- 部活の帰りが暗くなるのに、雨の日は傘を差して自転車に乗っていないか心配
- 自転車通学のレインコートは種類が多く、どれを選べばいいか分からない
- 部活の大きなバッグを背負うと、レインコートが着にくそう
こんな悩みを解決します。
部活の子の自転車通学のレインコートは、上下に分かれた形・水がしみにくく蒸れにくい生地・暗い道で目立つ反射材の3つを押さえて選べば、まず失敗しません。
私は元日本代表として活動し、SVリーグで監督を務めることができるバレーボールコーチ4の資格を保有しています。
部活の子は、練習で疲れたうえに暗い道を、大きな荷物を背負って帰ってきます。雨の日の帰り方と雨具を先に決めておくと、親の心配もぐっと減らせます。
ぜひこの記事を参考にしてみてください。
- 上下型・コート型・ポンチョ型の違いと、部活の子に合う形が分かる
- 耐水圧や反射材など、レインコートを選ぶ5つの基準が分かる
- 部活の日の持っていき方と、次の朝までに乾かす手順が分かる
それでは、くわしく見ていきましょう。
結論:レインコートは上下型・生地・反射材で選ぶ
先に結論をお伝えします。部活の子の自転車通学のレインコート選びで押さえたいポイントは、次の3つです。
- 形:ペダルをこいでも足元までぬれにくい、上下に分かれた形を選ぶ
- 生地:水がしみにくく、中が蒸れにくい生地を選ぶ
- 安全:暗い道で車から見えやすい反射材がついた物を選ぶ
レインコートは、雨の日しか使わない道具です。そのため「安いから」「家にあったから」で決めてしまいがちですが、自転車に乗ると使い心地と安全性に大きな差が出ます。
うさママコンビニのレインコートで十分だと思っていました…。



急な雨の1回だけならそれでも助かります。毎日の通学用は、別に1着決めておきたいですね。
部活の子にレインコートが欠かせない理由
雨の日に傘を差して自転車に乗るのは、交通ルールで禁止されています。片手運転になり、ブレーキやハンドルの操作が難しくなるからです。
自転車のルールは、警察庁がまとめた資料で確かめられます。
部活の子は、雨の日の帰り道に気をつけたいことが重なります。練習で疲れている・帰りが暗い・荷物が大きいの3つがそろうと、ふだんより周りが見えにくくなるんですよね。
だからこそ、傘を持たせるのではなく、両手でハンドルを握れる雨具を用意しておくことが大切です。雨が強い日や雷が鳴っている日は、無理に乗らずに迎えに行くなど、家庭で線を引いておくと安心です。



早く帰りたくて、つい傘を差しちゃいそうになるんだよね…。
帰り道の約束ごとは、次の記事でくわしく紹介しています。ライトやヘルメットの決めごととあわせて読んでみてください。
レインコートの3つの形の違い
自転車用のレインコートは、大きく分けて上下型・コート型・ポンチョ型の3つの形があります。それぞれの特徴を表にまとめました。
| 形 | 良いところ | 気をつけたいところ |
|---|---|---|
| 上下型(セパレート) | 足元までぬれにくく、風でめくれにくい | 着たり脱いだりに少し時間がかかる |
| コート型 | さっと羽織れて、脱ぎ着が早い | ひざから下がぬれやすい |
| ポンチョ型 | 荷物ごとかぶれて、脱ぎ着がいちばん早い | 風であおられやすく、すそが車輪に巻きこまれるおそれがある |
毎日の自転車通学に使うなら、上下型をいちばんに考えるのがおすすめです。ペダルをこいでもズボンで足元が守られ、風が強い日でもすそがばたつきにくいからです。



ズボンがあると、こいでもひざがぬれないんだね!
制服がスカートの学校でも、上下型のズボンを制服の上から重ねてはけば足元を守れます。どうしても脱ぎ着の早さを優先したいときは、ひざ下まで長さがあるコート型を選んでみてください。
ポンチョ型は、歩いて通う日や、車で送ったあとの短い移動には便利です。ただ、自転車では風を受けて体があおられることがあるため、通学用の1着としては向いていません。



ポンチョのほうが、大きなバッグごとかぶれて楽そうだと思っていました。



楽さより、風の日にふらつかないことを優先したいですね。
自転車通学のレインコートを選ぶ5つの基準
形が決まったら、次の5つの基準で候補をしぼっていきます。上から順に見ていくと、選びやすくなります。
- 耐水圧:強い雨でも水がしみてこないか
- 蒸れにくさ:ムレを外に逃がす生地かどうか
- 反射材と色:暗い道で車から見えやすいか
- フード:横を向いたときに周りが見えるか
- サイズ:部活のバッグや制服の上から着られるか
基準①:耐水圧で水のしみにくさを見る
耐水圧は、生地がどれくらいの水の力に耐えられるかを表す数字です。数字が大きいほど、強い雨でも水がしみてきにくくなります。
通学に使うレインコートでは、大雨にも対応できる目安として10,000mm以上をすすめる説明がよく見られます。商品のタグや説明に書かれているので、買う前に確かめてみてください。
生地だけでなく、縫い目にテープが貼ってあるか、ファスナーから水が入りにくい作りかも見ておきたいところです。縫い目から水がしみてくると、生地の耐水圧が高くても中がぬれてしまいます。
基準②:蒸れにくさは透湿性で見る
レインコートの中は、ペダルをこぐと汗で蒸れやすくなります。部活のあとで体が温まっている帰り道なら、なおさらです。
ムレを外に逃がす性質を透湿性といいます。透湿性のある生地や、背中に空気の通り道がある作りなら、中がべたつきにくくなります。



練習のあとに着ると、中が汗でびしょびしょになるんだよね!
基準③:反射材と色で車から見えやすくする
雨の日の夕方は、車のドライバーから自転車が見えにくくなります。部活の帰り道は暗い時間になりやすいので、反射材がついているかは必ず確かめたいポイントです。
反射材は、車のライトが当たると光って、ドライバーに存在を知らせてくれます。背中だけでなく、腕や足元にもついていると、横や後ろからも気づいてもらいやすくなります。



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色は、紺や黒よりも明るい色のほうが目立ちます。学校で色が決まっている場合は、決まりの中で反射材の多い物を選んでみてください。
基準④:フードは横を向いても周りが見えるかで選ぶ
フードをかぶったまま横を向くと、フードだけが止まって横が見えなくなることがあります。交差点で左右を確かめられないのは、自転車ではとても危険です。
顔の横に透明な窓があるフードや、頭の動きに合わせて一緒に回るフードなら、横が見えやすくなります。つばがついていると、顔に雨がかかりにくく前も見やすくなります。
ヘルメットをかぶって通学している場合は、ヘルメットの上からかぶれる大きさのフードかも確かめましょう。
基準⑤:サイズはバッグと制服の上から着られるかで選ぶ
部活の子は、エナメルバッグやリュックに、シューズやタオルまで入れて通学します。背中にマチ(広げられる部分)がある物なら、リュックを背負ったまま上から着られて、荷物もぬれにくくなります。
サイズは、ふだんの服よりも少し余裕のある物を選んでください。制服やジャージの上から着て、ひじやひざを曲げても突っ張らないかがめやすです。
ズボンのすそを、面ファスナーなどでしぼれる物もおすすめです。すそがチェーンやペダルに巻きこまれるのを防ぎやすくなります。



買うときは、ふだんのバッグを背負って試着してみます。
部活の日のレインコートの使い方
レインコートは、選び方と同じくらい使い方も大切です。部活の日は、学校にいる時間が長く、次の日の朝までに乾かす必要もあります。
学校では、ぬれたまま丸めておかない
ぬれたレインコートを丸めて袋に入れたままにすると、放課後に着るころには中まで冷たく湿っています。においやカビの原因にもなります。
部室やロッカーに広げて置ける場所があるか、子どもと一緒に確かめておきましょう。広げる場所がないときも、袋の口を開けておくだけで湿気がこもりにくくなります。



袋に入れたまま、次の朝まで忘れていたことがあります…。
雨の日は、レインコートを入れる袋とは別に、ぬれた物を分けるビニール袋も持たせておくと便利です。雨の日に足しておきたい持ち物は、次の記事で紹介しています。
家では、その日のうちに陰干しする
家に帰ったら、レインコートはすぐにバッグから出して、ハンガーにかけて陰干しします。表面の水滴をタオルで軽くふいてから干すと、乾くのが早くなります。
ドライヤーの熱風を当てたり、暖房の吹き出し口の近くに置いたりするのは避けてください。熱で生地や縫い目のテープが傷み、水を防ぐ力が落ちることがあります。
洗濯できるかどうかは、レインコートの洗濯表示で確かめましょう。洗濯表示の記号の意味は、消費者庁のページで確かめられます。
参考:洗濯表示(消費者庁)



帰ったらまずレインコートを出す。これを家の約束にしておくと続きますよ。
雨の日は、バッグの中も湿りがちです。バッグのにおいが気になってきたら、次の記事の洗い方も参考にしてください。
自転車通学のレインコートでよくある3つの失敗
レインコートは雨の日しか使わないので、失敗に気づくのが遅れがちです。よくある失敗を3つ紹介します。
失敗1:ぴったりのサイズで、バッグの上から着られない
ふだんの服と同じサイズで買うと、制服の上から着たときに腕や肩が突っ張ります。部活のバッグを背負った状態では、上着のファスナーが閉まらないこともあります。
買う前に、通学のときと同じ服装とバッグで着られるかを確かめてみてください。成長期の子どもは体が大きくなるので、少し余裕があるほうが長く使えます。



お店では、ふだんの服の上から着て腕を回してみてください。
失敗2:フードで横が見えず、交差点が危ない
フードを深くかぶると、雨はしのげても横が見えにくくなります。本人は前だけ見ているつもりでも、左右から来る車や人に気づくのが遅れてしまいます。
買ったら一度、家の前でフードをかぶって左右を見る練習をしておくと安心です。横が見えにくいときは、フードのひもで顔まわりを調整してみましょう。



横を向いたら、フードの内側しか見えなかった!
失敗3:部員と同じレインコートで、取り違えてしまう
学校で色が決まっていると、部室や自転車置き場に同じようなレインコートが並びます。急いで帰る日に、ほかの部員の物を持って帰ってしまうこともあります。
内側のタグに名前を書いたり、目印をつけたりしておくと安心です。持ち物への名前のつけ方は、次の記事で手順を紹介しています。
レインコートは、学生服のお店やホームセンターだけでなく、ネットでもたくさん売られています。形と反射材を確かめながら、子どもと一緒に選んでみてください。
🔎 パフォーマンスアップや日頃のケアに役立つ用品は、Amazonでバレーボール用品を探すと見つけやすいです。
よくある質問
警報が出たときの部活の判断と、家庭で備えておきたいことは、次の記事で紹介しています。
まとめ:雨の日の帰り方とレインコートを先に決めておこう
部活の子の自転車通学のレインコートは、足元までぬれにくい上下型を中心に、生地・反射材・フード・サイズを確かめて選ぶのが基本です。
使い方では、学校で広げておくことと、家に帰ったらその日のうちに陰干しすることをセットにしましょう。
傘を持たせるより、両手でハンドルを握れる雨具を用意すると覚えておいてください。
| 決めること | ポイント |
|---|---|
| 形 | 足元までぬれにくい上下型。脱ぎ着を優先するならひざ下丈のコート型 |
| 耐水圧 | 強い雨でもしみにくい数字か、縫い目にテープがあるか |
| 蒸れにくさ | 透湿性のある生地や、空気の通り道がある作り |
| 反射材と色 | 背中・腕・足元に反射材。明るい色だとさらに目立つ |
| フードとサイズ | 横を向いても見える。バッグと制服の上から着られる |
| 手入れ | 学校で広げておき、帰ったらその日のうちに陰干し |
まずは今日、家にあるレインコートを出して、バッグを背負ったまま着られるか、フードをかぶって横が見えるかを確かめてみてください。



雨の日は傘じゃなくて、レインコートを着て帰るぞ!



自分の身を守る準備も、練習と同じくらい大切ですよ♪
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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