- 突き指のクセがあって、指を守る方法を知りたい
- 指サポーターとテーピング、どっちを使えばいいか迷う
- サポーターを選ぶとき、何を基準にすればいいかわからない
こんな悩みを解決します。
指を守る方法は、大きく分けて指サポーターとテーピングの2つがあります。
使い分けの基準は、手軽さを取るか、細かい固定を取るかでシンプルに考えられます。
私は元日本代表として活動し、SVリーグで監督を務めることができるバレーボールコーチ4の資格を保有しています。
現役から指導者になった今まで、指を守る用品を含めて多くの用具を実際に試してきました。
その立場から、2つの違いと、失敗しない選び方の基準をわかりやすくまとめます。
ぜひこの記事を参考にしてみてください。
- 指サポーターとテーピングの違いがわかる
- 場面に応じた使い分けの基準がわかる
- サポーターを選ぶときのチェックポイントがわかる
指を守る前に、まず用品全体の選び方から知りたい人は、こちらのガイドもあわせてどうぞ。
それでは、詳しく見ていきましょう。
結論:手軽さなら指サポーター・細かい固定ならテーピング
先に結論からお伝えします。指を守る方法は、指サポーターとテーピングの2つ。どちらを使うかは、目的で決めるのが基本です。
手軽にくり返し使いたいなら指サポーター。ピンポイントで細かく固定したいならテーピング。
まず、2つの違いを表で見てみましょう。
| 項目 | 指サポーター | テーピング |
|---|---|---|
| 手軽さ | 着けるだけで簡単 | 巻き方の習得が必要 |
| 固定力の細かさ | ざっくり支える | 動きを細かく制限できる |
| くり返し使えるか | 洗って何度も使える | 基本は使い切り |
| コスト | 最初に買えば長く使える | 消耗品として続く |
サルくんどっちか片方だけあればいいのかな?



場面によって使い分けるのが一番だよ。両方の長所を知っておくといいんだ。
指サポーターは、着けるだけで手軽に使えるのが最大の長所です。毎回巻き直す手間がなく、洗ってくり返し使えます。
一方、テーピングは、巻き方しだいで指の動きを細かく制限できます。特定の関節をピンポイントで支えたいときに向いています。
どちらが優れているという話ではなく、目的に合わせて選ぶのが正解です。次の章から、それぞれの特徴をくわしく見ていきます。
指サポーターの特徴|手軽にくり返し使える
まずは指サポーターから見ていきましょう。いちばんの魅力は、その手軽さです。
長所①:着けるだけで手間がかからない
指サポーターは、指に通すだけで使えます。テーピングのように巻き方を覚える必要がなく、誰でもすぐに使い始められます。
毎回の準備時間が短く、練習前にサッと着けられるのが指サポーターの強み。
洗ってくり返し使えるので、消耗品のように毎回買い足す必要もありません。最初にそろえてしまえば、長く使えるのも家計にやさしいポイントです。



ツケルダケデ カンタン クリカエシツカエル
急いでいる朝練の前でも、着けるだけなので負担になりません。手軽さを重視する人には、まず指サポーターがおすすめです。
長所②:まわりの指ごと支えるタイプもある
指サポーターには、1本の指に着けるタイプと、となりの指といっしょに支えるタイプがあります。
となりの指と組んで支えるタイプは、指が横にぶれるのをやさしく抑えてくれます。突き指のあとで、指を守りながら練習に戻りたいときなどに向いています。
ただし、指サポーターはあくまで動きをやさしく支える用品です。強く固定したいときは、次に紹介するテーピングの方が向いています。



サポーターは「守りながら軽く支える」。ガッチリ固めたいときは別の方法がいいんだ。
なお、指をぶつけて強い痛みや腫れがあるときは、道具でごまかさず、整形外科などの医療機関で見てもらってください。
テーピングの特徴|細かく固定できるが手間がかかる
次に、テーピングの特徴です。手間はかかりますが、その分だけ細かい調整ができます。
長所:動きをピンポイントで制限できる
テーピングの最大の強みは、巻き方しだいで指の動きを細かく制限できることです。
特定の関節だけを固定したい、この方向にだけ曲がらないようにしたい、といった細かい要望に応えられます。
動く方向・固定する強さを、巻き方で自由に調整できるのがテーピングの持ち味。
大事な試合で、突き指のクセがある指を守りたいときなど、ピンポイントで支えたい場面で頼りになります。
短所:巻き方の習得と手間がいる
一方で、テーピングには手間がかかります。効果的に巻くには、正しい巻き方を覚える必要があります。



自分でうまく巻けるか、ちょっと不安かも…。



最初は難しいよね。慣れるまでは、指導者や経験者に教わると安心だよ。
巻き方を間違えると、きつすぎて血のめぐりを悪くしたり、逆に緩くて意味がなかったりします。最初は指導者や経験者に教わるのがおすすめです。
また、テーピングは基本的に使い切りの消耗品です。毎回巻くので、続けるとコストがかかる点も知っておきましょう。肌が弱い人は、かぶれにも気をつける必要があります。
指以外にも、ひざや足首を守る方法として、サポーターやテーピングはよく使われます。全体像を知りたい人は、こちらの記事も参考になります。
場面別|指サポーターとテーピングの使い分け
ここまでの特徴をふまえて、実際の場面ごとにどちらを選べばよいかを整理します。迷ったときの目安にしてください。
日常の練習:手軽な指サポーターが中心
毎日の練習では、手軽さが大切です。着けるだけで使える指サポーターが向いています。
- 準備に時間がかからない
- 洗ってくり返し使える
- コストを抑えられる
練習のたびにテーピングを巻くのは、時間も費用もかさみます。日常的な保護なら、指サポーターで十分なことが多いです。
突き指のクセがある指を、となりの指と組んで軽く支えたい、というときも指サポーターが便利です。
大事な試合:ピンポイントのテーピング
大事な試合や、特定の指を細かく守りたいときは、テーピングの出番です。
動く方向を制限して、不安のある指をしっかり支えたいとき、テーピングなら細かく調整できます。



ふだんはサポーター、勝負どころはテーピング。こう覚えておくと迷わないよ。
もちろん、両方を組み合わせる選手もいます。ふだんの守りはサポーター、試合前だけテーピングを足す、という使い方も賢い方法です。
自分の指の状態と、その日の目的に合わせて選んでいきましょう。
指サポーターを選ぶときの3つの基準
指サポーターを買うときに、チェックしてほしい基準を3つ紹介します。この3点を確認すれば、店頭でもネットでも迷いにくくなります。
基準①:サイズ|きつすぎず緩すぎず
いちばん大事なのがサイズです。緩いとプレー中にずれて意味がなくなり、きつすぎると指がしめつけられて動かしにくくなります。
指の太さは人それぞれ。サイズ表を見て、指まわりを目安に選ぶことが失敗を防ぐ第一歩。
伸縮するタイプでも、サイズが合っていないとずれやすくなります。可能なら、着けたときに指が自然に曲げられるかを確認しましょう。
基準②:素材|汗を吸って乾きやすいか
指は汗をかきやすく、サポーターも汗を吸います。吸汗速乾の素材だと、ベタつきにくく清潔に使えます。
肌が弱い人は、縫い目が肌に当たりにくいものや、チクチクしにくい素材を選ぶと安心です。洗ってくり返し使うので、乾きやすさも大事なポイントです。



汗をかく場所だから、乾きやすさも大事なんだね。



そうだよ。清潔に使えると、肌トラブルも防げて長持ちするんだ。
基準③:タイプ|1本用か、となりの指と組むタイプか
指サポーターには、1本の指に着けるタイプと、となりの指と組んで支えるタイプがあります。
軽く保護したいだけなら1本用、突き指のあとで横ぶれをやさしく抑えたいなら、となりの指と組むタイプが向いています。
自分の目的に合わせてタイプを選ぶと、無駄のない買い物になります。迷ったら、まず1本用から試してみるのも手です。
指を守るときによくある失敗と注意点
指の保護は、やり方を間違えると逆効果になることがあります。ここでは、初心者がやりがちな失敗を3つ紹介します。先に知っておけば避けやすくなります。
失敗①:きつく締めすぎて指を痛める
いちばん多い失敗が、締めつけすぎです。しっかり守りたいという気持ちから、サポーターやテーピングをきつく巻いてしまう人がいます。
きつすぎると、指の血のめぐりが悪くなり、しびれや冷えの原因になります。守るつもりが、かえって指に負担をかけてしまうんです。
指先の色が変わる・しびれる・冷たくなる。こうしたサインが出たら、すぐに緩める。
着けたあとは、指先の感覚をチェックする習慣をつけましょう。少しでも異変があれば、無理せず外して巻き直してください。



きつく締めた方が、しっかり守れる気がしちゃうんだけど…。



気持ちはわかるよ。でも締めすぎは逆効果。ほどよい強さが、いちばん指を守るんだ。
失敗②:道具に頼って基本のフォームが雑になる
2つ目は、頼りすぎです。指を守れている安心感から、ボールの受け方が雑になる選手がいます。
本来、突き指の多くは、ボールを指先で無理に止めようとして起こります。道具で守るだけでなく、正しい受け方を身につけることが、根本的な予防になります。



道具は味方だけど、指先で突っ込むクセは練習で直すのが大事だよ。
オーバーハンドパスなら、指の付け根でボールを包むように受けるのが基本です。道具と正しいフォーム、両方そろってこそ指を守れます。
失敗③:痛みを我慢して使い続ける
3つ目は、痛みの我慢です。サポーターやテーピングで痛みがまぎれると、無理に練習を続けてしまうことがあります。
これはとても危険です。突き指や関節の痛みを我慢して続けると、悪化して長引くことがあります。



イタミハ カラダノ サイン ムリハ シナイ
繰り返しになりますが、強い痛みや腫れ、指が曲がらないといった症状があるときは、道具でごまかさず整形外科などの医療機関に相談してください。休む判断も、上達の一部です。
指サポーターとテーピングについてよくある質問
選手や保護者の方からよくいただく質問にお答えします。
🔎 パフォーマンスアップや日頃のケアに役立つ用品は、Amazonでバレーボール用品を探すと見つけやすいです。
まとめ:目的に合わせて指の守り方を選ぼう
指を守る方法は、手軽な指サポーターと、細かく固定できるテーピングの2つです。どちらが優れているかではなく、目的に合わせて選ぶのが正解です。
最後に、使い分けと選び方の基準をもう一度表で確認しておきましょう。
| 場面・観点 | おすすめ |
|---|---|
| 日常の練習 | 手軽な指サポーター |
| 大事な試合・細かい固定 | ピンポイントのテーピング |
| サポーターの選び方 | サイズ・素材・タイプの3基準で確認 |
| 強い痛みや腫れがあるとき | 道具より先に医療機関へ |
ふだんはサポーター、勝負どころはテーピング。目的で選べば、指を無理なく守れる。
私は元日本代表として、多くの用具を試してきました。道具選びで大切なのは、高いものをそろえることではなく、自分の状況に合った方法を選ぶことです。
指を守る安心感があれば、思い切ってプレーに集中できます。あなたに合った守り方を見つけてください♪



まずは手軽な指サポーターから試してみるよ!



いいね。試合が近づいたら、テーピングも覚えていこうね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
用品選びについては他にも記事を書いています。
気になるテーマがあればぜひ読んで参考にしてもらえたら嬉しいです♪









