バレーのユニフォームの黄ばみの落とし方|襟と脇の5手順

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バレーのユニフォームの襟と脇の黄ばみの落とし方
  • 毎日洗っているのに、襟と脇だけ黄色く残ってしまう
  • 漂白剤を使っていいのか、番号が色落ちしないか不安
  • 白いユニフォームを、大会までに少しでも白く戻したい

こんな悩みを解決します。

ユニフォームの黄ばみは、全体の薄い黄ばみ・襟と脇の濃い黄ばみ・熱で固まった黄ばみの3つに分けると、やることが決まります。

私は元日本代表として活動し、SVリーグで監督を務めることができるバレーボールコーチ4の資格を保有しています。

10年以上スクールで中学生以上の選手を指導してきましたが、白いユニフォームの黄ばみは、練習量が増える時期に必ず出てくる悩みでした。

汗の量が多いバレーボールでは、洗濯機に入れるだけでは落としきれない汚れが少しずつ残ります。

ぜひこの記事を参考にしてみてください。

この記事を読むことで得られる3つのこと
  • 黄ばみの濃さに合わせて、落とし方を選べるようになる
  • 家にあるもので、襟と脇の黄ばみを落とせる
  • 番号や生地を傷めない、安全な洗い方が分かる

それでは、くわしく見ていきましょう。

目次

結論:黄ばみは「落とし残した皮脂」なので、順番で落とす

結論からお伝えします。黄ばみが落ちない原因は、汗ではなく、洗いきれずに残った皮脂が空気で酸化していることです。

だから、濃さに合わせて洗い方を強くしていく順番があります。

黄ばみの濃さと、向いている落とし方
  • 全体がうっすら黄色い:酸素系漂白剤でつけ置きする
  • 襟や脇だけ濃く黄色い:台所用洗剤と歯ブラシで部分洗いする
  • 上の2つでも落ちない:重曹を足して煮洗いする

この順番を飛ばして、いきなり強い方法を使う必要はありません。生地は洗うたびに少しずつ弱くなります。

まずは日光にかざして、黄色い場所が全体なのか一部なのかを見てください。

うさママ

見た目では、どちらか分かりません…

あげば

白い紙を横に置くと違いが出ますよ。

順番が大事なのは、弱い方法で落ちる汚れに強い方法を使うと、生地と色だけが先に傷むからです。

逆に、濃い黄ばみに弱い方法を何度もくり返すのも、生地を無駄に洗うことになります。

バレーのユニフォームが黄ばむ2つの理由

そもそも、なぜ毎日洗っているのに黄ばむのか。ここが分かると、予防のしかたも変わります。

落としきれない皮脂が、少しずつ積み重なる

汗そのものは、ほとんどが水分です。黄ばみの正体は、汗と一緒に出る皮脂のほうにあります。

皮脂は油なので、水と普通の洗剤だけでは全部は落ちません。残った分が空気に触れて酸化し、時間をかけて黄色く変わります。

つまり、洗った直後は白く見えても、落としきれなかった皮脂が生地の奥に残っています。夏の練習が続く時期に急に目立ってくるのは、このためです。

うさママ

ちゃんと洗っているつもりなのに…

あげば

汗ではなく、油が残っているんですよ。

バレーボールは、体育館の中で止まらずに動き続ける競技です。屋外競技のような泥汚れは少ない代わりに、汗と皮脂の量だけが毎日積み上がります。

しかも試合用のユニフォームは、練習着ほど頻繁に着ません。着る回数が少ないのに黄ばむのは、前に着たときの皮脂が残ったまま保管されているからなんです。

大会が終わってそのまま袋にしまうと、次に出したときに黄色く変わっている。この流れが、いちばんよくある黄ばみのでき方です。

洗濯そのものの回し方は、こちらの記事でまとめています。

乾燥機とアイロンの熱が、黄ばみを固定する

もう1つの理由が、熱です。残った皮脂に高い熱が加わると、黄色い色が生地に定着して落ちにくくなります。

洗ってすぐ乾燥機にかけたり、まだ黄ばみが残るうちにアイロンをかけたりすると、この状態になります。

黄ばみが気になるうちは、乾燥機とアイロンを使わない、これだけで悪化を止められます。

大会前に慌ててアイロンをかけて、かえって目立ってしまうのはよくある失敗です。

サルくん

試合前にアイロンしていました…!?

あげば

白く戻してから、が順番ですね。

落とし方①全体の薄い黄ばみ|つけ置き5手順

全体がうっすら黄色いだけなら、酸素系漂白剤のつけ置きで戻ることが多いです。色柄物にも使えるタイプです。

つけ置きの5つの手順

用意するのは酸素系漂白剤と、洗面器かバケツだけです。40〜50度くらいのお湯を使うと働きが上がります。

STEP
洗面器に40〜50度のお湯を張り、表示量の酸素系漂白剤をとかす
STEP
ユニフォームを沈め、空気が入らないよう軽く押さえる
STEP
そのまま30分〜2時間ほど置く(お湯が冷めたら終了)
STEP
軽くすすいでから、いつもどおり洗濯機で洗う
STEP
陰干しでしっかり乾かす(乾燥機は使わない)

つけ置きは、長ければ長いほどいいわけではありません。お湯が冷めた時点で漂白の力はほとんど止まります

一晩置いても効果は変わらず、生地の負担だけが増えます。冷めたら出す、と覚えてください。

うさママ

一晩つけたほうが落ちる気がして…

あげば

冷めた後は、もう働いていないんですよ。

温度も大事です。ぬるい水では反応が弱く、熱すぎるお湯は生地や番号を傷めます。手を入れて少し熱いくらいが目安です。

粉末タイプと液体タイプなら、黄ばみには粉末のほうが向いています。液体は日常の洗濯で使いやすく、粉末はつけ置きで力を出すタイプだと考えてください。

複数枚をまとめてつけるときは、洗面器ではなくバケツを使います。生地が重なったままだと、重なった面だけ白く戻らないことがあります。

洗濯表示を先に確認する

つけ置きの前に、タグの洗濯表示を1度見てください。水温の上限や、漂白の可否が記号で書かれています。

記号の意味が分からないときは、消費者庁の洗濯表示の解説で確認できます。

上限温度を超えたお湯は、生地の縮みや型くずれの原因になります。表示にある温度を守るのが結局いちばん早い方法です。

落とし方②襟と脇の濃い黄ばみ|部分洗い5手順

襟や脇だけがはっきり黄色い場合は、その場所だけを狙って洗います。全体をつけ置きするより早く落ちます。

台所用洗剤と歯ブラシで落とす

濃い黄ばみの正体は、厚くたまった皮脂です。油汚れを落とす台所用洗剤は、ここでよく働きます。

STEP
黄ばみの場所だけをぬるま湯で濡らす
STEP
台所用洗剤を薄めずに4〜5滴たらす
STEP
使い古しの歯ブラシで、軽くトントンと叩くようにこする
STEP
泡が汚れてきたら流し、2〜3回くり返す
STEP
洗剤をよくすすいでから、洗濯機で普通に洗う

ここでの注意は、こする強さです。ゴシゴシ往復させると生地の表面が毛羽立ち、かえって白く見えなくなります。

叩くように動かすと、繊維の奥から汚れが浮き上がります。力ではなく回数で落とすイメージです。

サルくん

強くこすったほうが落ちそうです!

あげば

そこは、やさしく回数でいきましょう。

落ちきらないときは、この部分洗いのあとに①のつけ置きを重ねると効きます。順番は「部分洗い→つけ置き」が基本です。

台所用洗剤は、手荒れしやすい成分が入っているものもあります。何枚も続けて洗う日は、ゴム手袋をはめてから始めてください。

歯ブラシは、毛先が開いた使い古しがちょうどいい硬さです。新品の硬い毛は繊維を削るので、あえて古いものを取っておくと役に立ちます。

それでも落ちないときの煮洗い

2つの方法で落ちない黄ばみには、煮洗いという手があります。鍋のお湯に酸素系漂白剤か重曹を入れ、弱火で20分ほど泳がせる方法です。

ただし、熱に弱い生地や、番号が貼り付けてあるユニフォームには向きません。縮みやはがれが起きることがあります。

煮洗いを避けたほうがいい場合
  • 番号やマーキングが熱圧着で貼られている
  • 洗濯表示に高温が使えない記号がある
  • 伸びる素材(ポリウレタン混)が使われている

この3つに当てはまるなら、無理をせずクリーニング店に相談してください。事情を伝えれば、対応できるか教えてもらえます。

🔎 パフォーマンスアップや日頃のケアに役立つ用品は、Amazonでバレーボール用品を探すと見つけやすいです。

やってはいけない3つのこと

黄ばみ落としは、やり方を間違えると取り返しがつきません。ここだけは必ず守ってください。

塩素系漂白剤と酸性の洗剤を混ぜない

いちばん危険なのがこれです。塩素系漂白剤と酸性タイプの洗剤が混ざると、有毒なガスが出ます

洗面所のような狭い場所では特に危険なので、容器の「まぜるな危険」の表示を必ず確かめてください。

塩素系は色柄物を白く抜いてしまうため、そもそもユニフォームには向きません。使うのは酸素系だけ、と決めておくのが安全です。

うさママ

白いから塩素系でいいかと思っていました…

あげば

番号の色まで抜けてしまいますよ。

番号やマーキングに漂白剤を直接かけない

番号やチーム名の部分は、生地とは別の素材が貼られています。漂白剤が直接かかると、色が変わったり、ふちがはがれたりします。

部分洗いのときは、番号にかからないよう指で場所を確かめながら進めてください。つけ置きでも、番号を上にして沈めると安心です。

規定そのものは、こちらの記事で整理しています。

落ちないうちに熱を加えない

3つ目が、先ほどの熱の話です。乾燥機・アイロン・高温のお湯は、残った黄ばみを固めます。

洗い上がりを日光にかざして、黄色が残っていないか確認してから乾かしてください。ここを1回はさむだけで、次の洗濯がぐっと楽になります。

サルくん

乾いてから気づくことが多くて…

あげば

干す前に、光にかざすといいですよ。

黄ばませない3つの予防

落とすより、ためないほうがずっと簡単です。ここからは毎日の工夫です。

その日のうちに洗う

いちばん効くのは、練習の日のうちに洗うことです。皮脂は時間が経つほど酸化が進み、落ちにくくなります。

すぐに洗えない日は、洗濯機の中に丸めて置かず、広げて乾かしておいてください。湿ったままの放置が、いちばん黄ばみを進めます。

洗剤の量とすすぎを見直す

洗剤は多いほど落ちる、というものではありません。溶け残った洗剤は生地に残り、それ自体が黄ばみのもとになります。

表示どおりの量にして、その代わりすすぎを1回増やす。これだけで残り方が変わります。

うさママ

量を増やさなくていいんですね!

あげば

増やすのは、すすぎのほうですよ。

詰め込みすぎも同じです。洗濯槽の8割までにすると、水と洗剤がきちんと回ります。

ユニフォームは裏返してネットに入れるのもおすすめです。汗と皮脂が付くのは内側なので、裏返すと汚れた面に水流が直接当たります。

番号やマーキングの摩擦も減るので、はがれの予防にもなります。手間はひと手間だけで、効果は2つ分です。

月に1度、つけ置きでリセットする

最後の1つは、黄ばむ前に落とすことです。月に1度だけ酸素系漂白剤のつけ置きをしておくと、そもそも黄ばみが目に見える段階まで進みません。

黄ばんでから落とすより、たまる前に流すほうが、生地の負担もずっと小さくなります

私がスクールの選手に伝えているのも、大会の1か月前に一度だけつけ置きしておく、この1つだけです。

サルくん

大会の前に白くしておきます!

あげば

写真に残るので、そこは効きますよ♪

よくある質問

練習着とユニフォームは同じ方法で落とせますか?

基本は同じです。ただしユニフォームは番号やマーキングがあるので、漂白剤が直接かからないよう気をつけてください。練習着のほうは気にせずつけ置きできます。

オキシ漬けと呼ばれる方法と違いますか?

酸素系漂白剤を使ったつけ置きのことなので、同じ考え方です。お湯の温度を40〜50度にして、冷めたら引き上げる点も変わりません。

何度やっても落ちない黄ばみはあきらめるしかないですか?

生地の奥まで酸化が進んだものは、家庭では戻りきらないことがあります。大会で着るものなら、クリーニング店に相談するか、買い替えの検討に移ってください。

色つきのユニフォームでも漂白剤を使えますか?

酸素系なら使えるものが多いですが、必ず洗濯表示を確認してください。心配なときは、裾の内側など目立たない場所で試してから全体に使います。

まとめ:濃さに合わせて、順番に強くしていく

この記事では、バレーのユニフォームの黄ばみの落とし方をお伝えしました。

大事なのは、黄ばみの正体は残った皮脂なので、濃さに合わせて落とし方を選ぶことです。

黄ばみの状態落とし方気をつけること
全体がうっすら黄色い酸素系漂白剤でつけ置きお湯が冷めたら引き上げる
襟・脇が濃く黄色い台所用洗剤と歯ブラシこすらず叩くように
2つでも落ちない重曹を足して煮洗い番号つきや伸びる生地は避ける
色柄・番号がある酸素系だけを使う塩素系と酸性は混ぜない
家庭で戻らないクリーニング店に相談大会の日程から逆算する

私は元日本代表として活動してきましたが、白いユニフォームで整列するチームは、それだけで空気が引き締まって見えるものです。まずは日光にかざして、黄ばみの濃さを見るところから始めてみてください。

うさママ

今日の分から、すぐ洗ってみます!

あげば

ためないのが、いちばん楽ですよ♪

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

バレーボール用具については他にも記事を書いています。
気になるテーマがあればぜひ読んで参考にしてもらえたら嬉しいです♪

🍚 練習で帰りが遅い日の夕食、ラクしていい

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この記事を書いた人

バレーボール・ビーチバレーボール元日本代表。
バレーボールスクールを10年間運営。

【保有資格】
日本スポーツ協会公認バレーボールコーチ4

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