- チームを作ったものの、練習する場所が決まらない
- 体育館の抽選に申し込んでも、毎回はずれてしまう
- 借り方の手順がわからず、どこに聞けばいいのかも分からない
こんな悩みを解決します。
練習場所が決まらない原因は、団体登録をしていない・申し込む枠が毎回バラバラの2つに集まります。
私は元日本代表として活動し、SVリーグで監督を務めることができるバレーボールコーチ4の資格を保有しています。
10年以上スクールを運営してきた経験から言えるのは、場所を押さえられるチームほど、探し方ではなく段取りをもっているということです。
空いている体育館を探し回るより、登録と申し込みの型を先に作るほうが早く決まります。
ぜひこの記事を参考にしてみてください。
- 練習場所として借りられる場所の種類と、向き不向きがわかる
- 団体登録から予約までの手順が、順番どおりにわかる
- 抽選に外れ続けるチームが次にとる手がわかる
それでは、くわしく見ていきましょう。
結論:練習場所は登録・申し込み・保険の3つで決まる
先に結論からお伝えします。練習場所は、探す時間ではなく段取りの数で決まります。
① 使いたい施設に団体登録を先に済ませる。
② 曜日と時間をそろえて毎月の抽選に出し続ける。
③ 外れた日のための代わりの場所を1つもっておく。

この5つは、どれも特別なつてがなくてもできることです。反対に、この段取りがないまま探すと、毎月ふりだしに戻ってしまいます。
登録さえ済ませておけば、あとは申し込みを続けるだけの作業になります。
れおコーチつてがないと無理だと思っていました…。



公共の施設は、登録した団体なら同じ条件で申し込めますよ。
いちばん多いつまずきが、団体登録の存在を知らないまま空き状況だけを見ている場合です。空きがあっても、登録していない団体は申し込みの画面まで進めません。
場所探しの最初の一歩は、施設めぐりではなく団体登録だと考えてください。
借りられる場所は主に4か所ある
練習場所の候補は、大きく4種類に分かれます。それぞれ費用と取りやすさが違うので、先に全体を見ておきましょう。
| 場所 | 費用の目安 | 取りやすさ |
|---|---|---|
| 公共の体育館 | 安い | 抽選が中心で競争は高め |
| 学校の体育館の開放 | 安い | 地域の枠に空きがあれば入りやすい |
| 民間の体育館 | 高め | 予約は取りやすい |
| 屋外・小さな場所 | ほぼ無料 | いつでも使えるが内容は限られる |
公共の体育館・スポーツセンター
市区町村が運営する体育館は、費用が安く、バレー用のコートやネットがそろっています。
その代わり申し込みが集中するため、多くの施設で抽選になります。落選が続くのは実力不足ではなく、単純に人数の問題です。



平日夜ト土日ハ競争率ガ高イ
学校の体育館の開放
多くの学校では、放課後や休日の体育館を地域の団体に開放しています。学校施設の開放はスポーツ庁も地域スポーツの土台として位置づけている仕組みです。
窓口は学校ではなく、市区町村の教育委員会やスポーツ担当課になっていることがほとんどです。
学校へ直接お願いに行っても、話が進まない場合があります。
開放されている枠は、平日の夜と休日に集中します。すでに使っている団体が固定されていることも多いので、空きが出る時期を聞いておくとよいでしょう。



近所の小学校でも借りられるんですか?



開放している学校なら、地域の団体として申し込めますよ。
なお、部活動として校内の体育館を他の部と分け合う場合は、考え方がまったく別になります。
民間の体育館やスポーツ施設
民間の施設は費用が高くなりますが、予約が取りやすく、直前でも押さえられることがあります。
大会前だけ使う、抽選に外れた週だけ使う、といった使い分けをすると負担を抑えられます。
屋外や小さな場所で代わりにする
どうしても体育館が取れない週は、公園や駐車場のような場所でも成立する練習に切り替えます。
パスやフットワークだけなら、天井のない場所でも十分に積み上がるんです。
団体登録から予約までの手順
ここからは、いちばん多くのチームが使う公共の体育館を例に、手順を追っていきます。
流れ自体はどの地域でもよく似ていますが、条件の細かい部分は市区町村ごとに違います。必ず自分の地域の案内を確認してください。


団体登録でそろえるもの
団体登録では、チームが実在することと、地域の住民で構成されていることを示す書類を求められます。
- 代表者の氏名・住所・連絡先
- 構成員の名簿(氏名と住所)
- 団体の名称と活動内容
- 代表者の本人確認書類
人数の下限や、市内在住・在勤の人が何割必要かという条件は、地域によって差があります。登録の前に窓口へ1本電話を入れておくと、書き直しを防げます。



名簿を出すところでつまずいていました。



先に窓口へ聞けば、必要な形をそのまま教えてもらえますよ。
登録は一度済ませれば、多くの施設で年度いっぱい使えます。年度が変わる時期に更新が必要な場合もあるので、更新月を手帳に書いておいてください。
抽選と先着の違いを知る
公共施設の予約は、抽選と先着の2段構えになっている場合が多く見られます。
先に翌月分の抽選があり、そこで埋まらなかった枠が、あとから先着で開放されるという順番です。
つまり、抽選に外れても終わりではありません。抽選の結果が出た直後こそ、空き枠を拾える時間帯になります。



抽選ノ翌日ガ狙イ目
先着の開放日と時刻は施設ごとに決まっているので、カレンダーに入れて、忘れないようにしましょう。
抽選の申し込みで迷いやすいのが、第1希望だけを出してしまうことです。多くのシステムでは複数の候補を出せるので、曜日違い・時間帯違いをまとめて入れておきます。
毎月同じ枠を出し続けると、当選の記録が積み上がり、チームの練習日も固定されていきます。曜日が毎月動くチームは、選手が予定を組めずに参加率が下がります。



毎回ちがう枠で出していました…。



曜日をそろえるだけで、参加できる人も増えますよ。
予約が取れないときの4つの手
抽選に出し続けても取れない時期はあります。その場合は、申し込み方そのものを変えてみてください。
時間帯と曜日をずらす
いちばん効果が出やすいのが、時間帯を動かす方法です。平日の夜と土日の午後は、どの地域でも競争が集中します。
平日の午前や、夜の遅い枠を選ぶだけで、当選する確率は変わります。社会人チームなら、朝の枠が空いていることもあります。
季節でも差が出ます。大会が集中する時期は申し込みが増え、長い休みに入ると逆に空くことがあります。
1年を通して同じ結果になるとは限らないので、外れた月の枠を記録しておくと、次の年の申し込みに使えます。
半面や3分の1で借りる
全面が取れなくても、半面なら空いている場合があります。半面でもパス・レシーブ・サーブの練習は成立します。
人数が少ないチームほど、半面のほうがむしろ回しやすいという面もあります。
登録する施設を増やす
1つの施設だけに申し込んでいると、その施設の競争率にすべてが左右されます。
隣の市区町村でも、在勤や在学の人がいれば登録できる場合があります。登録先を3か所まで増やすと、どこかは当たる状態に近づきます。
ほかのチームと枠を分け合う
同じ地域の別のチームと組んで、片方が取れた日に一緒に使うという方法もあります。
練習試合の相手が自然に見つかるという利点もあり、両方のチームに得があります。



相手チームができるのはありがたいです!



場所も相手も一度に解決しますね♪
使用料とキャンセルでもめない決め方
場所が取れたあとにチームがもめるのは、たいてい技術ではなくお金と欠席の扱いです。最初に決めておけば、あとから言い出しにくくなることもありません。
使用料の集め方を先に決める
使用料は、頭割りにするか、参加した人だけで割るかで感じ方が変わります。
参加者割りは公平に見えますが、人数が少ない日の負担が重くなります。月ごとの定額にすると、集金の手間も減らせます。
キャンセルの期限を全員で共有する
公共施設のキャンセルには期限があり、期限を過ぎると使用料がかかる場合があります。
何日前までに言えば無料かを最初に全員へ伝えておいてください。人数が集まらない日の判断も早くなります。



急に行けなくなる日もあって、言い出しにくいんです…。



だからこそ、期限を先に決めておくと気が楽になりますよ。
無断で使わなかった場合、次回以降の申し込みが制限される施設もあります。使わないと決めたら、必ず取り消しの手続きまで済ませましょう。
次も貸してもらえるチームがやっていること
長く同じ場所を使えているチームには、共通する行動があります。特別なことではなく、当日の扱い方だけです。
私の指導現場でも、片づけを終えるところまでを予約した時間と考えて動いています。
設営と片づけを時間内に終える
予約した時間には、準備と片づけの時間も含まれています。終了時刻を過ぎて片づけを始めると、次の団体を待たせてしまいます。
ネットの設営に慣れていないチームは、ここで10分以上を失いがちです。手順を決めて役割を配ると、時間が読めるようになります。
床の傷や器具の破損は、その場で申告してください。黙って帰るほうが、あとで大きな問題になります。



破損ハ当日ノ申告ガ原則
ほかの利用者と近隣に配慮する
声出しや笛の音は、思っているよりも外へ届きます。夜間の枠では、窓を閉める・笛を減らすといった配慮が必要になる場合もあります。
駐車場の使い方も、苦情が出やすい部分です。乗り合わせを増やすだけで、印象は大きく変わります。



次も借りられるかどうかは、当日の30分で決まります。
管理の担当者に顔と名前を覚えてもらえると、空き枠の情報を教えてもらえることもあります。あいさつは、いちばん費用のかからない対策です。
よくある質問
まとめ:場所は探すのではなく段取りで押さえる
練習場所の確保は、運よりも段取りで決まります。団体登録・毎月の申し込み・代わりの場所、この3つがそろえば練習は止まりません。
| つまずき | 先にやること | 取れなかった時の手 |
|---|---|---|
| 申し込みの画面まで進めない | 団体登録を済ませる | 窓口へ電話して条件を聞く |
| 抽選に外れ続ける | 曜日と時間をそろえて出し続ける | 時間帯をずらす・半面で申し込む |
| 施設が1つしかない | 隣の市区町村も調べる | 登録先を3か所まで増やす |
| 場所がない週ができる | 代わりの場所を決めておく | 屋外でできる内容に切り替える |
| 使用料でもめる | 集め方と期限を最初に決める | 月ごとの定額に切り替える |
私は元日本代表として活動したあと、10年以上スクールで選手を指導してきました。
続いているチームを見ていて感じるのは、場所に恵まれていたのではなく、押さえる型をもっていたということです。
まずは、いちばん使いたい施設の団体登録の条件を調べるところから始めてみてください。



明日、窓口に電話してみます!



そこまで進めば、あとは申し込みを続けるだけですよ♪
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
チーム運営については他にも記事を書いています。
気になるテーマがあればぜひ読んで参考にしてもらえたら嬉しいです♪
ボールは部員1人に1球が目標です。6個入りのケースで売られているので、チームに20人いるならボール24球・カゴ2つ。この状態をクリアできると、練習が非常に充実するのではないでしょうか。私のスクールでは、コート1面につき36球を使っています。
- ボール…全員が同時に持てると、組めるメニューの幅が広がる
- ボールカゴ2つ…球出しと片づけが一気に楽になる
- ネット・アンテナ…予備がないと、欠けた日の練習が止まる
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