テーピングのかぶれ対策|アンダーラップと保護の選び方

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テーピングのかぶれ対策・アンダーラップと保護の選び方
  • テーピングを貼ると、いつも肌が赤くなったりかゆくなったりする
  • かぶれが気になって、貼りたいのに貼れずに困っている
  • 剥がすときに肌がヒリヒリして、痛いのが苦手

こんな悩みを解決します。

テーピングのかぶれ対策は、肌とテープの間に「アンダーラップ」をはさむ/「皮膚保護アイテム」を使う/剥がし方を工夫するの3つが基本です。

私は元日本代表として活動し、SVリーグで監督を務めることができるバレーボールコーチ4の資格を保有しています。

現場では、肌が弱くてテーピングをためらう選手をたくさん見てきました。この記事では、特定の商品を断定でおすすめするのではなく、かぶれを防ぎながらテーピングを使うための考え方と道具の選び方をお伝えします。

この記事を読むことで得られる3つのこと
  • テーピングでかぶれる原因がわかる
  • アンダーラップや保護アイテムの選び方がわかる
  • 肌をいたわる貼り方・剥がし方がわかる

それでは、くわしく見ていきましょう。

目次

結論:肌とテープの間に一枚はさむ

先に結論からお伝えします。かぶれを防ぐいちばんの基本は、テープを肌に直接貼らず、間に一枚はさむことです。

かぶれ対策の基本は「直接貼らない」。アンダーラップや保護スプレーで肌を守る。

対策役割こんな人に
アンダーラップ肌とテープの間の下地かぶれやすい人・広い範囲
皮膚保護スプレー肌に保護膜を作る部分的に守りたい人
やさしい素材のテープ肌への刺激を減らす敏感肌の人
剥がし方の工夫剥がす負担を減らす剥がすとき痛い人

かぶれの多くは、テープの粘着や素材が直接肌にふれ続けることで起こります。だからこそ、間に一枚はさんで直接の接触を減らすと、肌への負担が大きく軽くなります。

サルくん

テープの下に、もう一枚巻くってこと? 二重になっちゃわない?

あげば

アンダーラップは薄いスポンジみたいな素材だから、かさばらないよ。肌を守るための下地なんだ。

アンダーラップは、薄くて軽いスポンジ状の素材です。これを先に巻いてからテープを貼ると、テープの粘着が直接肌にふれなくなり、かぶれや剥がすときの痛みをやわらげられます。肌が敏感な人ほど、この一枚のあるなしで快適さが大きく変わってきます。

なぜテーピングでかぶれるのか

そもそも、なぜテーピングでかぶれてしまうのでしょうか。原因を知っておくと、対策も選びやすくなります。

かぶれの主な原因
  1. 粘着剤が肌に合わない
  2. 汗や蒸れで肌がふやける
  3. 剥がすときに肌の表面を傷つける

まず、テープの粘着剤が肌に合わないケースです。人によって肌質はちがうので、あるテープでは平気でも、別のテープではかゆくなることがあります。これは体質による部分が大きく、我慢して使い続けるとかえって悪化することもあります。同じ人でも、その日の肌の調子によってかぶれやすさが変わることもあるので、肌の様子を見ながら使うことが大切です。

かぶれは「粘着・汗・剥がし方」の3つが主な原因。自分がどれに当てはまるか見きわめる。

次に、汗や蒸れです。バレーはたくさん汗をかく競技なので、テープの下がジメジメして肌がふやけやすくなります。ふやけた肌は刺激に弱く、かぶれやすい状態になります。

サルくん

たしかに、練習で汗だくになったあとが、いちばんかゆくなる気がする。

あげば

そうなんだ。だから通気性のいい素材を選んだり、こまめに貼り替えたりする工夫が効くんだよ。

そして、剥がすときに肌の表面を傷つけてしまうこともあります。勢いよく剥がすと、肌の薄い表面がテープに持っていかれ、赤くなったりヒリヒリしたりします。剥がし方の工夫だけでも、負担はかなり減らせます。

なお、かぶれがひどいときや、赤みやかゆみが続くときは、我慢せず皮膚科などの医療機関に相談してください。肌トラブルを放っておくと、悪化してプレーどころではなくなってしまいます。

選び方の基準①:アンダーラップ

かぶれ対策のいちばんの主役が、アンダーラップです。選ぶときのポイントを見ていきましょう。

アンダーラップ選びのポイント
  1. 薄さ・軽さ(かさばらないか)
  2. 通気性(蒸れにくいか)
  3. 幅(貼りたい部位に合うか)

アンダーラップは薄いほどかさばらず、動きをじゃましません。ただし薄すぎると保護の役割が弱くなることもあるので、ほどよい厚みのものを選ぶとよいでしょう。

あげば

迷ったら、まず定番の厚さのものを1つ試してみて。使ってみると、自分に合う厚さがわかってくるよ。

通気性も大切です。汗をかきやすい人は、蒸れにくい素材を選ぶと、かぶれの予防につながります。幅は、テープと同じように貼りたい部位に合わせて選びます。足首や手首をよく巻くなら、それに合う幅を選びましょう。

なお、アンダーラップだけでは滑って留まらないため、その上からテープで固定するのが基本です。アンダーラップとテープはセットで使うもの、と覚えておくと選びやすくなります。

アンダーラップには色や質感の違いもありますが、機能の面ではまず薄さと通気性を優先して選べば失敗が少ないです。デザインは、続けて使ううちに好みが出てくるものなので、最初は使い心地を基準にするのがおすすめです。1巻きあると意外と長く使えるので、コスト面でも取り入れやすいアイテムです。

サルくん

まずは下地を1つ用意して、テープとセットで使えばいいんだね。

あげば

そのとおり。下地があるだけで、肌の安心感がずいぶん変わるよ。

選び方の基準②:皮膚保護スプレー・その他

アンダーラップのほかにも、肌を守るためのアイテムがあります。目的に合わせて選びましょう。

スプレーは「部分的に守りたい」とき、アンダーラップは「広く下地を作りたい」ときに向く。

皮膚保護スプレーは、肌に薄い保護膜を作ってからテープを貼るためのアイテムです。アンダーラップを巻くほどではないけれど、肌を守りたいという部分に向いています。かさばらないので、持ち運びにも便利です。

サルくん

スプレーとアンダーラップ、どっちを選べばいいのかな?

あげば

広い範囲や、よくかぶれる人はアンダーラップ。ちょっとした部分ならスプレー、というふうに使い分けるといいよ。

このほか、剥がすときの負担を減らすリムーバー(剥離剤)もあります。粘着が強くて剥がしにくいときに使うと、肌を引っぱらずにやさしく剥がせます。肌が弱い人にとっては、貼るときだけでなく剥がすときのケアも大切です。とくにテープを長時間つけていたあとは剥がしにくくなりがちなので、こうしたアイテムがあると安心です。

まずは自分のかぶれ方に合わせて、一つずつ試すのがおすすめです。最初からすべて揃える必要はありません。いちばん困っている場面に合うものから用意しましょう。

保護アイテムを使うときも、初めて使うものは練習で試してから本番に使うと安心です。スプレーやリムーバーは、まれに肌に合わないこともあります。試合当日にいきなり使って肌トラブルが起きると困るので、あらかじめ肌に合うか確かめておきましょう。

季節や部位で変わるかぶれ対策

かぶれ対策は、季節や貼る部位によっても、気をつけたいポイントが変わってきます。ここも知っておくと、より快適にテーピングを続けられます。

季節・部位ごとの工夫
  1. 夏場:通気性を重視し、こまめに貼り替える
  2. 冬場:乾燥に注意し、剥がしたあとは保湿する
  3. 関節部:動きで擦れやすいので下地を厚めに

夏場は汗と蒸れがかぶれの大きな原因になります。通気性のよいアンダーラップを選び、長時間貼りっぱなしにせず、こまめに貼り替えると肌が休まります。汗をたくさんかいたあとは、一度剥がして肌を乾かすのも効果的です。

夏は蒸れ、冬は乾燥。季節でかぶれの原因が変わるので、対策も少し変える。

冬場は、逆に乾燥が肌トラブルの原因になります。乾いた肌はバリア機能が落ちて刺激に弱くなるため、剥がしたあとは保湿ケアをしておくと、次に貼るときのトラブルを減らせます。

サルくん

部位によっても、かぶれやすさって違うの?

あげば

ひざやひじみたいによく曲げる場所は、テープが擦れてかぶれやすいんだ。そういう部位は、下地を少し厚めにするといいよ。

関節のように動きの多い部位は、テープが肌の上で擦れやすく、かぶれや剥がれが起きやすくなります。こうした部位は、アンダーラップを少し厚めにしたり、動きに追従しやすい伸縮タイプを使ったりすると、負担が減ります。自分がよくかぶれる部位を思い出して、その場所に合った工夫をしていきましょう。

肌をいたわる貼り方・剥がし方

道具だけでなく、貼り方と剥がし方のちょっとした工夫でも、肌の負担は変わります。

STEP
貼る前に、汗や汚れをふき取り、肌を清潔にする
STEP
アンダーラップやスプレーで肌を保護してからテープを貼る
STEP
剥がすときは、毛の流れに沿ってゆっくり剥がす

貼る前に肌を清潔にしておくと、粘着のトラブルが減ります。汗やほこりがついたまま貼ると、かぶれやすくなるだけでなく、テープも剥がれやすくなります。ローションやクリームが肌に残っていると粘着がうまく効かないので、貼る直前は肌をさらっとした状態にしておくのがコツです。

剥がすときは「一気に」ではなく「毛の流れに沿ってゆっくり」。これだけで負担が大きく減る。

サルくん

剥がすの、いつも痛いから一気にいっちゃってた…。

あげば

一気に剥がすと肌を傷めやすいんだ。ゆっくり、毛の向きに沿ってね。お風呂でふやかしてから剥がすのも楽だよ。

剥がすときは、勢いよく引っぱらず、毛の流れに沿ってゆっくり剥がします。お風呂やシャワーで温めてふやかしてから剥がすと、さらに負担が減ります。剥がしたあとは、肌を清潔にして、乾燥が気になるなら保湿しておくと、次に貼るときのトラブルも減らせます。

くり返しになりますが、かぶれや赤みが続くとき、痛みが強いときは、自己判断で使い続けず医療機関に相談してください。

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テーピングのかぶれについてよくある質問

選手や保護者の方からよくいただく質問にお答えします。

アンダーラップを巻くと、テープの固定力は落ちませんか?

多少はやわらぎますが、その上からテープで留めれば実用的な固定はできます。かぶれを防ぎながら使えるメリットのほうが大きい場合が多いです。

子どもの肌が弱いのですが、テーピングは避けたほうがいいですか?

無理は禁物です。アンダーラップや保護スプレーで肌を守り、練習で試して問題ないか確認してから使いましょう。合わないときはサポーターなど別の方法も検討してください。

剥がしたあとに赤みが残ります。どうすればいいですか?

剥がし方を見直し、毛の流れに沿ってゆっくり剥がしましょう。赤みやかゆみが続く場合は、皮膚科などの医療機関に相談してください。

まとめ:一枚はさんで、やさしく剥がそう

テーピングのかぶれ対策は、肌とテープの間にアンダーラップや保護スプレーで一枚はさむこと、そして毛の流れに沿ってゆっくり剥がすことが基本です。自分のかぶれ方に合わせて、道具と貼り方を工夫していきましょう。

ポイント対策目安
下地アンダーラップを巻く広い範囲・敏感肌
部分保護保護スプレーを使うちょっとした部分
剥がし方毛の流れに沿ってゆっくり温めてから剥がす

肌を守りながら使えば、テーピングはもっと続けやすくなる。無理はせず、合わないときは別の方法も。

私は元日本代表として、肌トラブルとうまく付き合いながらプレーを続けてきた選手を何人も見てきました。肌を大切にしながら、無理なく道具を使っていきましょう。

サルくん

これからは下地を巻いて、ゆっくり剥がすようにするよ!

あげば

いいね。ちょっとの工夫で、肌はずっと楽になるからね。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

用品選びについては他にも記事を書いています。
気になるテーマがあればぜひ読んで参考にしてもらえたら嬉しいです♪

この記事を書いた人

バレーボール・ビーチバレーボール元日本代表。
バレーボールスクールを10年間運営。

【保有資格】
日本スポーツ協会公認バレーボールコーチ4

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