- 練習を休みたい日があるが、言い出しにくい
- 年齢も経験もバラバラで、どう関わればいいか分からない
- 続けたい気持ちはあるのに、気疲れしてしまう
こんな悩みを解決します。
ママさんバレーを長く続けられるかどうかは、休み方・伝え方・距離のとり方の3つで決まります。
私は元日本代表として活動し、SVリーグで監督を務めることができるバレーボールコーチ4の資格を保有しています。
10年以上、競技のチームから生涯スポーツまで幅広い世代を指導してきましたが、やめる理由として多く聞くのは、技術ではなく気疲れのほうでした。
先に伝え方を決めておくだけで、その気疲れはかなり減ります。
ぜひこの記事を参考にしてみてください。
- 休む時に気まずくならない伝え方が分かる
- 年齢差・経験差のあるチームでの関わり方が分かる
- 長く続く人が保っている距離のとり方が分かる
ママさんバレーの全体像から知りたい方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。
結論:休み方を決めておくと続けられる
続けられなくなる方の多くは、バレーが嫌になったわけではありません。休むときの気まずさが積み重なって、足が向かなくなっています。
だからこそ休む時の伝え方を先に決めておくことが、いちばんの続けるコツになります。
決まりがあれば、休むかどうかで悩む時間がなくなります。連絡する側も、受ける側も気を使わずにすみます。
- ①休む時の連絡の形が決まっている
- ②理由を細かく説明しない
- ③行ける日だけ行くと最初から決めている
この3つは、どれも特別な気づかいではありません。決め事にしてしまえば、誰でもできることです。
反対に、毎回その場の空気を読んで判断しようとすると、それだけで気持ちがすり減っていきます。判断する回数を減らすことが、そのまま気疲れを減らすことにつながります。
うさママ休みますと言うのが、毎回いちばん緊張します…。



形が決まっていれば、その緊張は消えていきますよ。
反対に、そのつど考えて連絡していると、伝え方に迷う時間のほうが長くなってしまいます。



休ミ方ヲ決メルト続ク
それでは、伝え方から順番に見ていきましょう。
休む時の伝え方
いちばん多い悩みが、この連絡の場面です。
長く書くほど気を使っているように見えて、実は受け取る側も返事に困っています。
短く、早く、それだけで十分に伝わります。
短く早く伝える
連絡は、決まった時間までに短く送るのがいちばんです。前日までに送る、当日なら朝までに送る、そんな目安をチームで決めておくと迷いません。
理由を細かく書く必要はありません。行けないことが分かった時点で伝えるほうが、チームは動きやすくなります。
謝る言葉を重ねると、受け取る側も気を使ってしまいます。行けません、また来週お願いします、この2文でじゅうぶんです。
長い文章を送ると、返事をする側も同じ長さで返さなければと感じてしまいます。短い連絡は、相手への気づかいでもあります。



短い連絡のほうが、お互い気が楽になります。
早めに伝えるほど、人数に合わせた練習に組み替えられます。当日の朝に決まった場合でも、遠慮せずそのまま送ってください。
いちばん困るのは、連絡がないまま来ないことです。逆に言えば、ひとこと送りさえすれば、休むこと自体は誰も気にしていません。
連絡先も、個人あてではなくチーム全体の連絡先に送る形にしておくと楽になります。誰か1人に負担が集まらず、伝え漏れも起きません。



連絡ハ全員ノ場所ヘ1回デ済マス
理由を細かく説明しない
家庭の事情や体調を、細かく伝える必要はありません。
説明が長くなるほど、次に休むときのハードルが上がってしまいます。前回はあれだけ説明したのに、と自分で気にしてしまうからです。
用事があるので、体調が優れないので、この一言で足りると考えてください。
聞かれたら答える、それくらいの距離感がちょうどよくなります。心配して聞いてくれた方には、その時に短く答えれば十分です。



毎回きちんと説明しなきゃと思っていました。



説明ハ短イホド続ケヤスイ
年齢差・経験差との付き合い方
ママさんバレーは、参加している方の年齢の幅がとても広い競技です。
20代の方と60代の方が同じコートに立つことも珍しくありません。ここで無理にそろえようとすると、どちらも疲れてしまいます。
体力も、使える時間も、バレーに求めるものも違って当たり前です。違いを埋めようとせず、そのまま並んでいられる形をつくるほうがうまくいきます。
上手さで序列を作らない
経験の長い方が中心になるのは自然なことです。ただし、上手い順に発言の重さが決まるチームは長続きしません。
始めたばかりの方が意見を出せなくなると、その方はやがて来なくなってしまいます。人が減れば、結局は全員の練習が成り立たなくなります。
技術は途中から入った方でも伸びていきます。いま上手いかどうかで関係を固定しないほうが、チームの空気は保たれます。
私が見てきた中でも、続いているチームほど、経験の浅い方が質問しやすい空気を持っていました。



聞きやすい空気があるチームは、伸びるのも早いです。
教える・教わるを固定しない
いつも同じ人が教える形になると、その方の負担が大きくなります。練習に来ているのに、ほとんどボールを触れない日ができてしまうからです。
教わる側も、申し訳なさを感じ続けることになってしまいます。順番に役割を回すか、練習の中で自然に伝え合う形にしてください。
- 教える人と教わる人
- 声を出す人
- 片づけや準備の担当
どれも、気づいた人がやる形にすると偏りが出ます。順番を決めておくほうが、結果的に誰も気を使いません。



順番なら、遠慮せずにできそうです!
チームの決め事の作り方は、こちらの記事にまとめています。
気疲れしない距離のとり方
コート外での付き合いも、続けるかどうかに影響します。
ここは人によって心地よい距離が違うので、自分の形を決めておくと楽になります。
出る回数を自分で決めておく
食事会や大会の打ち上げなど、コート外の集まりは各チームにあります。
毎回出る必要はありませんし、毎回断る必要もありません。年に何回なら出られるかを自分で決めておくと、そのつど迷わなくなります。
決めておくと、断るときの言葉も自然に出てきます。今回は行けません、次は顔を出しますね、この2文で十分に伝わります。



毎回どうしようか迷うのが、いちばん疲れていました。
全部に出る人だけが大事にされるチームは、そもそも長く続かないものです。
出られない時は、楽しんできてくださいと一言添えるだけでじゅうぶんです。
比べない・広げない
ほかの方の練習量や上達の速さは、生活の事情によって大きく変わります。
比べても得られるものはありません。先週より自分ができるようになったことだけを見てください。
もう1つ大事なのが、チーム内の話をむやみに広げないことです。誰が何を言ったかを持ち運ばない人ほど、周りから信頼されていきます。
同じ地域では、チームの外にも知り合いがつながっていることがよくあります。話が回って困るのは、たいてい自分自身になってしまいます。
その場で聞いたことは、その場に置いてくる。この1つを守るだけで、余計な気疲れはかなり減ります。



比べるのは、いつも過去の自分だけで十分です。



比ベル相手ハ先週ノ自分
続けている方がやっていること
長く続けている方には、性格や技術とは別の共通点があります。
どれも今日から真似できることばかりです。無理をしていないから続いている、というほうが正確かもしれません。
目的を勝ち負けに置かない
続いている方の多くは、目的を勝つことに置いていません。体を動かして気分がすっきりすること、仲間と話す時間があること、そこに価値を見ています。
勝つことだけを目的にすると、負けた日に来る理由がなくなってしまいます。目的が複数あるほど、続ける理由も増えていきます。
今日も来てよかった、と思える理由を1つ持っておくと、通う足は自然と続きます。
自分のペースを人に説明しない
週1回で十分な方もいれば、月2回がちょうどいい方もいます。そのペースを、誰かに認めてもらう必要はありません。
もっと来たほうがいい、と言われても、自分の生活に合わないなら合わせなくてかまいません。無理に合わせた結果、続かなくなるほうが損になります。



自分のペースを守れる人が、結局いちばん長く続きます。



月2回でも続けていいんですね!
それでも合わないと感じた時
工夫をしても、雰囲気が合わないと感じることはあります。
そのときに我慢を続ける必要はありません。合わないチームがあることは、自分にも相手にも問題があるという意味ではないからです。
チームには、それぞれ積み重ねてきた形があります。その形が自分の生活と合わないだけ、と考えるほうが正確です。
まず活動の頻度を下げてみる
やめる前に試せるのが、参加の回数を減らすことです。
月に1回でも続けていれば、つながりは切れません。距離が変わるだけで、気持ちが楽になることも多くあります。
やめると決めてしまうと、また始めるときに大きな決心が必要になります。回数を減らすだけなら、いつでも戻せます。
一度離れてから戻ってくる方も、めずらしくありません。しばらく来られませんと伝えておけば、それだけで戻りやすくなります。
別のチームを見学してみる
同じ地域でも、チームによって雰囲気は大きく違います。
勝ちを目指すチームもあれば、体を動かすことが目的のチームもあります。目指すものが違うチームに入ると、どちらが悪いわけでもないのに息苦しくなります。
合う場所を探し直すことは、逃げではなく選び直しです。私が相談を受けるときも、チームを変えて長く続いている方はたくさんいます。
見学だけなら気軽にできるので、雰囲気を見てから決めてください。



見学だけならお願いしやすいですね。
チームの探し方は、こちらの記事で解説しています。
よくある質問
まとめ
この記事では、ママさんバレーを気疲れせずに続けるコツをお伝えしました。
3つのポイントをもう一度整理します。
| 場面 | 大事なこと | やらないこと |
|---|---|---|
| 休む時 | 短く早く伝える | 理由を細かく説明する |
| 練習中 | 役割を順番に回す | 上手さで序列を作る |
| コート外 | 出る回数を自分で決める | 全部に合わせようとする |
大事なのは、休んでもいい前提でチームに関わることです。
行ける日に行く、それを続けているうちに、体力も仲間も自然に積み重なっていきます。休んだ回数を数えるより、行けた回数を数えるほうが気持ちも続きます。
無理をして通った1年より、気楽に続けた5年のほうが、ずっと多くのものが残ります。



休む時の連絡、短くしてみます!



それでじゅうぶんです。行ける日にまた会いましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ママさんバレーについては他にも記事を書いています。
気になるテーマがあればぜひ読んで、参考にしてもらえたら嬉しいです♪
続け方の全体像や、練習の組み立て方はこちらから読んでみてください。
バレーを頑張るみなさんに嬉しい特典がそろっています。
- Prime Video:アニメ「ハイキュー!!」など人気作品が見放題
- 送料無料:シューズやサポーターなど、対象商品が送料無料で届く
- Prime Music:試合前のウォーミングアップ曲もこれ1つ
▼ プライムは30日間の無料体験あり(期間内に解約すれば0円)
▶ 関連記事: バレーボールシューズおすすめ12選|元日本代表がポジション別厳選









