- 練習の後、肩やひざが熱っぽくて気になる
- アイシングをしたいけれど、何を買えばいいかわからない
- 氷と袋で代用しているけれど、すぐ水がもれてしまう…
こんな悩みを解決します。
バレーボールのアイシンググッズは、氷のう(氷を入れる袋)と、それを体に固定するサポーターの2点から揃えるのが基本です。
私は元日本代表として活動し、SVリーグで監督を務めることができるバレーボールコーチ4の資格を保有しています。
現役時代から今の指導現場まで、練習後のクールダウンの一環としてアイシングが使われる場面を数多く見てきました。
道具を揃えておくと、練習後のケアが手早くでき、習慣として続けやすくなります。
ぜひこの記事を参考にしてみてください。
- アイシンググッズとして何を揃えればいいかがわかる
- 氷のうと固定サポーターの選び方の基準がわかる
- やりすぎ・冷やしすぎを防ぐ安全な使い方がわかる
バレーボール用品の全体像は、こちらの記事でまとめています。
それでは、くわしく見ていきましょう。
結論:アイシンググッズは氷のう+固定サポーターの2点から
先に結論からお伝えします。最初に揃えるべきは、氷のうと固定用サポーターの2点です。
| グッズ | 役割 | 選ぶ基準 |
|---|---|---|
| 氷のう | 氷を入れて患部に当てる | 口の広さ・容量・水もれしにくさ |
| 固定サポーター | 氷のうを体に固定する | 部位に合う形・バンドの伸び |
| 保冷剤タイプ | 冷凍庫から出してすぐ使う | 凍っても硬くなりすぎない素材 |
氷のうだけだと手で押さえ続けることになり、長続きしません。
固定サポーターがあれば、氷のうを当てたまま着替えや片付けができます。この手軽さが、ケアを習慣にできるかどうかの分かれ目なんです。
サルくん氷と袋があれば、それでよくない?



代用はできるよ。ただ水もれや固定のしにくさで、続かない人が多いんだ。
ビニール袋での代用は、水がもれたり、結露でユニフォームがぬれたりしがちです。専用の氷のうは口が広くて氷を入れやすく、パッキンで水もれを防いでくれます。
表の3つ目にある保冷剤タイプは、冷凍庫から出してすぐ使えるのが便利な点です。氷を用意できない環境で使いたい人は、氷のうとあわせて検討してみてください。
毎回の準備が楽になるほど、ケアは続きます。だからこそ、最初に道具を揃えてしまうのが近道です。
なぜ練習後のアイシングに専用グッズが役立つのか
アイシングは、練習や試合で頑張った体を落ち着かせるクールダウンの方法の1つとして、スポーツの現場で広く行われています。
バレーボールは、ジャンプと着地をくり返す競技です。スパイクを打つ肩やひじ、着地を受け止めるひざには、練習のたびに大きな負担がかかります。
とくに大会前など練習量が増える時期は、体の同じ場所に負担が重なりやすくなります。だからこそ、練習後に体を落ち着かせる時間を意識してとりたいところです。
アイシングは治療ではなく、あくまで日々のケアを助ける習慣の1つです。
熱っぽさやほてりを感じた部位を冷やして落ち着かせることで、体を休めるきっかけを作れます。



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ここで大事な注意があります。強い痛みや腫れがあるときは、自己判断でアイシングだけに頼らないでください。
痛みが続く場合や、腫れ・熱が強い場合は、必ず医療機関を受診してください。アイシンググッズは、あくまで日常のケアを手軽にするための道具です。



冷やしておけば治る、ってことじゃないんだね…。



そこは大事なところだよ。痛みが続くなら、お医者さんに見てもらうのが先だよ。
専用グッズが役立つのは、この毎日のケアを面倒にしないという点です。手で押さえなくてよい、水がもれない、すぐ準備できる。この3つが揃うと、練習後の数十分が有効に使えます。
体のケア用品としては、フォームローラーやマッサージガンもよく使われます。あわせてこちらの記事も参考にしてみてください。
氷のうの選び方:口の広さ・容量・水もれ対策
ここからは、氷のう選びの具体的な基準を見ていきます。チェックするのは次の3点です。
基準①:口の広さと氷の入れやすさ
氷のうは、口が広いものを選びましょう。口が狭いと家庭用の氷が入れにくく、毎回の準備が小さなストレスになります。
口の直径が広いタイプなら、製氷皿の氷をそのままザラッと入れられます。使い終わった後に中を乾かしやすいのも、口が広いタイプの利点です。



入れやすさって、地味だけど毎日のことだもんね。



そうそう。準備が10秒で終わるかどうかで、続けやすさが変わるんだ。
基準②:容量(サイズ)を部位で選ぶ
氷のうのサイズは、当てたい部位に合わせて選びます。目安は次のとおりです。
| サイズ | 直径の目安 | 向いている部位 |
|---|---|---|
| S(約15cm) | 手のひらほど | 手首・ひじ・足首 |
| M(約23cm) | 顔ほど | ひざ・肩 |
| L(約28cm) | それ以上 | 太もも・腰まわり |
迷ったら、ひざにも肩にも使いやすいMサイズが1つあると便利です。
サイズ選びの基本は、当てたい部位を覆える大きさかどうかです。
基準③:水もれ・結露のしにくさ
パッキン付きのフタで、しっかり閉まるものを選びましょう。カバンの中で水がもれると、教科書やウェアがぬれてしまいます。
表面の生地に厚みがあるタイプは、結露で服がびしょびしょになるのを抑えてくれます。学校や体育館へもち運ぶ人ほど、この点は重視してください。
長く使うものなので、縫い目や注ぎ口の作りがしっかりしているかも見ておきましょう。安さだけで選ぶと、水もれで買い直しになることがあります。



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口の広さ・容量・水もれ対策の3つを満たすスポーツ用の氷のうを1つ用意しておくと、毎日の準備がぐっと楽になります。
固定サポーター・ラップの選び方
次に、氷のうを体に固定する道具を見ていきます。タイプは大きく2つあります。
タイプ①:伸縮バンドで巻き付けるタイプ
ゴムのように伸びる長いバンドで、氷のうを体に巻き付けて固定するタイプです。肩・ひざ・足首など、いろいろな部位に1本で対応できます。
価格も手ごろで、最初の1本にはこのタイプがおすすめです。巻く強さを自分で調整できるので、締め付けすぎも防げます。
固定できると両手が空くので、ストレッチや荷物の整理をしながらケアの時間を使えます。手で押さえるだけのときとは、続けやすさが大きく変わりますよ。



巻くだけで、ずり落ちてこないの?



伸縮バンドなら大丈夫だよ。動きすぎなければ、着替え中もしっかり止まってくれるよ。
タイプ②:部位専用の固定サポータータイプ
肩用・ひざ用など、部位の形に合わせて作られたサポーターに、氷のうをはめ込むタイプです。
フィット感が高く、装着したまま軽く動けるのが強みです。肩を使うことが多いアタッカーや、毎日ケアしたい人に向いています。
よく冷やす部位が決まっている人は専用タイプ、いろいろな部位に使いたい人はバンドタイプが基本です。
ひざは、アイシングとあわせて練習中のサポーターを検討する人も多い部位です。膝サポーターの選び方はこちらの記事で解説しています。
アイシングの固定用には、まずは部位を選ばず使える伸縮バンドタイプから試してみるのが手軽です。
安全な使い方:時間・当て方・やめるサイン
道具が揃ったら、使い方の基本もおさえておきましょう。アイシングは、やり方を間違えると逆効果になります。
いちばん大事なのは、長時間当て続けないことです。冷やしすぎは、凍傷(とうしょう)という皮ふのトラブルにつながるおそれがあります。
1回15〜20分を目安にして、感覚がなくなる前に外すのが基本です。
冷やしている間の感覚は、冷たい→じんじんする→少しずつ鈍くなる、という順で変わっていきます。感覚が鈍くなってきたら、時間内でも一度外してください。
同じ部位をもう一度冷やしたいときは、皮ふの感覚が戻ってから行いましょう。間を置かずに冷やし続けるのは、皮ふへの負担が大きくなります。



冷やしすぎにも注意がいるんだ!?



うん。時間を決めて、外す勇気ももつこと。それが安全に使うコツだよ。
寝る前に当てたまま眠ってしまうのは、時間の管理ができなくなるので避けてください。タイマーをかけて、外してから休む流れを習慣にしましょう。
よくある失敗と注意点
アイシンググッズの使い方で、指導現場でもよく見かける失敗をまとめておきます。
- 冷たさをがまんして長時間当て続ける
- 凍った保冷剤を素肌に直接当てる
- 痛みが続くのに冷やすだけで様子を見てしまう
1つ目は、時間のかけすぎです。長く当てるほど良いわけではありません。15〜20分で外し、体の感覚を確かめてください。
冷たさをがまんすること自体が目的になってしまう選手は、意外と多いんです。がまん比べではなく、時間で区切るのが正しい使い方です。
2つ目は、直当てです。冷凍庫で凍らせた保冷剤は氷よりも温度が低いことがあり、素肌に直接当てると皮ふを傷めるおそれがあります。必ずタオルやカバー越しに使いましょう。



チョクアテ NG タオルゴシ
3つ目がいちばん大事です。冷やしても痛みが引かない、腫れが強くなる、力が入らない。こうしたときは、冷やし続けて様子を見るのではなく、早めに医療機関を受診してください。



道具があると、つい自分だけで何とかしようとしちゃいそう…。



その気持ちはわかるよ。でも判断に迷う痛みは、専門家にまかせるのが一番だよ。
アイシンググッズは、毎日のケアを助ける道具です。けがの治療をする道具ではないことを、あらためて覚えておいてください。
アイシンググッズについてよくある質問
選手や保護者の方からよくいただく質問にお答えします。
まとめ:道具を揃えて、練習後のケアを習慣にしよう
アイシンググッズは、氷のうと固定サポーターの2点を揃えるところから始めましょう。
| 選ぶもの | 基準 | ポイント |
|---|---|---|
| 氷のう | 口の広さ・容量・水もれ対策 | 迷ったらMサイズ |
| 固定サポーター | 部位専用かバンド式か | 最初は伸縮バンドが便利 |
| 使い方 | 1回15〜20分・タオル越し | 当てっぱなしにしない |
氷のう+固定サポーターを揃え、15〜20分を目安に安全に使う。痛みが続くときは医療機関へ。
私は元日本代表として、練習後のケアを大切にする選手ほど、長くバレーを楽しめることを実感してきました。



今日から練習バッグに氷のうを入れておくよ!



いいね。がんばった体をいたわる習慣が、明日のプレーを支えてくれるよ。
アイシング用品とあわせて、バレーボールおすすめ用品まとめの体のケア・リカバリーの項目もチェックしてみてください。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
用品選びについては他にも記事を書いています。
気になるテーマがあればぜひ読んで参考にしてもらえたら嬉しいです♪









