコートの人数と役割の分け方であって、ボールを落とさないという目的は同じです。そこを土台にして考えると、切り替えはずっと楽になります。

うさママ

一から覚え直しになるのは大変そうです。

あげば

土台は同じですから、思っているより早く慣れますよ。

チームの探し方そのものは、地域・小学校からのチームの探し方を参考にしてください。

そして、新しいチームに入ったら、最初にルールの確認をしてしまうことをおすすめします。前のチームではこうでした、と伝えれば、違いを教えてもらえます。

私が相談を受けてきたなかでも、早い段階で聞いた方ほど、その後の練習にすんなり入れていました。分からないまま参加しているほうが、気持ちの負担が続きます。

チームになじむまでの過ごし方は、休む時の伝え方と長く続けるコツも参考になります。

バボット

サイショニ キケバ ラク

よくある質問

ママさんバレーは全国どこでも9人制ですか?

多くの地域で9人制が中心ですが、6人制を採用している地域や大会もあります。
自分の地域がどちらかは、チームか大会要項で確認してください。

調べたルールとチームのやり方が違うときはどうすればいいですか?

チームのやり方に合わせてください。
基準にしている連盟や大会が違うだけで、どちらかが間違っているとは限りません。

大会の前に何を確認しておけばいいですか?

大会要項に目を通しておけば十分です。
参加資格・競技形式・進行の決まりなど、その大会に必要なことがまとめて書かれています。

引っ越したら、また一から覚え直しですか?

土台の部分は同じなので、覚え直すのは地域ごとの決まりだけです。
新しいチームに入るときに、前の地域との違いを聞いておくと早くなじめます。

まとめ:自分の地域の決まりだけ知れば十分

ママさんバレーのルールは、地域と連盟で細かい部分が変わります。全国共通のものを覚えようとするより、自分が出る大会の決まりを知るほうが役に立ちます。

① 連盟と大会要項がルールを決める。
② 差が出るのは形式・年齢・球・進行・資格。
③ まずチームに聞く。

確認すること聞く相手いつ
9人制か6人制かチームの代表・先輩入るとき
参加できる年齢の区分チーム・連盟の案内大会に出る前
使う球と進行の決まり大会要項大会に出る前
参加資格の条件チームの代表引っ越し・移籍のとき

違いがあること自体は、困ったことではありません。地域ごとに続けやすい形が作られてきた結果だからです。

私が相談を受けてきたなかでも、最初に確認してしまった方ほど、その後は迷わずに練習できていました。分からないまま続けるのがいちばん疲れます。

まずは次の練習のときに、自分のチームがどの大会に出ているのかを聞いてみてください。そこからすべてつながります。

うさママ

次の練習で、代表さんに聞いてみます!

あげば

それだけで、ほとんどの疑問が片づきますよ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ママさんバレーについては他にも記事を書いています。
気になるテーマがあればぜひ読んで、参考にしてもらえたら嬉しいです♪

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この記事を書いた人

バレーボール・ビーチバレーボール元日本代表。
バレーボールスクールを10年間運営。

【保有資格】
日本スポーツ協会公認バレーボールコーチ4

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