部活を休む連絡の仕方|バレー部で親が迷う5場面と例文

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部活を休む連絡の仕方を解説するアイキャッチ。体育館の入口でうさママがスマホを持ち、あげばがサムズアップしている
  • 子どもが部活を休むとき、誰にどう連絡すればいいのか分からない
  • 顧問の先生にLINEを送っていいのか、電話がいいのか迷ってしまう
  • 理由をどこまで書けばいいのか分からず、毎回同じところで悩んでいる

こんな悩みを解決します。

部活を休む連絡は、チームで決められた方法で、できるだけ早く、理由と休む期間だけを短く伝える。この3つを守れば十分です。

私は元日本代表として活動し、SVリーグで監督を務めることができるバレーボールコーチ4の資格を保有しています。

10年以上スクールを運営してきた経験から言うと、指導する側がいちばん助かるのは、丁寧な文章よりも早い一報でした。

長い文章を書こうとするから、送るのが遅くなってしまうんですよね。

ぜひこの記事を参考にしてみてください。

この記事を読むことで得られる3つのこと
  • 部活を休むときに伝えるべき中身と、その順番がわかる
  • 体調不良・用事・遅刻・早退・長期の5場面ごとの例文が手に入る
  • 子ども本人に連絡を任せていく進め方がわかる

それでは、くわしく見ていきましょう。

目次

結論:休む連絡は「方法・タイミング・中身」で決まる

先に結論からお伝えします。部活を休む連絡でつまずく原因は、次の3つのどれかに必ず当てはまります。

① チームで決められた連絡の方法を知らない。
② 連絡するタイミングが遅い。
③ 何を書けばいいのか決まっていない。

逆に言えば、この3つを先に決めておけば、休むたびに悩む時間はゼロになります。子どもが熱を出した朝に、文面を考えるところから始めなくて済むからです。

決めておくこと中身いつ決めるか
方法電話・アプリ・連絡帳など、チームの指定入部したとき
タイミング分かった時点ですぐ・当日なら朝のうち入部したとき
中身名前・休む日・理由・復帰の見込み一度ひな形を作る

大事なのは、この3つを休むときに考えるのではなく、元気なうちに決めておくことです。連絡の中身を毎回ゼロから考えるから、負担に感じてしまいます。

一度ひな形を作ってスマホのメモに入れておけば、あとは日付と理由を差し替えるだけになります。

うさママ

毎回どう書けばいいのか悩んで、送るのが遅くなってしまいます…。

あげば

文面を先に作っておけば大丈夫。悩む時間がまるごとなくなるよ。

まずは、チームで決められている連絡の方法を思い出してみてください。ここが分かっていないと、何を書いても届きません。

早めに連絡したほうがいい2つの理由

「休むだけなのに、そんなに急がなくても」と思う方もいるかもしれません。ですが、連絡が早いほど、チームにとってもお子さんにとっても良いことが起きます。

理由は大きく2つあります。どちらも、指導する側になってみると実感としてよく分かる部分です。

理由①:練習メニューが人数で変わるから

バレーボールは、人数によって組める練習が変わる競技です。6人でのフォーメーション練習は、1人欠けるだけで形が作れません。

パス練習も2人1組が基本なので、人数が奇数になると組み方を変える必要が出てきます。

つまり、誰が来るかが分かっていれば、指導者は最初から成立するメニューを組めます。逆に、始まってから足りないと分かると、その場でやり直すことになるんですよね。

早い連絡は、そのままお子さんの練習の質につながっていきます。

理由②:連絡がないと確認の手間が生まれるから

もう1つは、安全に関わる話です。来るはずの選手が来ないとき、指導者はまず「何かあったのではないか」と考えます。

そこから家庭に確認の連絡を入れることになり、練習を止めて対応する時間が生まれます。

一言でも先に届いていれば、この手間はまるごとなくなります。休むこと自体は誰にでもあることなので、遠慮する必要はありません。

うさママ

休むと迷惑をかけるようで、連絡しづらいんです。

あげば

迷惑なのは休むことじゃなくて、分からないままの時間だよ。

伝えれば伝えるほど、チームは動きやすくなります。ここを勘違いしなければ、連絡のハードルはぐっと下がります。

入部したら確認しておく3つのこと

連絡で迷わないために、入部したタイミングで確認しておきたいことが3つあります。年度が変わって顧問の先生が代わったときも、同じように確認し直してください。

STEP
誰に伝えるのかを確認する
STEP
どの方法で伝えるのかを確認する
STEP
何時までに伝えるのかを確認する

確認①:誰に伝えるのか

連絡先は、チームによってはっきり分かれます。顧問の先生に直接という場合もあれば、部長やキャプテンに伝える決まりのところもあります。

保護者どうしの連絡網が用意されていることもあります。どこに送るのが正解かは、こちらで判断しないでください。

最初のミーティングや部活のしおりで説明されていることがほとんどなので、まずはそこを見返してみましょう。

私はスクールでも、入会のときに連絡先と連絡の方法をお伝えするようにしています。ここが共有できていると、あとのやり取りがぐっと楽になるからです。

確認②:どの方法で伝えるのか

伝える手段も、チームの決まりに従うのがいちばん確実です。学校の欠席連絡アプリを使うところ、連絡帳に書いて出すところ、電話をかけるところと、本当にさまざまです。

やってしまいがちなのが、こちらの都合で楽な方法を選ぶことです。指定と違う場所に送ると、先生が見ていない可能性が出てきます。

先生の携帯に個人的に連絡する形も、原則として避けたほうが無難です。相手の休みの時間に届いてしまうことがあるためです。

うさママ

電話とアプリ、どちらでもいいのでしょうか?

あげば

指定された方だけでいいよ。両方送ると、かえって混乱するんだ。

確認③:何時までに伝えるのか

締め切りの時刻を聞いておくと、朝の動きが決まります。学校の部活なら、朝の職員室に先生がいる時間までに届いていると確実です。

放課後の練習だけを休む場合でも、当日の朝までに伝えるのが基本になります。

体調は朝に急変することもあるので、間に合わないときは分かった時点で送ってかまいません。遅れた連絡でも、ない連絡よりずっと良いです。

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場面別の連絡例文5つ

ここからは、実際に使える文面を場面ごとに紹介します。そのまま使えるように、名前と日付を入れれば完成する形にしてあります。

共通するのは、最初に名前と用件を書くことです。先生は毎朝たくさんの連絡を受け取っているので、誰からの何の連絡かが1行目で分かる形にします。

例文①:体調不良で当日休む
  • お世話になっております。バレー部◯年の◯◯の母です。
  • 本日は朝から熱があるため、部活をお休みさせていただきます。
  • 明日以降については、あらためてご連絡いたします。

熱や腹痛など、その日のうちに判断がつかないものは、復帰の見込みを断定しないでおきます。「あらためて連絡します」で十分です。

なお、休ませるかどうかで迷ったときの目安は別の記事にまとめています。判断の基準を先に持っておくと、連絡もスムーズになります。

うさママ

熱が下がったばかりの日は、なんて書けばいいですか?

あげば

無理に決めなくていいよ。様子を見て連絡します、で十分だよ。

用事で前もって休むときの伝え方

前から分かっている予定は、決まった時点ですぐに伝えるのが基本です。大会や練習試合の予定と重なっていた場合、チームの編成に関わることがあるためです。

理由は「家庭の用事」で問題ありません。詳しく説明する義務はないので、簡単に書けば十分です。

例文②:家庭の用事で前もって休む
  • お世話になっております。バレー部◯年の◯◯の母です。
  • ◯月◯日は家庭の用事のため、部活をお休みさせていただきます。
  • お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

法事や家族の行事など、動かせない予定はどの家庭にもあります。早めに伝えておけば、指導者もその日を前提にメニューを考えられます。

家族旅行のように前から計画する休みは、予約の前に決めておきたい手順を別の記事でまとめています。

遅れて参加するときの伝え方

通院や学校の用事で、途中から参加する日もあります。この場合は、何時ごろに行けるかを必ず入れてください。

到着の時刻が分かっていれば、指導者はその子が入れるタイミングで練習を組み直せます。

例文③:遅れて参加する
  • お世話になっております。バレー部◯年の◯◯の母です。
  • 本日は通院のため、◯時ごろから参加させていただきます。
  • 遅れての参加になりますが、よろしくお願いいたします。

時刻がはっきりしないときは「◯時をすぎる見込みです」と幅を持たせた書き方でかまいません。あいまいなまま送るより、目安があるほうが助かります。

途中で帰るときの伝え方

早退も、分かった時点で伝えます。迎えに行く場合は、その時刻も一緒に書いておくと当日のやり取りが減ります。

体調の悪化で急に帰ることになった場合は、まず現場の先生に伝えるのが先です。文面の連絡はそのあとで問題ありません。

例文④:途中で帰る
  • お世話になっております。バレー部◯年の◯◯の母です。
  • 本日は◯時に早退させていただきます。◯時に体育館へ迎えに行きます。
  • ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
サルくん

途中で帰るとき、自分でも先生に言ったほうがいいですか?

あげば

もちろん。ひと言あるだけで、先生はすぐ動けるからね。

ケガや通院で長めに休むときの伝え方

数週間の休みが必要になったときは、いつまで休むのかと、練習の見学ができるかの2つを添えます。見学だけでも参加できる状態なら、そこも伝えておきましょう。

ケガの内容は、診てもらった内容の範囲で簡潔に書けば十分です。診断や復帰の時期を自分たちで決めず、必ず医師の指示にしたがってください。

例文⑤:ケガや通院で長めに休む
  • お世話になっております。バレー部◯年の◯◯の母です。
  • 足首を痛めており、医師から◯週間ほど運動を控えるよう言われました。
  • その間はお休みさせていただきます。見学が可能でしたら参加させたいと考えております。

長く休むときほど、途中経過を1回入れておくと安心です。「経過は順調です」の一言があるだけで、指導者は復帰の準備を進められます。

サルくん

見学だけでも行っていいんですね。

あげば

チームの動きが見られるからね。復帰したときの戻りが早くなるよ。

やりがちな失敗3つ

ここでは、連絡でつまずきやすい3つのパターンを挙げます。どれも悪気なくやってしまうものばかりです。

失敗①:連絡が練習の直前になる

いちばん多いのがこれです。休むと決めてから、文面を考えている間に時間がすぎてしまうパターンですね。

練習が始まる直前に届いても、メニューはすでに組まれています。人数を前提に決めたものを、その場で変えることになります。

決まった瞬間に送る、を基本にしてください。文面はあとから丁寧にする必要はありません。

失敗②:理由をくわしく書きすぎる

丁寧にしようとして、事情を長く書いてしまうこともよくあります。ですが、受け取る側が知りたいのは「来るか来ないか」と「いつ戻るか」の2点です。

長い文章は読むのに時間がかかり、肝心の日付が埋もれてしまいます。要点が3行で伝わる形が、いちばん親切です。

家庭の事情を細かく説明する必要もありません。「家庭の用事」でじゅうぶん通じます。

失敗③:親がいつまでも代わりに伝える

小学生のうちは保護者が伝えるのが自然です。ただ、中学生以上になっても親がすべて代行していると、本人が伝える力を育てる機会がなくなります。

自分の予定を自分で伝えるのは、チームで動くうえで必要な力です。ここは少しずつ移していきたいところですね。

うさママ

子ども本人に任せて、ちゃんと伝わるものでしょうか?

あげば

最初は一緒に確認すればいいよ。慣れれば自分でできるようになるからね。

子ども本人に連絡を任せていく手順

中学生以上のお子さんなら、少しずつ本人に任せていくのがおすすめです。いきなり全部を渡すのではなく、段階を踏むと失敗しません。

STEP
親が送る文面を、子どもと一緒に読む
STEP
子どもが文面を作り、親が送る前に確認する
STEP
子どもが自分で伝え、親は結果だけ聞く

最初の段階では、「どう書けば伝わるか」を見せることが目的です。名前・日付・理由・復帰の見込みという順番を、実物で覚えてもらいます。

次の段階では、本人に書かせてみてください。抜けている項目があれば、そこだけ教えれば十分です。

最後は任せきります。うまく伝わらなかったとしても、そこから学べることのほうが大きいと考えてください。

サルくん

自分で送れたら、ちょっと大人になった気がします!

あげば

その感覚が大事なんだ。予定を自分で管理する第一歩だよ。

なお、部活そのものに行きたがらない様子があるときは、連絡の話とは切り分けて考える必要があります。

ここを混同すると、連絡の練習が本人へのプレッシャーになってしまいます。まずは理由を聞くところからにしてください。

よくある質問

顧問の先生にLINEで送ってもいいですか?

チームが連絡手段としてLINEを指定している場合はかまいません。指定がないのに先生の個人アカウントへ送るのは避け、まずは学校やチームで決められた方法を確認してください。

休む理由は正直に書かないといけませんか?

くわしく書く義務はありません。体調不良・家庭の用事といった簡単な書き方でじゅうぶん伝わります。伝えるべきなのは、休むことと戻る見込みの2点です。

当日の朝に間に合わなかったときはどうすればいいですか?

気づいた時点ですぐに送ってください。遅れたことを一言添えれば問題ありません。連絡がないまま欠席になるほうが、確認の手間を増やしてしまいます。

子どもが自分で伝えると言っています。任せて大丈夫でしょうか?

中学生以上なら任せてかまいません。最初のうちは送る前の文面を一緒に見て、名前・日付・理由・復帰の見込みが入っているかだけ確認してあげてください。

まとめ:早い一報が、いちばん親切な連絡になる

部活を休む連絡で押さえることを、あらためて整理します。

場面必ず入れること
体調不良で当日休む休む日・理由・あらためて連絡する旨
用事で前もって休む休む日付・家庭の用事という理由
遅れて参加する到着のおおよその時刻
途中で帰る早退する時刻・迎えの有無
長めに休む休む期間の見込み・見学の可否

文面を丁寧にするより、決まった瞬間に短く送るほうが、チームにとってはずっと助かります。

私は元日本代表として、そして指導する立場として多くの家庭とやり取りしてきましたが、連絡が早い家庭のお子さんほど、休み明けの練習にすっと戻れていました。

サルくん

今度から、自分で先生に伝えてみます!

あげば

いいね。まずはお母さんと一緒に文面を作るところからやってみよう。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

保護者の方向けの内容については他にも記事を書いています。
気になるテーマがあればぜひ読んで参考にしてもらえたら嬉しいです♪

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この記事を書いた人

バレーボール・ビーチバレーボール元日本代表。
バレーボールスクールを10年間運営。

【保有資格】
日本スポーツ協会公認バレーボールコーチ4

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