- PTAの役員になり、バレーボール大会に出ることになった
- 学生時代にバレーの経験がなく、何を準備すればいいか分からない
- けがをせずに、当日を気持ちよく終えたい
こんな悩みを解決します。
PTAバレーで最初にやることは、大会の要項でルールを確かめて、体育館で使える靴と動きやすい服装をそろえることです。
私は元日本代表として活動し、SVリーグで監督を務めることができるバレーボールコーチ4の資格を保有しています。
10年以上スクールで指導してきましたが、バレーを始めたばかりの人がつまずくのは、技術よりも「どう動けばいいのか分からない」という部分なんです。
やることの順番さえ決まっていれば、未経験でも当日までに間に合います。
ぜひこの記事を参考にしてみてください。
- PTAバレーがどんな大会で、先に何を確認すればいいかが分かる
- 靴・服装・持ち物など、当日までにそろえる物が分かる
- 未経験でもチームの力になれる、3つのプレーのコツが分かる
男女が同じコートに立つ大会の特徴は、こちらの記事でまとめています。
それでは、くわしく見ていきましょう。
結論:PTAバレーは5つの準備で当日を迎えられる
先に結論をお伝えします。未経験でPTAバレーに出ることになったら、次の5つを順番に進めてください。
この順番には理由があります。PTAバレーは大会ごとにルールが違うことが多く、何を練習すべきかは、ルールを確かめるまで決まらないからです。
スパイクが禁止されている大会で、スパイクの練習をしても意味がありません。まず要項を読む、これが最初の一歩になります。
うさママいきなり練習に行くものだと思っていました…。



先に要項です。読むだけで、準備することが半分に減りますよ。
PTAバレーとはどんな大会か
PTAバレーは、学校のPTAや地域の団体が主催する、保護者と教職員のバレーボール大会です。
呼び方は地域によって違い、母親バレー・ミックスバレー・レクリエーションバレーなどの名前で開かれることもあります。
目的は勝敗よりも親どうしの交流
多くの大会は、保護者どうしや学校との交流を目的にしています。経験者だけで勝ちにいく場ではなく、未経験の人が混ざることが前提になっている大会がほとんどです。
そのため、初めての人でも参加しやすいように、ルールがやさしく作り変えられていることがよくあります。



お父さんやお母さんが、ぼくらのコートに立つんだね!
使うルールは6人制と限らない
テレビで見る6人制のルールをそのまま使う大会もあれば、まったく別のルールを使う大会もあります。軽くて柔らかいボールを使ったり、ネットを低くしたりする大会も少なくありません。
だからこそ、テレビで見た6人制の常識を、そのまま持ち込まないことが大切です。
6人制の基本だけ先に知っておきたい方は、次の記事が入り口になります。
【準備1】大会の要項で確かめる6項目
要項や、チームの代表者から配られる案内には、当日のルールが書かれています。特に次の6項目は、練習の内容が変わるので必ず確かめてください。
| 確かめる項目 | 見るポイント |
|---|---|
| ボール | 6人制の5号球か、軽量球や柔らかいボールか |
| コートとネット | 広さとネットの高さ。低く設定されることもある |
| 人数と組み合わせ | コートに入る人数。男性の人数に決まりがある大会もある |
| 返す回数 | 3回で返すのか、4回で返すのかなど |
| 攻め方の制限 | スパイクの禁止、両手で返す決まりなどがあるか |
| サーブと交代 | サーブの打ち方の制限、交代のタイミング |
ここがあいまいなまま当日を迎えると、知らずに反則をして相手に点が入ります。
分からない項目は、チームの代表者や学校の担当の方に聞いておきましょう。



ルールが大会ごとに違うなんて、知らなかったよ…。



返す回数と攻め方の制限、この2つだけは先に聞いておきたいですね。
地域によってルールが変わる事情は、次の記事でくわしく紹介しています。
【準備2】体育館で使える靴を用意する
当日までにそろえる物の中で、いちばん先に用意したいのが靴です。体育館の床は、靴底のゴムがかたまっていると驚くほどよくすべります。
外ではいていた靴をそのまま使わない
外ではいた靴は、砂やほこりで床をよごしてしまうため、体育館では使えません。持ち込み用の運動靴を、別に1足用意してください。
家にある運動靴を使う場合は、靴底のゴムが白く粉をふいていないか、かたくなっていないかを確かめるのが大切です。
何年もしまいっぱなしだった靴は、底がすべったり、はがれたりすることがあります。



押し入れの靴、10年くらい履いていないかもしれません…。
続けるならバレー用のシューズも選べる
年に1回の大会だけなら、体育館で使える運動靴で十分です。役員の任期中に何度も練習があるなら、バレー用のシューズを選ぶと、横に動いたときの安定感が変わります。
靴の選び方は、次の記事で5つの基準にまとめています。
🔎 パフォーマンスアップや日頃のケアに役立つ用品は、Amazonでバレーボール用品を探すと見つけやすいです。
【準備3】服装と持ち物をそろえる
服装は、体を大きく動かしても気にならないことが第一です。上は動きやすいTシャツ、下はハーフパンツやジャージなど、しめつけのないものを選びましょう。
床にひざをついたり、しゃがんだりする場面が多いので、ひざが出る丈より、ひざが隠れる丈のほうが安心です。
汗をかくので、着がえを1枚入れておくと帰りが快適になります。
- 体育館で使う運動靴と、靴を入れるふくろ
- 着がえのシャツとタオル
- 水筒などの飲み物
- ひざのサポーターや、ひざが隠れる丈のボトムス
- ばんそうこうなどの簡単な救急用品
指輪・腕時計・ネックレスは、練習でも試合でも外しておきます。手や首まわりの物は、自分だけでなく相手のけがにもつながるからです。



指輪って、そんなに危ないんだ!?



ボールが当たると指をいためますし、相手にも当たりますからね。
大人から始める人の服装えらびは、次の記事でも紹介しています。
【準備4】未経験でも力になる3つのプレー
練習日にあれもこれもやろうとすると、どれも中途半端になります。未経験の人は、次の3つだけを体で覚えてください。
私はスクールでも、初めてボールを触る人には、まずこの3つだけを覚えてもらうように伝えています。
レシーブは正面で受ける
アンダーハンドパスは、腕を振って当てるのではなく、ボールを体の正面に置いてから受けるのが基本です。ボールが左右に来たら、腕を伸ばす前に足を動かして正面に入りましょう。
腕は、ひじを伸ばして両手を組み、手首の少し上の平らな面で受けます。力を入れて弾くのではなく、面を作って当てるだけで、ボールは十分に上がります。



とっさに腕だけ伸ばして、変な方向に飛んでしまいます…。



腕より足を先に動かす、これだけで大きく変わります。
アンダーの形づくりは、次の記事で手順を紹介しています。
サーブは入れることを最優先にする
サーブは、強く打つ必要がまったくありません。入らなければ、その時点で相手に点が入ってしまうからです。
未経験の方には、片手でボールを持ち、反対の手で下から打つアンダーサーブをおすすめします。ボールを高く投げ上げずに、持った手からそのまま打てるので、失敗が少ない打ち方なんです。
声を出してお見合いを防ぐ
未経験の人がいちばんチームの助けになるのが、声を出すことです。2人の間にボールが落ちる、いわゆるお見合いは、どのレベルのチームでも起きます。
自分が取るなら、ボールが来る前に大きくひと言、任せるならその人の名前を呼びます。うまく取れなくても、声が出ていればチームの動きは止まりません。



ぼくのチームでも、声が出てる日はミスが減るよ!
【準備5】けがを防ぐ体の準備をする
大人になってから久しぶりに走ると、体は思ったほど動いてくれません。当日だけ気をつけても間に合わないので、練習日から少しずつ体を慣らしておきましょう。
動く前に体を温める
体育館に着いたら、すぐにボールを触らず、まず歩く・軽く走るなどで体を温めます。そのあとに、足首・ひざ・肩・手首をゆっくり回しておきましょう。
冬の体育館は、外と同じくらい冷えることもあります。上着を1枚持っていき、待っている間は羽織っておくと、体が冷えきるのを防げます。



準備運動なしで動いたら、次の日が大変でした…。
痛めやすい場所を知っておく
バレーで多いのは、指・足首・ひざ・腰のトラブルです。特に、着地のときのひざと足首、ボールを突いたときの指には気をつけてください。
痛みが出たときは、無理に続けず、その場で交代してもらいましょう。痛みが強いときや長く続くときは、自分で判断せず医療機関で診てもらうことが大切です。
大人がバレーでけがをしやすい場所とケアの順番は、次の記事にまとめています。
PTAバレーでやりがちな3つの失敗
最後に、未経験の方がつまずきやすい場面を3つ紹介します。知っておくだけで避けられるものばかりです。
失敗1:全力で走って、次の日に動けなくなる
久しぶりの運動で張りきると、次の日に足が動かなくなります。練習日は、全力を出しきるのではなく、8割くらいの力で最後まで動けることを目標にしてください。



次の日、階段をおりるのがつらかったです…。
失敗2:1人で取りにいって、ぶつかる
ボールを追いかけることに集中すると、まわりが見えなくなります。人とぶつかるけがは、転んだり手をついたりする分、痛みも大きくなりがちです。声を出しながら動くことが、そのまま安全につながります。
失敗3:経験者にすべて任せてしまう
経験者がいると、つい後ろに下がりたくなります。けれど、自分のところに来たボールを触らないと決めてしまうと、コートに大きなすき間ができてしまうんです。
上手に返せなくてもかまいません。触りにいく、その1歩が出るだけでチームは守りやすくなります。



うまさより、動いてくれる人がチームには心強いんですよ。
よくある質問
学生の球技大会で急にバレーをやることになった場合のコツは、次の記事で紹介しています。
まとめ:要項の確認から始めれば未経験でも間に合う
PTAバレーは、大会ごとにルールが違います。だからこそ、練習よりも先に要項を読み、使うルールとボールを確かめることが最初の準備になります。
靴と服装をそろえ、レシーブ・サーブ・声の3つだけ体で覚えておけば、未経験でもコートに立てます。
うまく決めることではなく、触って・つないで・声を出すことがPTAバレーの役割です。
| 準備すること | ポイント |
|---|---|
| ルールの確認 | 返す回数・攻め方の制限・ボールを要項で確かめる |
| 靴 | 体育館で使える運動靴。底がかたくなっていないか確認する |
| 服装と持ち物 | しめつけのない服。着がえ・飲み物・サポーター |
| プレー | 正面で受ける・サーブは入れる・声を出す |
| 体の準備 | 動く前に温める。痛みが続くときは医療機関へ |
まずは今日、大会の要項を出して、返す回数と攻め方の制限の2つに線を引いてみてください。



これなら、当日までにやることがはっきりしました!



大丈夫です。楽しんでいる親の姿は、子どもにもちゃんと届きますよ♪
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
大人から始めるバレーについては他にも記事を書いています。
気になるテーマがあればぜひ読んで参考にしてもらえたら嬉しいです♪
送迎に洗濯にお弁当。バレー家庭の毎日は、それだけで十分がんばっています。夕食まで完璧にしなくて大丈夫です。
- 湯せん5分:国産食材・手作りの冷凍おかずが1品ずつ用意できる
- 冷凍庫の保険:大会や遠征で帰りが読めない日も、温めるだけ
- 子どもだけの留守番でも:レンジ操作だけで夕食が完結
▼ まずはお試しセットから
▶ 関連記事: 忙しいバレー家庭の食材宅配おすすめ|練習日の夕食対策






