- 部活から帰ってきた子のにおいが気になるけれど、本人には言いにくい
- 売り場にスプレー・シート・ロールオンが並んでいて、どれを持たせればいいのか分からない
- 学校で使っていいのか、先生に止められないかが心配
こんな悩みを解決します。
部活用に選ぶなら、無香料の汗拭きシートを1枚、汗をかいた直後に使う、これがいちばん外れません。
私は元日本代表として活動し、SVリーグで監督を務めることができるバレーボールコーチ4の資格を保有しています。
10年以上スクールで中学生以上の選手を指導してきましたが、においで悩む選手ほど、使う物ではなく使うタイミングでつまずいています。
汗がかわく前に1回拭けるかどうかで、帰るころの状態はかなり変わります。
ぜひこの記事を参考にしてみてください。
- シート・スプレー・ロールオンの違いが分かり、部活用に合うタイプを選べる
- 学校で止められにくい商品の見分け方(香り・成分・大きさ)が分かる
- いつ使えばいいかの順番が決まり、子どもが自分で続けられるようになる
それでは、くわしく見ていきましょう。
結論:無香料のシートを1枚、汗をかいた直後に使う
結論からお伝えします。部活のにおい対策でつまずくところは、どの商品を買うかではなく、使うタイミングを決めていないことです。
帰宅してからお風呂で洗えば、体はきれいになります。それでも次の日に制服やバッグがにおうのは、汗をかいてから帰るまでの数時間が空いたままだからです。
そこを1回だけ拭けるようにする、これが部活用のグッズを持たせる本当の目的になります。
- まずは無香料の汗拭きシートから始める
- 練習が終わって着替える前に、首・わき・背中を拭く
- スプレーやロールオンは、シートで拭いたあとに足す
- 香りの強い物は学校で止められることがあるので避ける
つまり、拭く道具を1つだけ持たせて、着替えとセットにしてしまえば十分です。何種類もそろえる必要はありません。
うさママいろいろ買ってあげたほうがいいのかと思っていました。



1つを毎回使えるほうが効きますよ。
もう1つ大事なのが、本人が自分で使えるかどうかです。親が渡しても、かばんの底に入ったまま2か月たっていた、という話は本当によくあります。
大きさ・開けやすさ・持ち運びやすさは、成分表示よりも先に見ておきたいところなんですよね。
なお、制汗剤や汗拭きシートは、においを完全になくす物ではありません。感じ方には個人差がありますし、肌に合わないこともあります。
部活の汗がにおいにつながる2つの流れ
汗をかくこと自体が悪いわけではありません。むしろ、しっかり汗をかける体は運動をするうえで大事です。
それなのに部活の子のにおいが気になるのは、汗がその後どうなるかで差がつくからです。ここを分けて見ていくと、どこに手を打てばいいかがはっきりします。
かいたばかりの汗にはにおいがほとんどない
出たばかりの汗は、ほとんどが水分です。この時点では、強いにおいはありません。
においが出てくるのは、汗や皮脂が肌の上に残り、時間がたってからです。時間が長くなるほど気になりやすくなります。
だからこそ、拭くタイミングが早いほど有利になります。帰ってから洗うのでは、数時間分が過ぎたあとなんですよね。



練習のあとって、そのまま帰っちゃってました。



着替える前に1回拭くだけで変わりますよ。
濡れたまま着替えず過ごす時間が積み重なる
もう1つは、濡れたウェアやインナーをそのまま着ている時間です。部活のあとに教室へ戻る日や、そのまま電車で帰る日は、この時間が長くなります。
バッグに濡れた物を押し込むのも同じです。中で乾かないまま、次の日を迎えることになります。
つまり、対策は拭く・着替える・乾かすの3つがセットです。拭く道具だけをそろえても、着替えを持っていなければ効果は半分になります。
こちらの記事で、家での回し方までまとめています。
タイプ別の特徴|シート・スプレー・ロールオン
売り場には形の違う商品が並んでいますが、役割は大きく2つに分かれます。汗や皮脂を拭きとる物と、肌に置いて汗やにおいをおさえる目的で作られた物です。
この違いが分かると、売り場で迷う時間がかなり短くなります。
| タイプ | 主な役割 | 部活での使いどころ |
|---|---|---|
| 汗拭きシート | 汗と皮脂を拭きとる | 練習後の着替え前・試合の合間 |
| スプレー | 広い場所に吹きつける | 背中や足など手が届きにくい場所 |
| ロールオン・スティック | わきに直接ぬる | 朝の登校前・長い1日になる日 |
汗拭きシートは部活の基本になる1枚
部活用に1つだけ選ぶなら、汗拭きシートです。拭くだけなので、体育館のすみでも短時間で終わります。
私の指導現場でも、首の後ろ・わき・背中の3か所を押さえておけば足りる選手がほとんどです。強くこすらず、押し当てて引くくらいで十分です。
厚みのあるシートは1枚で広い面をふけるので、結果的にコストも下がります。薄い物を何枚も使うより、しっかりした物を選んだほうが続きます。
スプレーとロールオンは足りない所を補う
スプレーは広い場所に向いています。背中や足のように手が回りにくいところは、シートより早く終わります。
ただ、音が出るうえに周りへ飛ぶので、更衣室や体育館では使いにくい場面もあります。人が近くにいる時は避けるよう、家で一度伝えておくと安心です。
ロールオン・スティックは、わきに直接ぬるタイプです。朝の登校前にぬっておく使い方が中心で、練習後に使う物ではありません。



スプレーだけ持たせていました。



拭く物を先に足すと、もっとラクになりますよ。
学校で使えるものを選ぶ3つの基準
商品選びでいちばん多い失敗は、家では問題なくても学校で使えない物を選んでしまうことです。ここは3つだけ見ておけば大丈夫です。
- 香りは無香料、または石けんの香りまで
- アルコールとパウダーの有無を肌に合わせて選ぶ
- かばんのポケットに入る大きさか
香りは無香料を基本にする
香りつきの商品は、学校で止められることがあります。教室で使うと周りに広がりますし、においが苦手な子もいるからです。
迷ったら無香料を選んでください。香りでごまかすのではなく、拭いて減らすほうが確実です。
部活の持ち物に決まりがあるチームもあるので、心配なときは顧問の先生に一言確認しておくと安心できます。
アルコールとパウダーは肌に合わせて選ぶ
汗拭きシートの多くにはアルコールが入っています。さっぱりしますが、肌が弱い子は赤くなることがあります。
ヒリヒリすると言われたら、アルコールが入っていない物に変えてください。パッケージの成分表示で確認できます。
パウダー入りはさらさらしますが、黒いウェアに白く残ることがあります。ユニフォームが濃い色のチームは、パウダーなしのほうが気をつかわずにすみます。



白いのがついて目立つのイヤかも!?



それならパウダーなしを選びましょう。
大きさは「かばんに入れっぱなし」で決める
最後は大きさです。部活バッグのポケットに入らない物は、そのうち持っていかなくなります。
ふたが片手で開くか、開けたあと乾きにくい作りかも見ておいてください。ふたがゆるい物は、次に使うときにシートがかわいていることがあります。
なお、肌に合わない物を無理に使い続ける必要はありません。赤みやかゆみが出たときは使うのをやめて、皮ふ科の医師や薬剤師にご相談ください。
用品は、実物の大きさを見てから決めると失敗が減ります。
🔎 パフォーマンスアップや日頃のケアに役立つ用品は、Amazonでバレーボール用品を探すと見つけやすいです。
使う順番とタイミングを決める
道具がそろったら、次は順番です。ここを決めておかないと、持っているのに使わないという状態になります。
大事なのは、拭くのを着替えの前に置くことです。着替えたあとに拭いても、新しい服にはすでに汗がついています。



順番だけなら、うちの子でも覚えられそうです。



1回決めてしまえば、あとは体が覚えますよ。
朝のぬり直しについても触れておきます。ロールオンやスティックは、汗をかいたあとより、乾いた肌にぬるほうが向いています。
登校前に1回ぬっておき、練習後はシートで拭く、この組み合わせがいちばん手間が少ないです。
タオルの選び方をまだ決めていない場合は、こちらも合わせて見てみてください。
やりがちな3つの失敗
ここまでの内容を、逆の方向から見ておきます。よくある失敗が分かると、やることがもっとはっきりします。
香りを重ねてごまかそうとする
いちばん多いのがこれです。においが気になるからと、香りの強い物を足してしまうパターンですね。
汗のにおいと香料が混ざると、かえって目立つことがあります。まず拭いて減らす、これが先です。
汗をかく前だけ使って終わりにする
朝にぬって安心し、練習後は何もしない、という使い方もよく見かけます。これでは、いちばんにおいが出る時間帯が空いたままです。
朝と練習後は役割が違います。両方そろって1セットだと考えてください。
友だちと貸し借りする
シートやロールオンの貸し借りは、肌のトラブルにつながることがあります。直接肌に触れる物なので、自分の物を使うのが基本です。
忘れた日のために、バッグに予備を1つ入れておくほうが安心なんですよね。



借りたことがあると聞いて、少し心配になりました。



肌に触れる物の貸し借りはやめましょう。
渡すときは「持ち物を増やす」だけでいい
商品が決まっても、渡し方で止まってしまう家庭は多いです。においの話は本人にとって気にさわりやすいので、切り出し方に迷うんですよね。
おすすめは、においの話をせずに、部活の持ち物として1つ足すだけにすることです。
タオルや水筒と同じ並びでバッグに入れておけば、本人は自然に使い始めます。理由をくわしく説明するほど、指摘されたように受けとってしまいます。



どう言えばいいのか、ずっと迷っていました。



言わずに置いておくのがいちばん早いですよ。
それでも使っていないようなら、置き場所を見直してみてください。バッグの底ではなく、タオルの上に置くだけで使う回数は変わります。
チーム全員が同じ物を持っている状態も、本人には使いやすい環境になります。保護者どうしで話題にしておくと、1人だけ特別という感じがなくなります。



みんな持ってるなら、ふつうに使えます!
よくある質問
まとめ:拭く道具を1つ、着替えの前に使う
この記事では、部活で使う制汗剤と汗拭きシートの選び方をお伝えしました。
大事なのは、無香料のシートを1枚持たせて、着替える前に使うと決めておくことです。
| 迷いどころ | 選び方の目安 |
|---|---|
| どのタイプにするか | まずは汗拭きシート1つから |
| 香り | 無香料、または石けんの香りまで |
| 肌が弱い場合 | アルコールなし・パウダーなし |
| 使うタイミング | 練習後、着替える前に1回 |
私は元日本代表として活動してきましたが、においで自信をなくす選手を何人も見てきました。物を増やすより、1つを毎回使うほうがずっと効きます。



着替える前に拭く、覚えました!



それだけで十分ですよ。続けてみてくださいね♪
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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