ママさんバレーの費用|会費・道具・大会でかかるお金の目安

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ママさんバレーの費用を会費・道具・大会の3つに分けて解説するアイキャッチ
  • ママさんバレーを始めたいけれど、月にいくらかかるのか分からない
  • 道具を一式そろえると高くつきそうで、なかなか踏み出せない
  • 大会や遠征でどれくらい追加のお金が出ていくのか知っておきたい

こんな悩みを解決します。

ママさんバレーのお金は、「毎月の会費」「最初の道具」「大会に出るとき」の3つに分けて考えると、全体像がすぐにつかめます。

私は元日本代表として活動し、SVリーグで監督を務めることができるバレーボールコーチ4の資格を保有しています。

10年以上、競技から生涯スポーツまでさまざまな世代を指導してきましたが、これから始めたいという方から、費用が読めなくて迷っているという相談を受けることがあります。

そのときにいつもお伝えしているのが、金額そのものより、どのタイミングで何にお金が出るのかを先に知っておくほうが安心できる、ということです。

ぜひこの記事を参考にしてみてください。

この記事を読むことで得られる3つのこと
  • ママさんバレーで出ていくお金の全体像が3つに整理できる
  • 始める前に用意しておく金額の考え方が分かる
  • 負担を軽くしながら長く続けるための工夫が分かる

ママさんバレーの全体像から知りたい方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。

それでは、くわしく見ていきましょう。

目次

結論:費用は「会費」「道具」「大会」の3つに分かれる

結論からお伝えします。ママさんバレーで出ていくお金は、次の3つに分けて考えます。

① 毎月または毎年おさめる会費。
② 最初にそろえる道具代。
③ 大会に出るときの参加費と移動費。

この3つは、出ていくタイミングがまったく違います。会費は続けているあいだずっと、道具は始めるときにまとめて、大会のお金は年に数回だけです。

ひとまとめにして「バレーはいくらかかるのか」と考えると、金額が大きく見えて足が止まってしまいます。分けて見れば、それぞれは決して大きな額ではありません。

うさママ

全部合わせるといくら、と考えていました。

あげば

出ていく時期が違うので、分けて見るほうが実態に近いですよ。

そして大前提として、金額はチームと地域によってかなり幅があります。同じ市内でも、体育館の使用料や連盟への登録の有無で変わってくるからです。

だからこの記事では、何にお金がかかるのかという「項目」を先につかむことを目標にします。

項目さえ分かっていれば、見学に行ったときに自分で確認できます。

お金の3つの入り口
  • 会費:活動を続けるあいだ、定期的にかかるお金
  • 道具:始めるときに一度だけ大きく出るお金
  • 大会:出場する年だけ、その都度かかるお金

この3つのうち、実際にいちばん多くの方がつまずくのは道具です。最初にまとめて出ていくため、心理的な負担が大きくなります。

ただ、道具は買う順番を工夫すれば、初回の出費をかなり抑えられます。この記事の後半でその順番をお伝えします。

バボット

カイヒ ドウグ タイカイ ノ ミッツ

毎月かかるお金:会費と体育館の使用料

まずは、続けているあいだずっとかかるお金から見ていきます。ここがいちばん、家計に効いてくる部分です。

多くのチームでは、月ごとまたは年ごとに会費を集めています。この会費が何に使われているかを知っておくと、金額が高いか安いかを自分で判断できます。

会費の中身は、おおむね次のようなものです。

会費に含まれることが多いもの
  • 体育館や施設の使用料
  • ボールやネットなどの備品の購入・買い替え
  • 連盟や協会への登録費
  • 大会の参加費(チームでまとめて払う場合)
  • 保険料

このうち金額が大きいのは、体育館の使用料です。学校の体育館を借りるのか、市の施設を借りるのかで、ここは大きく変わります。

学校開放の枠を使えているチームは、使用料が安く済んでいることが多いです。逆に、民間の施設を借りているチームは、その分だけ会費が上がります。

だから、会費だけを見て高い安いを判断すると読み違えます。練習の回数と、どこで練習しているかをセットで聞いてみてください。

うさママ

会費が高めのチームは、何が違うんでしょうか?

あげば

練習回数が多いか、借りている施設の使用料が高いかのどちらかが多いですね。

会費のほかに、練習に行くたびにその日の場所代を集める形をとっているチームもあります。いわゆる都度払いです。

この形だと、行けなかった月の負担が軽くなります。仕事や家庭の都合で参加が不安定になりやすい方には、続けやすい仕組みだといえます。

会費の形は「月額」「年額」「都度払い」の3通りがあり、自分の生活リズムに合う形を選ぶと続けやすくなります。

見学に行ったときは、金額だけでなく、この集め方の形も確認しておくと安心です。あとから「思っていた払い方と違った」となるのを防げます。

もうひとつ見落としやすいのが、駐車場代です。体育館に無料の駐車場がない地域では、毎回の駐車料金が地味に積み上がっていきます。

チームの探し方そのものから知りたい方は、ママさんバレーチームの探し方|地域・小学校からの入り方を先に読んでみてください。

バボット

カイヒ ハ ナカミ ヲ キク

最初にそろえる道具にかかるお金

次は、始めるときにまとめて出ていく道具のお金です。ここが読めないせいで、始める決断を先延ばしにしている方はとても多いです。

先に結論をお伝えすると、最初に必要なのはシューズだけで十分です。あとは続けながら少しずつ足していけば間に合います。

なぜシューズだけかというと、体育館の床で急に止まったり方向を変えたりする動きは、靴の裏のグリップに完全に頼っているからです。

普段のスニーカーで代用すると、止まりたい場所で止まれません。これは上達の問題ではなく、ケガに直結する問題です。

うさママ

家にある運動靴じゃだめなんですね。

あげば

ランニング用の靴は前に進む設計なので、横の動きで足首をひねりやすいんです。

続いて、あると安心なのが膝を守るサポーターです。ママさんバレーは9人制が中心で、床に近い位置で構えたり、低い姿勢からボールを拾ったりする機会が多くなります。

学生時代に経験がある方ほど、当時と同じ感覚で床に入ろうとして膝を打ちます。ここは早めに用意しておいて損がない道具です。

何をどの順でそろえるかは、最初にそろえる道具3つと選び方にくわしくまとめました。

バボット

ヒザ ハ ハヤメニ マモル

そして、練習着はしばらく手持ちのもので大丈夫です。動きやすいTシャツと短パンがあれば、練習に参加するには何の問題もありません。

チームのユニフォームは、大会に出るタイミングで必要になります。多くのチームは予備を貸してくれるので、入ってすぐに買う必要はほとんどありません。

服装のそろえ方は、ママさんバレーの服装|練習着とユニフォームの選び方で解説しています。

道具を買う順番
  • 1番目:バレー用シューズ(体育館で止まるために必要)
  • 2番目:膝サポーター(低い姿勢を安心して使うために必要)
  • 3番目:練習着・チームウェア(慣れてから、必要になったときで十分)

この順番で足していけば、初回に出ていくお金はぐっと小さくなります。全部そろえてから始めよう、と考えないことがコツです。

うさママ

靴だけなら、今週末にでも見に行けそうです。

あげば

その一歩で十分ですよ。あとは続けながらで間に合います。

シューズは、値段の高さより自分の足に合うかどうかで選んでください。合わない靴は、どれだけ高くても続きません。

大会に出るときにかかるお金

3つ目は、大会に出るときのお金です。これは毎月かかるものではなく、出場する時期だけ発生します。

大会でかかるのは、参加費と、会場までの移動にかかるお金です。参加費はチームでまとめて払うことが多く、その場合は会費から出るか、その都度みんなで分けます。

移動については、近くの会場なら大きな出費になりません。ただ、勝ち上がって上の大会に進んだり、会場が遠かったりすると、交通費や駐車場代が積み上がります。

大会の時期に増える出費
  • 大会の参加費(チームで分担することが多い)
  • 会場までの交通費・高速代・駐車場代
  • 昼食や飲み物などの当日の費用
  • 遠方の場合の宿泊費

とはいえ、地域の大会であれば、1日出て数千円の範囲におさまることがほとんどです。過度に身構える必要はありません。

大会に出るまでの流れは、ママさんバレーの大会|出場までの流れと初参加の準備にまとめてあります。

うさママ

大会に出ないという選択もできますか?

あげば

チームによりますが、練習中心で参加しているメンバーがいるチームもありますよ。

ここは入る前に確認しておきたいところです。大会にみんなで出ることを大事にしているチームもあれば、来られる人で出ればいいという雰囲気のチームもあります。

どちらが良い悪いではなく、自分が出せる時間とお金の範囲に、チームの活動の重さが合っているかを見ておくことが大切です。

もうひとつ、チームによっては年に数回の懇親会があります。これも参加が必須ではないことがほとんどですが、金額の目安は聞いておくと予定を立てやすくなります。

私が指導のなかで見てきたなかでも、長く続いている方は、お金と時間の見通しを最初に立てていました。急に大きな出費が来ると、続ける気持ちのほうが先に折れてしまいます。

バボット

タイカイ ハ トキドキ ノ シュッピ

費用の負担を軽くする5つの工夫

ここからは、実際に負担を軽くするための工夫をお伝えします。どれも今日から試せるものばかりです。

STEP
見学のときに費用を全部聞く:会費・道具・大会費を1回でまとめて確認する
STEP
シューズから買う:最初の出費を1つに絞り、残りは後回しにする
STEP
型落ちモデルを狙う:新作にこだわらなければ価格は下がる
STEP
送迎を乗り合わせる:大会の日はメンバーと車を分け合う
STEP
ポイントと還元を使う:買う場所をそろえて還元をまとめる

ひとつ目の見学時の確認が、いちばん効きます。入ってから聞きにくくなる前に、最初にまとめて聞いてしまうのが結局いちばん気楽です。

聞き方が難しく感じるなら、「続けられるか知りたいので、かかるお金を教えてください」と正直に言えば大丈夫です。どのチームでも、よく聞かれる質問です。

うさママ

お金の話を聞くのは、失礼になりませんか?

あげば

まったく問題ありません。むしろ、続ける気があるからこその質問だと受け取られますよ。

2つ目のシューズから買う話は、前の章でお伝えしたとおりです。全部そろえてから始める必要はありません。

3つ目の型落ちモデルは、意外と知られていない節約方法です。バレーシューズは毎年新しいモデルが出ますが、前のモデルでも性能に大きな差はありません。

サイズが残っていれば、同じシリーズの前年モデルをかなり安く買えることがあります。最初の1足は、これで十分です。

うさママ

前のモデルでも、性能は落ちないんですか?

あげば

大きくは変わりません。それより、足に合うサイズを選ぶほうが大事です。

シューズ選びの基準そのものは、バレーボールシューズおすすめ12選|元日本代表がポジション別厳選を参考にしてください。

4つ目の乗り合わせは、大会の日の出費を実際に下げてくれます。ガソリン代と高速代を分け合えるうえ、道に迷う不安も減ります。

5つ目のポイント還元は、少額ですが積み重なります。家計全体の見直しとあわせて考えると、続けるための余裕が生まれます。

節約でいちばん効果が大きいのは、買う量を減らすことではなく、買う順番を変えることです。

家計の整え方そのものは、バレーボールの費用を抑える節約術|家計を軽くするコツでくわしく解説しています。

うさママ

順番を変えるだけなら、すぐできますね。

お金で失敗しやすい3つのパターン

最後に、実際につまずきやすいパターンをお伝えします。先に知っておけば、どれも避けられます。

最初に全部そろえてしまう

いちばん多いのがこれです。始める前の気持ちが高まっているときに、シューズもサポーターもウェアも一式そろえてしまいます。

ところが、実際に練習に出てみると、自分の足に合わなかったり、チームで指定のウェアがあったりします。買い直しになると、そのぶんが無駄になります。

道具は、練習に何回か出てから買うほうが失敗しません。先輩メンバーに聞けば、その地域で使いやすいものを教えてもらえます。

あげば

気持ちが高まっているときほど、買い物は1つずつにしてください。

続けられない負担で始めてしまう

2つ目は、最初から重い活動量のチームに入ってしまうパターンです。週に何度も練習があり、大会も多いチームは、そのぶん費用も時間も必要になります。

やる気があるうちは通えますが、家庭や仕事の事情が変わると一気に苦しくなります。無理をして続けたあげく、バレーそのものが嫌になってしまうのがいちばんもったいないことです。

自分の生活に合う活動量から始めて、余裕ができたら増やす。この順番のほうが、結果として長く続きます。

両立の考え方は、ママさんバレーと家庭の両立|週1回から続ける時間の作り方にまとめました。

お金の話を言い出せないまま抱え込む

3つ目は、費用の負担がつらくなっても言えないまま、静かに辞めてしまうパターンです。これがいちばん残念な終わり方だと感じます。

大会の遠征だけ見送る、懇親会は今回だけ欠席する。こうした調整は、たいていのチームで受け入れてもらえます。

言い出しにくさを感じるのは自然なことですが、伝え方さえ整えれば角は立ちません。

うさママ

断ると、感じが悪くならないでしょうか。

あげば

「今回は見送ります」と先に伝えておけば大丈夫です。当日の欠席のほうが迷惑になりますから。

伝え方のコツは、ママさんバレーの人間関係|休む時の伝え方と長く続けるコツで解説しています。

お金の悩みは、抱え込んだ時点で辞める理由に変わります。早めに小さく相談してください。

バボット

ハヤメニ ソウダン ガ イチバン

よくある質問

ママさんバレーは月にいくらくらいかかりますか?

チームと地域によって幅がありますが、会費は月に数百円から数千円の範囲で設定しているチームが多いです。
体育館の使用料や練習回数で変わるので、見学のときに直接確認するのが確実です。

最初に道具をそろえるといくらかかりますか?

バレー用シューズを1足用意すれば、まずは練習に参加できます。
膝サポーターや練習着は続けながら足していけるので、初回にまとめて用意する必要はありません。

大会に出ないと続けられませんか?

チームの方針によります。
練習中心で参加しているメンバーがいるチームもあるので、入る前に活動の重さを確認しておくと安心です。

費用が負担になってきたら、どうすればいいですか?

遠征や懇親会など、その都度かかる部分から見送る形で調整できないか、早めに代表の方へ相談してみてください。
言い出せないまま抱え込むと、辞める理由になってしまいます。

まとめ:項目が分かれば、金額は怖くない

ママさんバレーの費用は、会費・道具・大会の3つに分かれます。出ていく時期がそれぞれ違うので、分けて見れば大きな額にはなりません。

① 会費は中身と集め方を確認する。
② 道具はシューズから買う。
③ 大会の出費は年に数回と考える。

項目かかる時期確認しておくこと
会費続けているあいだ練習回数・使用施設・集め方
道具始めるときまずはシューズだけでよいか
大会出場する時期だけ参加が必須かどうか
移動費大会と遠征のとき駐車場代・乗り合わせの有無

金額そのものより、何にお金がかかるのかという項目をつかんでおくほうが、ずっと役に立ちます。項目が分かっていれば、見学に行ったその場で自分に必要な金額を計算できます。

私が相談を受けてきたなかでも、始める前に見通しを立てられた方は、そのあと安心して続けられていました。逆に、あとから知って驚くと、気持ちのほうが先に折れてしまいます。

まずは見学に行って、会費の中身を聞いてみてください。それだけで、迷っていた気持ちがずいぶん軽くなります。

うさママ

今度の見学で、まとめて聞いてみます!

あげば

それがいちばんの近道ですよ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ママさんバレーについては他にも記事を書いています。
気になるテーマがあればぜひ読んで、参考にしてもらえたら嬉しいです♪

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この記事を書いた人

バレーボール・ビーチバレーボール元日本代表。
バレーボールスクールを10年間運営。

【保有資格】
日本スポーツ協会公認バレーボールコーチ4

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