- 自主練用のボールを買ったけれど、持ち運び方に困っている
- ネット型と袋型のボールバッグ、どちらがいいのか分からない
- 1個入れと複数入れ、何個入る物を選べばいいか迷っている
こんな悩みを解決します。
バレーボールのボールバッグは、使うボールの数に合う容量、使う場面に合う形、子どもが無理なく持てる持ち方の3つで選べば、まず失敗しません。
私は元日本代表として活動し、SVリーグで監督を務めることができるバレーボールコーチ4の資格を保有しています。
ボールは、弾み方や形が変わるとプレーの感覚まで変わってしまう道具です。自主練用のボールを長く使うためにも、持ち運びと保管の道具から見直してみましょう。
ぜひこの記事を参考にしてみてください。
- ボールバッグが必要な場面と、買うかどうかの判断基準が分かる
- 容量・形・持ち方など、ボールバッグを選ぶ5つの基準が分かる
- ボールを傷めない入れ方と保管の仕方、よくある失敗の防ぎ方が分かる
それでは、くわしく見ていきましょう。
結論:ボールバッグは容量・形・持ち方で選ぶ
先に結論をお伝えします。ボールバッグ選びで押さえたいポイントは、次の3つです。
- 容量:自主練で使うボールの数に合わせて、1個入れか複数入れかを決める
- 形:公園や屋外で使うなら袋型、軽さと乾きやすさを取るならネット型
- 持ち方:子どもが移動する手段に合わせて、肩にかけるか手で持つかを選ぶ
ボールバッグは、値段の差がそれほど大きくない道具です。そのぶん、何となく選ぶと「ボールが入りきらない」「持ちにくくて結局使わない」といった小さな不満が残りやすくなります。
うさママ袋に入ればどれでも同じだと思っていました…。



どこへ、何個、どうやって運ぶかを先に決めると、選ぶ物が自然としぼれますよ。
ボールバッグは「運ぶ道具」であり、同時に「ボールを守る道具」でもあると考えると、選ぶときに迷いにくくなります。
ボールバッグが役立つ3つの場面
中学校や高校の部活では、練習のボールを部で用意していることが多く、個人でボールを持ち歩かないことが多いです。部活のためだけなら、ボールバッグは必ずしも必要ではありません。
一方で、次のような場面ではボールバッグがあると便利です。
家の近くで自主練をするとき
公園や家の前でパスや壁パスの練習をするときは、ボールを持って移動します。ボールをそのまま手で持って歩くと、落として転がしたり、道路に飛び出したりすることもあるので注意が必要です。
バッグに入れて運べば、両手が空いて移動が安全になります。練習が終わったあとに、砂のついたボールを持ち帰るときにも役立ちます。



ボールを手で持って自転車置き場まで行くの、けっこう大変なんだよね…。
部活以外の練習や、マイボールを使うとき
クラブチームや地域の練習会などでは、自分のボールを持っていくように言われることがあります。移動が電車や自転車の場合は、ボールをバッグに入れておくと周りの人の迷惑にもなりにくいです。



電車の中でボールが転がると危ないので、口が閉まるバッグだと安心ですね。
家でボールを保管するとき
使わない日のボールを床に置きっぱなしにすると、つまずいたり、上に物を置いて形がくずれたりすることがあります。バッグに入れて決まった場所に置いておけば、ボールの置き場所も迷いません。



玄関で転がっているボールを、よく踏みそうになっていました。
ボールバッグの選び方5つの基準
ここからは、ボールバッグを買うときに確かめたい5つの基準を紹介します。上から順に見ていくと、候補をしぼりやすくなります。
- 容量:何個のボールを入れるか
- 形:ネット型か袋型か
- サイズ:使うボールの号数に合うか
- 持ち方:肩にかけるか、手で持つか
- 素材:汚れと雨にどこまで強いか
基準①:容量は自主練で使うボールの数で決める
ボールバッグには、1個入れ、2〜3個入れ、それ以上の数が入る物があります。自主練で何個のボールを使うかを、まず子どもと話してみてください。
| 容量 | 向いている使い方 |
|---|---|
| 1個入れ | 壁パスや、1人でのパス練習 |
| 2〜3個入れ | 親子や友だちとのパス、サーブ練習 |
| それ以上 | チームでの持ち運び(ボールカゴも検討) |
1人で壁パスをするなら、1個入れで十分です。サーブの練習をするときは、ボールが2〜3個あると拾いに行く回数が減り、練習が途切れにくくなります。
たくさんのボールをまとめて運ぶなら、バッグよりもボールカゴのほうが使いやすいこともあります。練習道具全体のそろえ方は、次の記事で紹介しています。
基準②:形はネット型と袋型の違いで選ぶ
ボールバッグの形は、大きく分けてネット型と袋型の2つです。それぞれの特徴を表にまとめました。
| 形 | 良いところ | 気をつけたいところ |
|---|---|---|
| ネット型 | 軽くて小さくたためる。乾きやすい | 砂や汚れが外に出やすく、ボールに傷がつきやすい |
| 袋型(ナイロン・ポリエステル) | ボールを汚れや雨から守りやすい | ネット型よりかさばり、湿気がこもりやすい |
公園や屋外でも使うなら、ボールを汚れから守りやすい袋型が使いやすいと思います。ネット型は、体育館や家の中での持ち運びが中心の子や、とにかく軽さを重視したい子に向いています。



ネットのほうが軽いけど、網の目があるぶん砂もボールにつきやすいんだね!
基準③:使うボールの号数が入るか確かめる
バレーボールは、年代によって使うボールの大きさが違います。一般的には、小学生は軽量4号、中学生は4号、高校生以上は5号を使います。
ボールバッグには「5号球対応」「4号・5号兼用」のように書かれていることが多いです。子どもが自主練で使うボールの号数が入るかを、買う前に確かめてください。
中学生のうちは4号球でも、高校生になると5号球に変わります。長く使いたいなら、5号球まで入る大きさを選んでおくと買い替えずに済みます。



中学生なのに、5号球が入る物を買っても大丈夫なのかしら。



少し大きめでも、口が閉まれば運ぶのに困りません。高校まで使えるほうがお得ですよ。
ボールそのものの選び方は、次の記事でくわしく紹介しています。
基準④:持ち方は移動の手段に合わせる
ボールバッグの持ち方には、肩にかけるショルダータイプ、手で持つタイプ、リュックの形をしたタイプがあります。
歩いて公園まで行くなら、手で持つタイプでも困りません。自転車や電車で移動するなら、両手が空く肩かけやリュックのタイプが安心です。



移動のときに両手が空くかどうかは、使いやすさだけでなく安全にも関わりますよ。
基準⑤:素材は汚れと雨への強さで選ぶ
袋型のボールバッグは、ナイロンやポリエステルでできている物が多いです。表面に撥水の加工がしてある物なら、急な雨でもボールがぬれにくくなります。
汚れたときに家で洗えるかも、見ておきたいポイントです。タグの洗濯表示の意味は、消費者庁のページで確かめられます。
参考:洗濯表示(消費者庁)
ボールバッグに一緒に入れておきたい物
ボールバッグに小さなポケットがあれば、自主練で使う小物をまとめて入れておけます。出かけるたびに探さなくて済むので、練習までの準備がぐっと楽になります。
- 空気入れ(ゲージつきなら空気圧も確かめられる)
- 汗や汚れをふく乾いた布
- 名前を書いたタグやキーホルダー
ボールの空気は、使わなくても少しずつ抜けていきます。弾み方が変わると、パスやサーブの感覚もずれてしまうので、空気入れを1つ持っておくと安心です。
ボール用の空気入れには、たとえば次のような軽くて持ち運びやすいタイプがあります。
空気圧の測り方と、ゲージの目盛りの見方は、次の記事でくわしく解説しています。



空気入れがバッグに入っていれば、公園でボールがへこんでもすぐ直せるね!
ボールを傷めない入れ方と保管の仕方
ボールバッグは、使い方しだいでボールの持ちが変わります。毎回の流れを、子どもと一緒に決めておきましょう。
ボールはふいてからバッグに入れる
汗や砂がついたままバッグに入れると、中で汚れが広がり、ボールの表面も傷みやすくなります。練習の最後にひとふきしてから入れるだけで、ボールもバッグも長持ちします。
ぬれてしまったときは、風通しのよい日かげで自然に乾かしてください。ドライヤーや直射日光で急に乾かすと、形がくずれる原因になります。
車の中に入れっぱなしにしない
ボールバッグに入れたまま、車のトランクに積みっぱなしにするのは避けましょう。夏の車の中はとても暑くなり、ボールの変形や傷みにつながります。
家に帰ったら、ボールはバッグごと家の中に持って入ると決めておくと安心です。ボールの手入れと買い替えの目安は、次の記事で紹介しています。



車に積んだままにしておけば楽だと思っていました…。
ボールバッグでよくある3つの失敗
ボールバッグは身近な道具なので、何となく使ってしまいがちです。よくある失敗を3つ紹介します。
失敗1:自転車のハンドルにボールバッグを下げてしまう
ボールバッグを自転車のハンドルに下げると、走っている間に揺れて、前の車輪に巻き込まれるおそれがあります。ハンドルも取られやすくなるので、思わぬ事故につながりかねません。
自転車で移動するときは、肩にかけるか、リュックの形のバッグで背負うようにしましょう。自転車で気をつけたいことは、次の記事で紹介しています。



ハンドルに物を下げて自転車に乗るのはやめましょう。背負うか肩にかけてから乗るのが約束です。
失敗2:号数が合わず、ボールが入らない
4号球用のバッグを使っていて、高校生になって5号球に変わったとたんに入らなくなることがあります。ファスナーが閉まらないまま運ぶと、途中でボールが飛び出してしまいます。
ボールを買い替えるタイミングで、バッグにも無理なく入るかを一緒に確かめましょう。
失敗3:部員と同じバッグで、取り違えてしまう
チームで同じバッグやボールを使っていると、練習会の荷物置き場でどれが自分の物か分からなくなることがあります。
バッグのタグやボールに名前を書いたり、目印のキーホルダーをつけたりしておくと安心です。持ち物への名前のつけ方は、次の記事で手順を紹介しています。



バッグにキーホルダーをつけておけば、すぐ見つけられるね!
ボールバッグは、スポーツ用品店だけでなくネットでもたくさん売られています。対応する号数と容量を確かめながら、子どもと一緒に選んでみてください。
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よくある質問
まとめ:ボールに合うバッグで、自主練をもっと気軽に
バレーボールのボールバッグは、使うボールの数に合う容量、使う場面に合う形、移動の手段に合う持ち方で選ぶのが基本です。
使うときは、ボールをふいてから入れ、車の中に置きっぱなしにしない習慣をセットにしましょう。
ボールバッグは、ボールを運ぶだけでなく、ボールの状態を守るための道具と覚えておいてください。
| 決めること | ポイント |
|---|---|
| 容量 | 壁パスなら1個入れ、サーブ練習なら2〜3個入れ |
| 形 | 屋外でも使うなら袋型、軽さ重視ならネット型 |
| サイズ | 使うボールの号数が入るか。長く使うなら5号球対応 |
| 持ち方 | 自転車や電車なら両手が空く肩かけかリュック型 |
| 使い方 | ふいてから入れる。車に置きっぱなしにしない |
まずは今日、子どもが自主練で使っているボールの号数と、使う場所を確かめてみてください。



ボールをちゃんと守って、自主練をもっと続けるぞ!



道具を大切にする習慣は、プレーをていねいにすることにもつながりますよ。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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