- バレー部の保護者会で自己紹介があると聞いて、何を話せばいいか分からない
- ほかの保護者が話し慣れていそうで、自分だけ浮かないか心配
- 当番をあまり手伝えない事情を、自己紹介で言うべきか迷っている
こんな悩みを解決します。
バレー部の保護者会の自己紹介は、子どもの名前・自分の名前・協力のひと言の3つを、30秒ほどで話せば十分です。
私は元日本代表として活動し、SVリーグで監督を務めることができるバレーボールコーチ4の資格を保有しています。
指導者の立場から見ても、保護者同士が気持ちよく声をかけ合えるチームは、子どもたちが練習に集中しやすいと感じます。最初の自己紹介は、その関係づくりの小さな入口です。
ぜひこの記事を参考にしてみてください。
- 自己紹介で話す3つのことと、話す順番が分かる
- 未経験・共働き・役員など、場面に合う例文が見つかる
- 保護者会で避けたい話と、緊張しても話せる準備が分かる
部活での親の関わり方を全体から知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。
それでは、くわしく見ていきましょう。
結論:自己紹介は「名前・子ども・ひと言」を30秒で
先に結論をお伝えします。バレー部の保護者会の自己紹介で話すのは、次の3つだけで大丈夫です。
① 子どもの名前と学年。
② 自分の名前(呼んでほしい呼び方)。
③ 協力できることや、よろしくのひと言。
保護者会の自己紹介は、人数が多いと1人あたりの時間が短くなります。部員が20人いれば、1人1分でも20分かかる計算です。
長く話すほど、ほかの保護者の時間を使ってしまいます。30秒ほどで短く終えるほうが、聞いている側にもやさしい自己紹介になります。
うさママ何か気の利いたことを言わないといけない気がして…。



名前が覚えてもらえれば、それで大成功ですよ。
自己紹介の目的は、自分をアピールすることではありません。ほかの保護者に「○○さんのお母さんはこの人」と顔と名前を結びつけてもらうことです。
その意味では、上手に話すことより、子どもの名前をはっきり伝えることのほうが大切になります。私は、保護者会の自己紹介では上手さより、短さと分かりやすさを大切にしてほしいと考えています。
バレー部で自己紹介をする3つの場面
バレー部の保護者が自己紹介をする場面は、主に3つあります。場面によって、話す長さや添えるひと言が少しずつ変わります。
年度はじめの保護者会
いちばん多いのが、年度はじめや新入部員が入った時期の保護者会です。学校の教室や会議室に集まり、顧問の先生の話のあとに、1人ずつ順番に自己紹介することがよくあります。
この場面では、ほとんどの保護者が同じように緊張しています。名前と子どもの名前、よろしくのひと言で十分に伝わる場です。
役員や係を決める集まり
2つ目は、会計や連絡係、試合のときの当番などを決める集まりです。
自己紹介のあとにそのまま役割決めに入ることがあるので、手伝える日や時間帯をひと言そえると、あとの話し合いが進みやすくなります。
役員や係の中身は、チームによって違います。どんな役割があるかを先に知っておくと、ひと言も考えやすくなるはずです。
大会前の打ち合わせや懇親会
3つ目は、大会前の打ち合わせや、シーズンの区切りに開かれる懇親会です。すでに顔見知りの保護者が多いので、自己紹介は短めで、少しだけ自分のことを話す時間になりやすい場面です。
新しく入った家庭の保護者にとっては、ここが初めての自己紹介になることもあります。そのときは、年度はじめと同じ3つの内容で話せば問題ありません。



場面ごとに、ひと言を少し変えればいいんですね。
自己紹介で話す3つのことと順番
ここからは、自己紹介の中身を1つずつ見ていきます。話す順番は、次の流れにすると聞く側が分かりやすくなります。
子どもの名前と学年
最初に話すのは、子どもの名前と学年です。保護者会では、保護者の名前より子どもの名前のほうが先に知られていることが多いからです。
「2年の○○の母です」と最初に言えば、聞く側は「あのリベロの子のお母さんだ」とすぐに結びつけられます。名字が同じ部員がいる場合は、下の名前まで伝えると迷わせません。
自分の名前と呼び方
次に、自分の名前を伝えます。保護者同士は「○○くんのお母さん」「○○ちゃんのお父さん」と子どもの名前で呼び合うことが多いので、呼ばれ方の希望があればここで伝えておくと親切です。
名字だけで十分な場合もあります。無理に下の名前まで言う必要はないので、そのチームの雰囲気に合わせてみてください。



子どもの名前を先に、自分の名前をあとに。この順番がおすすめです。
協力のひと言
最後に、協力できることや、よろしくのひと言で締めます。「できることがあればお手伝いします」「送迎なら土曜日に協力できます」など、1文でかまいません。
ここで手伝える範囲を具体的に伝えておくと、あとで当番を決めるときに無理を頼まれにくくなります。気持ちよく協力するための、小さな準備と考えてください。
協力のひと言は、できることを具体的に1つ伝えるだけで十分です。
そのまま使える自己紹介の例文7つ
ここからは、場面や家庭の状況ごとの例文です。そのまま使っても、名前や学年を入れかえて少しアレンジしてもかまいません。
基本の例文
まずは、どの場面でも使える基本の形です。迷ったら、この例文をそのまま使えば失敗しません。
- 1年の○○の母の△△です。バレーのことはまだ分からないことばかりですが、できることがあればお手伝いします。よろしくお願いします。
時間にすると15〜20秒ほどです。前の人が長めに話していても、短い自己紹介が悪く見えることはありません。



これなら、名前を入れかえるだけで話せそうです!
バレー未経験の親の例文
親がバレーをやったことがない場合は、それを正直に伝えてしまうと気持ちが楽になります。未経験の保護者は多いので、同じ立場の人が話しかけてくれるきっかけにもなります。
- 2年の○○の母の△△です。私はバレーの経験がなく、ルールもこれから覚えるところです。試合の応援や送迎など、できることから協力していきます。よろしくお願いします。



未経験だと言ってしまったほうが、気が楽になりそうです。
バレー経験者の親の例文
親がバレー経験者の場合は、経験を大きく話さないのがポイントです。経験の話が長くなると、ほかの保護者が「教えたがる人かな」と身がまえてしまうことがあります。
- 3年の○○の父の△△です。学生のころ少しバレーをしていたので、試合のときの記録や線審のお手伝いなら協力できます。よろしくお願いします。
経験は、手伝える役割として伝えると角が立ちません。試合のときに保護者が手伝う仕事は、経験があると任されやすいものもあります。



経験は、話すより役割で生かすほうが喜ばれます。
共働きで手伝える日が限られる場合の例文
仕事の都合で平日の当番が難しい場合は、自己紹介で先にひと言伝えておくと、あとの当番決めがスムーズです。できないことだけでなく、できることもセットで話すのがコツです。
- 1年の○○の母の△△です。平日は仕事で参加が難しいのですが、土日の送迎や試合の日のお手伝いなら協力できます。ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、よろしくお願いします。



できることを先に言えば、断る話にはならないですね。
きょうだいでお世話になる場合の例文
上の子に続いて下の子も同じバレー部に入った場合は、すでに知っている保護者もいます。「今年もよろしくお願いします」と続けてお世話になることを伝えると、自然な自己紹介になります。
- 1年の○○の母の△△です。上の子に続いて、下の子もお世話になることになりました。引き続きよろしくお願いします。
上の子のときの話や、前の年の保護者会の話を長くしないようにしましょう。新しく入った保護者が、話に入りにくくなることがあるからです。



知っている人が多いと、つい昔の話をしてしまいそうです…。
途中入部や転校してきた場合の例文
年度の途中で入部した場合や、転校してきた場合は、まわりの保護者はすでに顔見知りです。「途中からですが」と一言そえると、聞く側も事情が分かって話しかけやすくなります。
- 2年の○○の母の△△です。この春に引っ越してきて、途中からの入部になりました。分からないことが多いので、いろいろ教えていただけると助かります。よろしくお願いします。
役員や係を引き受けたときの例文
会計や連絡係などを引き受けたときは、自己紹介に役割の名前を入れます。ほかの保護者が「この件は誰に聞けばいいか」を覚えやすくなるからです。
- 2年の○○の母の△△です。今年度は連絡係を担当します。連絡はできるだけ早めにお送りするようにしますので、分からないことがあれば気軽に声をかけてください。よろしくお願いします。
役員の自己紹介では、「がんばります」だけで終わらせず、どう動くかを1つ伝えると安心感が出ます。
連絡係なら、連絡の手段や送る時間帯のルールを先に共有しておくと、あとで困りにくくなります。
保護者会の自己紹介で避けたい4つの話
自己紹介は短い時間ですが、話す内容によっては、ほかの保護者との関係に影響することがあります。バレー部の保護者会で特に気をつけたいのは、次の4つです。
子どもの実力やポジションの話
1つ目は、子どもの実力やポジション、レギュラーかどうかの話です。「うちの子はエースで」「まだ補欠ですが」といった話は、本人は何気なく言ったつもりでも、聞く側の受けとり方はさまざまです。
ほかの子と比べているように聞こえると、保護者同士の間に小さな溝ができてしまいます。子どものプレーの話は、自己紹介には入れないのが無難です。



補欠だと先に言って、笑いをとろうとしていました…。



子どもが聞いたら、つらい気持ちになるかもしれませんね。
指導方針や練習への意見
2つ目は、顧問の先生やコーチの指導方針、練習の量や内容についての意見です。「練習が厳しすぎる」「もっと試合に出してほしい」といった話を、自己紹介の場で口にするのは避けましょう。
意見がある場合でも、保護者全員の前で話すと、ほかの保護者を巻きこむ形になります。伝えたいことがあるときは、別の機会に、伝え方を考えてから相談するほうが話がこじれにくくなります。



最初に言っておいたほうが、話が早い気もしますけど…。



全員の前で話すと、ほかの保護者を巻きこんでしまいますよ。
手伝えない事情の長い説明
3つ目は、当番や送迎を手伝えない事情を、細かく長く説明してしまうことです。申し訳ない気持ちから説明が長くなりがちですが、家庭の事情をくわしく話す必要はありません。
「平日は難しいのですが、土日なら協力できます」のように、できないことは1文で済ませ、できることを伝えて締めてください。
手伝えない事情は1文にして、できることで締めくくりましょう。
長すぎる自己アピール
4つ目は、仕事や趣味、自分の部活経験などを長く話す自己アピールです。1人が長く話すと、後ろの順番の保護者も長く話さないといけない空気になり、会の時間がのびてしまいます。
保護者同士が仲よくなるのは、自己紹介のあとの雑談や、試合の応援の時間でも遅くありません。自己紹介は短く、交流はそのあとに少しずつ、と考えると気が楽になります。
緊張しても話せる3つの準備
人前で話すのが苦手な方でも、少しの準備で自己紹介はぐっと楽になります。当日までにやっておきたいのは、次の3つです。
前もってメモに書いておく
1つ目は、話す内容を前もってスマホのメモや手帳に書いておくことです。子どもの名前、自分の名前、協力のひと言の3行だけで十分です。
書いておけば、当日に頭が真っ白になっても、メモを見ればそのまま話せます。例文を自分の家庭に合わせて書きかえておくと、準備はほとんど終わりです。
声に出して30秒で読む
2つ目は、書いたメモを声に出して読み、時間をはかっておくことです。頭の中で読むのと声に出すのとでは、かかる時間がかなり違います。
30秒を大きくこえるようなら、協力のひと言を短くするなどして調整してください。1度でも声に出しておくと、当日の言葉がつかえにくくなります。



3行のメモを、前の日に1回読んでおきます!
前の人の話し方に合わせる
3つ目は、当日に前の人の話し方をよく聞いておくことです。前の人たちが名前だけで短く終えているなら、自分も短くしてかまいません。
前の人たちが少し自分のことを話しているなら、メモの内容に1文だけ足します。順番が後ろのほうになった場合は、会の雰囲気が分かってから話せるので、あせらずに聞いておきましょう。
よくある質問
まとめ:自己紹介は短く、協力のひと言をそえる
バレー部の保護者会の自己紹介は、上手に話すことより、子どもの名前と自分の顔を覚えてもらうことが大切です。
子どもの名前・自分の名前・協力のひと言の3つを、30秒で話せば十分です。
| 家庭の状況 | 自己紹介にそえるひと言 |
|---|---|
| バレー未経験 | ルールはこれから覚えることを伝える |
| バレー経験者 | 手伝える役割として経験を伝える |
| 共働き | 手伝える曜日や時間帯を伝える |
| きょうだいで在籍 | 引き続きお世話になることを伝える |
| 途中入部・転校 | 途中からの入部であることを伝える |
| 役員・係 | 担当する役割の名前を伝える |
最初の自己紹介で、完ぺきな印象を残す必要はありません。試合の応援や当番で顔を合わせるうちに、保護者同士の関係は少しずつできていきます。
子どもが安心してバレーに打ちこめるように、まずは短い自己紹介から、チームの保護者の輪に入ってみてください。



3行のメモがあれば、当日も落ち着いて話せそうです!



その一歩が、子どもの部活を支える力になりますよ。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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