- 冬になったら、水筒の中身をどうすればいいか分からない
- 夏に買ったボトルに、温かい飲み物を入れてもいいのか不安
- 持たせても飲まずに帰ってくるので、意味があるのか迷っている
こんな悩みを解決します。
冬の水筒で先に決めるのは中身ではなく、そのボトルが熱い飲み物に対応しているかです。
私は元日本代表として活動し、SVリーグで監督を務めることができるバレーボールコーチ4の資格を保有しています。
10年以上スクールで中学生以上の選手を指導してきましたが、冬に水筒の中身が減らない選手は、毎年かなりの数います。
飲まない理由の多くは、のどが渇いていないからではなく、冷たいものを飲みたくないからでした。
ぜひこの記事を参考にしてみてください。
- 冬でも水分が足りなくなる理由がわかる
- 保温できるボトルを選ぶときの3つの基準がわかる
- 入れてよい飲み物と、避けたほうがよい飲み物がわかる
それでは、くわしく見ていきましょう。
結論:保温できるボトルを1本足して、役割を分ける
結論からお伝えします。冬の水筒は、夏のボトル1本で乗り切ろうとしないのが正解です。
- 器:熱い飲み物に対応した表示があるボトルを使う
- 量:500mL前後を目安にして、荷物を重くしない
- 中身:水分補給用と、体を温める用で分けて考える
夏に使っていたスクイズボトルや保冷専用のボトルは、熱い飲み物を入れる前提で作られていません。中身が噴き出したり、ふたが開かなくなったりする危険があります。
一方で、真空断熱のボトルなら温度をたもったまま運べます。休憩のたびに一口飲めるだけでも、体の冷え方は変わってきます。
うさママ夏の水筒にお湯を入れてはダメなんですか?



保冷専用と書いてあるものは避けてください。
役割を分けるという考え方も大切です。練習中にごくごく飲むのは常温の水や麦茶、休憩のときに少しだけ飲むのが温かい飲み物、という組み立てになります。
容量や飲み口といった水筒そのものの基本は、こちらの記事でまとめています。
冬も水分が足りなくなる3つの理由
そもそも、なぜ冬まで水筒の話をするのでしょうか。理由は3つあります。
のどの渇きを感じにくくなるから
1つ目は、体の感じ方の問題です。気温が下がると、汗をかいても皮膚がすぐ乾くため、失った量に気づきにくくなります。
のどが渇いたと感じる前から、体の水分は減り始めています。つまり、渇きを合図にしていると遅れるということです。
冬は、飲みたくなってから飲むのでは間に合いません。時間で区切って口をつける習慣のほうが確実になります。
乾いた空気で、息からも水分が出ていくから
2つ目は空気の乾燥です。冬の体育館は空気が乾き、はく息から出ていく水分が夏より増えます。
窓を開けて換気をする日は、さらに乾きます。走ったあとに口の中がねばつくのは、その分だけ水分が抜けたサインです。



カワイタクウキハミズブンヲウバウ
汗をかいても、乾いて気づかないから
3つ目は汗です。厚着で練習すると、思っているより汗をかいています。
ところが冬は汗がすぐ乾くので、本人も周りも気づきません。練習後に体が重い、頭が痛いという日は、水分が足りていない可能性があります。
インナーが湿っているかを触ってみると、かいた量がわかります。乾いていると思っていた背中が湿っているなら、その分は出ていったということです。



冬は汗をかかないと思っていました…



厚着の分だけ、実は増えているんですよ。
痛みや強い気分の悪さが続く場合は、水を飲んで様子を見るのではなく、医師に相談してください。
冬の保温ボトルを選ぶ3つの基準
ここからは選び方です。冬に足す1本は、見るところを3つに絞れば迷いません。
熱い飲み物に対応しているかを、説明書で確かめる
1つ目が、いちばん大事な基準です。ボトルには保冷専用のものと、保温もできるものがあります。
見た目が同じステンレスでも、中身は別物です。判断は見た目ではなく、商品の表示と取扱説明書で確かめてください。
保冷専用のボトルに熱い飲み物を入れると、内側の圧力が上がってふたが飛ぶことがあります。やけどにつながるので、ここは必ず確認する部分です。



説明書は、すぐ捨てていました…



保温の可否だけは、写真で残しておきましょう。
容量は500mL前後を目安にする
2つ目が量です。冬は夏ほど飲まないので、大きいボトルを足すと荷物だけが重くなります。
温かい飲み物用は350〜500mLで足りることが多く、水分補給用の1本と合わせて持たせる形が現実的です。
試合の日や遠征の日だけ大きいものに替える、という使い分けもできます。ふだんの練習は小さめ、朝が早い日は大きめ、と決めておけば毎回迷いません。
冬は上着や防寒小物も増えるので、バッグの余裕も一緒に考えてください。重さの見直し方は、こちらの記事が参考になります。
飲み口と中せんが分解して洗えるか
3つ目は手入れのしやすさです。温かい飲み物は、冷たい水よりにおいが残りやすくなります。
パーツが分解できないボトルは、飲み口の内側に汚れが残ります。買う前に、ふたと中せんが外れるかを見てください。
食器洗い機に入れられるかどうかも、確認しておくと毎日が楽になります。
- 保温に対応した表示が、商品と説明書にあるか
- 350〜500mLで、バッグの高さに収まるか
- ふたと中せんが外れて、内側まで洗えるか
🔎 パフォーマンスアップや日頃のケアに役立つ用品は、Amazonでバレーボール用品を探すと見つけやすいです。
洗い方そのものは、こちらの記事でくわしくまとめています。
保温ボトルに入れていい飲み物と、避ける飲み物
器が決まったら、次は中身です。ここを間違えると、ボトルそのものを傷めます。
入れるなら白湯・麦茶・ほうじ茶が扱いやすい
温かい飲み物としてすすめやすいのは、白湯・麦茶・ほうじ茶です。理由は、糖分と塩分が少なく、ボトルにも体にも負担が小さいからです。
カフェインの少ないものを選ぶと、夕方の練習でも寝つきに影響しにくくなります。
味が薄いと飲まない子には、ほうじ茶のように香りのあるものが向いています。甘い飲み物より、まず香りで選んでみてください。



白湯だけだと、正直あきます。



香りのあるお茶から試してみましょう♪
牛乳・果汁・炭酸・スープは入れない
避けたほうがよいものは、はっきりしています。理由も合わせて覚えておくと、家族で共有しやすくなります。
- 牛乳・乳飲料・果汁:傷みやすく、ガスで内側の圧力が上がる
- 炭酸飲料:同じく圧力が上がり、ふたが飛ぶことがある
- みそ汁・スープ:塩分でステンレスがさびることがある
- ドライアイスや氷菓:急な圧力の変化が起きる
スポーツドリンクも塩分を含むため、対応と書かれていないボトルには入れないのが基本です。内側にフッ素加工をしてスポーツドリンク対応としている製品もあるので、表示で判断してください。
スープジャーとして売られている専用の容器なら、汁物を入れられます。水筒で兼用しようとしないのが安全です。



エンブントトウブンハボトルヲイタメル
冬の水筒でよくある3つの失敗
選び方が分かっても、使い方でつまずくことがあります。毎年見かける失敗を3つ挙げます。
夏のボトルに、熱い飲み物を入れてしまう
いちばん多いのがこれです。ボトルを買い足さずに、夏のスクイズボトルへお湯を入れてしまうパターンです。
やわらかい素材のボトルは熱で変形し、飲み口から中身がもれます。保冷専用のステンレスボトルも、圧力が上がるので同じく危険になります。
1本足す前提で考えるほうが、結果として安全で長もちします。
中身が少なく、保温が続かない
2つ目は入れる量です。真空断熱のボトルは、中身が満量に近いほど温度が長くもちます。
半分しか入れていないと、上の空気が冷えて、思ったより早くぬるくなります。少なめにしたいときは、容量の小さいボトルに変えるほうが効きます。
出かける前にお湯を入れて1分ほど置き、それを捨ててから中身を入れる。この予熱だけでも、もち時間は変わります。



ひと手間で変わるんですね♪



朝の1分で、夕方まで違いますよ。
熱すぎて飲めず、結局残る
3つ目は温度です。熱いまま入れると、休憩の短い時間では飲めません。
飲まずに残るくらいなら、最初から飲める温度で入れてください。目的は温めることではなく、口をつけてもらうことです。
ふたを開けたときの湯気でやけどをすることもあります。小さい子のきょうだいが触る場所には置かないよう、家でも一声かけておくと安心です。
冬の服装とあわせて考えると、冷え方はさらに減らせます。
冬の練習日にやる5つの手順
最後に、1日の流れで整理します。順番を決めておけば、朝にあわてません。
ポイントは4番目です。練習中にごくごく飲む役と、休憩で体を温める役を分けておくと、どちらも無理なく続きます。
2本持つと重くなるので、温かい方は小さめにしてください。バッグの中で倒れない場所を決めておくと、もれにも気づきやすくなります。
チームで確認しておくこと
学校やチームによっては、持ち物の決まりがあります。ボトルを2本にする前に、一度確認しておくほうが気持ちよく使えます。
体育館の床にじかに置くと、倒したときに水びたしになります。置き場所も、最初に決めておいてください。
ボトルを2本にするなら、バッグの中で立つ向きも一緒に考えます。横に寝かせると、ふたのすき間からもれることがあるからです。



置き場所を決めておけば安心です!



倒すと片づけで練習が止まりますからね。
名前を書いて、取り違えを防ぐ
同じ形のボトルがずらりと並ぶので、名前がないと取り違えが起きます。ふたと本体の両方に書いておくと確実です。
温かい飲み物を入れる方には、目印を付けておくのもおすすめです。急いでいるときに、中身を間違えずに開けられます。
よくある質問
まとめ:器を選んでから、中身を決める
この記事では、バレー部の冬の水筒についてお伝えしました。
大事なのは、熱い飲み物に対応したボトルを1本足して、水分補給用と分けて使うことです。
| 決めること | 目安 | 注意する点 |
|---|---|---|
| 器 | 保温に対応した表示があるボトル | 保冷専用に熱い飲み物を入れない |
| 容量 | 温かい方は350〜500mL | 満量に近いほど温度がもつ |
| 中身 | 白湯・麦茶・ほうじ茶 | 牛乳・果汁・炭酸・スープは入れない |
| 温度 | 休憩で飲める温度 | 熱すぎると残って飲まれない |
| 手入れ | 分解して洗い、乾かす | 温かい飲み物はにおいが残りやすい |
私は元日本代表として活動してきましたが、冬に調子を落とさない選手は、水分をとる習慣を季節で変えていました。まずは小さめの1本から試してみてください。



ほうじ茶を持っていってみます!



休憩のたびに一口、で十分ですよ♪
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
バレーボール用具については他にも記事を書いています。
気になるテーマがあればぜひ読んで参考にしてもらえたら嬉しいです♪
バレーを頑張るみなさんに嬉しい特典がそろっています。
- Prime Video:アニメ「ハイキュー!!」など人気作品が見放題
- 送料無料:シューズやサポーターなど、対象商品が送料無料で届く
- Prime Music:試合前のウォーミングアップ曲もこれ1つ
▼ プライムは30日間の無料体験あり(期間内に解約すれば0円)
▶ 関連記事: バレーボールシューズおすすめ12選|元日本代表がポジション別厳選









