- ビーチバレーを始めたいけど、何を用意すればいいのかわからない
- サングラスや帽子は本当にいるのか、どう選べばいいのか迷う
- インドアの道具をそのまま使っていいのか知りたい
こんな悩みを解決します。
ビーチバレーで最初に揃えたい道具は、動きやすいウェア・砂と日差しから体を守る小物・水分補給の準備の3つにしぼられます。
私は元日本代表として活動し、FIVB世界選手権への出場やビーチバレージャパンでの優勝を経験しています。
砂浜と屋外という特殊な環境で長く戦ってきた経験から、最初の道具選びでつまずく人ほど、暑さと砂に体力を奪われて楽しむ前に疲れてしまうと感じています。
高価なものを一気に揃える必要はありません。まずは体を守る最低限から始めれば、安全に、そして気持ちよくコートに立てます。
ぜひこの記事を参考にしてみてください。
- ビーチバレーで最初に揃えるべき道具の全体像がわかる
- 服装・サングラス・帽子など小物の選び方の基準がわかる
- インドアの道具をどこまで流用できるかがわかる
それでは、くわしく見ていきましょう。
結論:まず揃えるのは「ウェア・日差し対策・水分」の3つ
先に結論からお伝えします。ビーチバレーの道具は、優先順位をつけて揃えるのが失敗しないコツです。
最初に必要なのは、動きやすいウェア・日差しと砂から体を守る小物・こまめな水分補給の準備。
インドアと違い、屋外の砂浜は日差し・熱・砂という3つの負担が同時にかかります。だからこそ、プレー用具よりも先に「体を守る道具」を優先するのがおすすめです。
| 優先度 | 道具 | 役割 |
|---|---|---|
| まず必要 | ウェア(速乾)・水分・タオル | 動きやすさと熱中症予防 |
| あると安心 | サングラス・帽子・日焼け止め | 日差しと砂から目・肌を守る |
| 慣れてから | 専用ボール・裸足対策グッズ | 本格的にプレーする準備 |
サルくんボールとかネットから揃えるんじゃないの?



意外だけど、まずは体を守る道具からなんだ。暑さと砂で疲れると、プレーどころじゃなくなるからね。
多くの砂浜コートでは、ボールやネットが備え付けだったり、体験会で貸してもらえたりします。だからこそ、自分でまず揃えるべきは体を守る小物なんです。
道具にお金をかけすぎて続かなくなるより、最低限を揃えて何度か砂浜に立ってみる方が、自分に必要なものが見えてきます。
まずは気軽に始めて、必要に応じて買い足していくのがおすすめです。
なぜ道具選びが大事なのか:屋外・砂浜という特殊な環境
ビーチバレーの道具選びは、見た目や好みだけで決めるものではありません。屋外という環境が、インドアとはまったく違う負担を体にかけるからです。



スナハマハ ヒザシト スナト アツサトノ タタカイ
砂浜は、直射日光が照りつけ、砂が肌にまとわりつき、気温も高くなりがちです。
ここで無防備なままプレーすると、日焼けや熱中症で体力を削られ、楽しむ前に疲れ切ってしまいます。
道具の役割は、環境の負担を減らして、プレーに集中できる状態を作ること。
とくに夏の砂浜は、地表の温度がかなり高くなります。裸足で長時間立っていると足の裏が熱くなるため、日陰やタオルで足を守る工夫も欠かせません。



道具は、暑さや砂という敵から体を守る味方。ここを軽く見ると、長く続けられないんだ。
さらに、屋外は風や砂ぼこりで目に負担がかかりやすい環境です。目を守る小物があるだけで、上を向いてボールを追う動作がずっと楽になります。
つまり道具選びは、安全に長くプレーを楽しむための土台づくりなんです。次からは、具体的にどんな道具を、どう選べばいいのかを見ていきましょう。
服装の選び方:速乾・動きやすさ・日焼けカバー
ビーチバレーのウェアで大事なのは、汗と砂で重くならず、素早く動けることです。インドア以上に、素材選びが快適さを左右します。
素材は「速乾」を最優先にする
まず選びたいのは、汗をすぐ乾かしてくれる速乾素材のウェアです。綿(コットン)は汗を吸うと重くなり、乾きにくいため屋外には向きません。
屋外のウェアは、汗をためこまない速乾素材が基本。綿は乾きにくく体を冷やす原因になる。
化学繊維のドライ素材なら、汗をかいてもすぐ乾き、体にまとわりつきません。動きの多いビーチバレーでは、この軽さが疲れにくさに直結します。
サイズは、体にぴったりしすぎず、砂の上でしゃがんだり跳んだりしても突っ張らないものを選びましょう。
動きの大きい競技なので、腕を上げたときに窮屈さを感じないゆとりが大切です。



汗で重くなる服だと、それだけで動きにくいもんね。



そうなんだ。乾きやすい素材にするだけで、体感の疲れがずいぶん変わるよ。
露出と日焼けカバーのバランスを考える
ビーチバレーの選手は動きやすさを重視した服装が多いですが、初心者は日焼け対策とのバランスで選ぶのがおすすめです。
肌の露出が多いほど動きやすい一方で、日焼けのダメージも大きくなります。長袖のラッシュガードやアームカバーを使えば、動きやすさを保ちながら日差しから肌を守れます。



無理に露出を増やす必要はないよ。自分が動きやすくて、日焼けを防げる組み合わせが正解なんだ。
砂の照り返しは、上からの日差しに加えて下からも肌を焼きます。とくに顔や首、腕は焼けやすいので、カバーできる服やアイテムを1つ持っておくと安心です。
サングラス・帽子・日焼け止めの選び方
砂浜での日差しは、目にも肌にも大きな負担をかけます。サングラス・帽子・日焼け止めは、単なるおしゃれではなく、プレーの質を守る大切な道具です。
サングラスは「ズレにくさ」で選ぶ
上を向いてボールを追うビーチバレーでは、サングラスがズレにくいことが何より大事です。走ったり跳んだりしてもズレない、フィット感の高いスポーツ用が向いています。
ビーチ用のサングラスは、上を向いても落ちない・ズレないフィット感が最優先。
鼻や耳のパッドが滑りにくい素材のものや、頭の後ろで固定できるバンド付きのものだと、激しい動きでも安心です。
まぶしさで空を見上げづらい人ほど、効果を実感しやすいアイテムです。
価格については、初心者のうちは高価なものを買う必要はありません。まずは手頃なスポーツ用で十分です。一方、本格的に取り組むようになったら、Oakley(オークリー)などのスポーツサングラスは遮光性能が圧倒的に高く、プレーのしやすさが大きく変わります。上達に合わせて買い替えを検討するのがおすすめです。



普通のサングラスじゃダメなの?



動くとズレて気になるんだ。ビーチはとにかく上を見る競技だから、固定力のあるスポーツ用がおすすめだよ。
帽子・キャップは日差しと熱中症対策に
帽子は、直射日光から頭を守り、熱中症のリスクを下げてくれます。汗を吸っても乾きやすいスポーツキャップや、通気性のよいものを選びましょう。
つばがあると、まぶしさをやわらげてボールも見やすくなります。ただし、跳んだときに飛ばないよう、こちらもズレにくいものを選ぶのがコツです。
日焼け止めは「落ちにくさ」を重視
日焼け止めは、汗や砂で落ちにくいスポーツ用・ウォータープルーフタイプがおすすめです。こまめに塗り直すことも、長時間のプレーでは大切になります。



日焼けは、その日のうちは平気でも、後からじわじわ疲れとして残るんだ。先に防いでおくのが賢いよ。
日焼けのしすぎは、肌トラブルだけでなく体力の消耗にもつながります。ただし塗り方や体質によって合う合わないもあるため、肌が弱い人は少量から試すと安心です。
水分・熱中症対策グッズと砂対策
屋外・炎天下のビーチバレーでは、水分と熱中症の対策が安全の要になります。プレー用具よりも、まずここを整えておきましょう。



ミズト ヒカゲト キュウケイ デ アツサニ マケナイ
水分・塩分補給の準備
こまめに飲めるよう、多めの水分を用意しておきましょう。汗で失われる塩分やミネラルも補えるよう、スポーツドリンクや塩分タブレットもあると安心です。
のどが渇く前に飲むのが基本。汗を大量にかく屋外では、水だけでなく塩分の補給も意識する。
保冷ボトルや、日陰で飲み物を冷やせるクーラーバッグがあると、冷たい状態を保てて休憩の質が上がります。
日陰を作れる小さなテントやパラソルがあれば、休憩中に体をしっかり冷やせます。屋外では、プレーの合間にどれだけ体を休められるかが、最後まで動ける体力を左右します。



のどが渇いてからじゃ遅いんだね。



そう。少しずつ、こまめに飲むのがいちばん体を守れるんだ。
なお、体調に不安がある人や、めまい・吐き気などの症状が出たときは、無理をせずすぐに休み、必要なら医療機関に相談してください。
砂・足元の対策
裸足でプレーすることが多いビーチバレーでは、足元の対策も欠かせません。熱い砂で足の裏をやけどしないよう、休憩時に履けるサンダルや、足を置くタオルを用意しておきましょう。



砂って、そんなに熱くなるものなの?
真夏の砂は想像以上に熱くなり、素足では立っていられないほどになります。長く立ちっぱなしにせず、日陰やタオルの上に足を逃がして休みましょう。
これは私自身、現役時代に痛い思いをした部分です。始めたばかりの頃は熱い砂で足の裏に水膨れが何度もできて、歩くのも大変になった経験があります。それくらい、砂の熱さは足に直接ダメージを与えます。
これを防ぐには、砂の上専用の「サンドソックス」を購入するのがおすすめです。裸足に近い感覚のまま、やけどや水膨れ、貝殻・小石から足を守れる道具です。
親子や仲間で一緒に始めるなら、サイズを選んで組み合わせられる2足セットもあります。洗い替え用に2足持っておくと、連日の練習や大会でも快適です。
もしサンドソックスをすぐに用意できない場合は、通常のソックスでもある程度は代用できます。ただし砂まみれになったソックスをそのまま洗濯機に入れると、砂で洗濯機が故障してしまう可能性があります。通常のソックスで代用した場合は、洗わずにそのまま処分する前提で、古いソックスを使うのがおすすめです。



足元の不安がなくなると、砂の上でも思いきり動けるようになるよ。
砂がついた体をふけるタオルや、着替え、砂を落とす道具があると、プレー後も快適に過ごせます。
意外と見落としがちなのがバッグです。海辺は潮風でバッグがベトベトになるため、砂浜に持っていく用の「汚れてもいいバッグ」を1つ用意して、現地までの移動用バッグと分けるのがおすすめです。お気に入りのバッグを潮風と砂から守れます。
もう1つ、海で練習する日の注意です。砂浜での食事はおすすめしません。上空をトンビが飛んでいて、おにぎりやパンを上から奪いに襲ってくることがよくあります。食事は屋根のある場所や車の中でとるのが安全です。



足元と後片づけの準備まであると、安心して楽しめるね。
細かいことですが、こうした準備が「また来たい」と思える快適さにつながります。
ここまでで、体を守る道具の全体像が見えてきたと思います。次は、インドアの道具をどこまで使い回せるのかを整理します。
インドアの道具はどこまで流用できる?
すでにインドアバレーをしている人なら、手持ちの道具を活かせるものもあります。ただし、砂浜という環境の違いで、そのままでは使いにくいものもあるので注意しましょう。
流用できるのはウェア類・タオルなど。逆にシューズや膝サポーターは、裸足が基本のビーチでは出番が変わる。
| 道具 | 流用 | ポイント |
|---|---|---|
| 速乾ウェア | ◎ 使える | インドア用のドライシャツがそのまま活躍 |
| シューズ | △ 基本不要 | ビーチは裸足が基本・砂用ソックスもある |
| 膝サポーター | △ 場面次第 | 砂がクッションになるため出番は減る |
| ボール | ○ 練習なら可 | 公式球は砂用に別設計・体験段階は流用可 |



シューズはいらないんだ!?



うん、ビーチは裸足が基本なんだ。砂がやわらかいクッションになるから、インドアとはだいぶ変わるよ。
インドアで膝サポーターを使っている人も、砂の上ではクッション性が高いため、必ずしも必要とは限りません。
気になる場合は、砂の熱や擦れから守る目的で使う程度で十分です。
ボールについては、体験や練習の段階であればインドア用でも始められます。
ただし公式のビーチバレーボールは砂浜用に設計されているため、本格的にプレーするなら専用球を検討しましょう。
ビーチバレーの道具でよくある質問
まとめ:体を守る道具から揃えて、砂浜を楽しもう
ビーチバレーの道具は、プレー用具よりも先に「体を守る道具」から揃えるのが失敗しないコツです。屋外・砂浜という環境の負担を減らせば、安心してプレーに集中できます。
| 場面 | 揃えたい道具 | ねらい |
|---|---|---|
| 動きやすさ | 速乾ウェア・タオル | 汗と砂で重くならない |
| 日差し対策 | サングラス・帽子・日焼け止め | 目と肌を守る |
| 暑さ対策 | 水分・塩分・保冷グッズ | 熱中症を防ぐ |
| 足元対策 | サンダル・砂用ソックス | 熱い砂から足を守る |
まずはウェア・日差し対策・水分の3つ。慣れてきたら専用ボールなどを少しずつ加えていく。
私は元日本代表として、砂浜という環境が選手の体力をどれだけ削るかを何度も体感してきました。
だからこそ、最初の道具選びで体を守る準備を整えることが、ビーチバレーを長く楽しむ第一歩になります。
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よし、まずは速乾ウェアと水分から準備してみる!



いいね。体を守る道具がそろえば、あとは思いきり砂浜を楽しめるよ。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ビーチバレーの道具や始め方については他にも記事を書いています。
気になるテーマがあればぜひ読んで参考にしてもらえたら嬉しいです♪









