- 練習では入るのに、試合になると失敗する…
- 強く打とうとするとアウトになる…
- 安全に打つとネットにかかる…
この記事では、こんな悩みを解決します。
私は元日本代表として活動し、バレーボールコーチ4の資格を保有しています。
10年以上スクールを運営してきた経験から、多くの中高生が「サーブが入らない・・・」と悩む姿を見てきました。
これは中学生の多くが経験する悩みです。
私がこれまで指導してきた中でも、サーブが安定しない選手は非常に多くいました。
しかし、原因は必ず特定のポイントにあります。
結論から言うと、サーブが入らない原因は7つです。
原因を特定して、正しい改善方法を実践すれば、サーブの成功率は必ず上がります。
サーブの基本動作から確認したい方は、まずは上記の記事をご覧ください。
それでは、サーブが入らない原因を1つずつ見ていきましょう。
サーブが入らない原因は7つ
サーブが入らない主な原因は次の7つです。
サーブが入らない7つの原因
- トスが安定していない
- 構えが崩れている
- 体重移動が不足している
- スイングが安定していない
- ミートの位置がズレている
- フォロースルーが止まっている
- ルーティンがない
サルくん大丈夫です。
この7つの中から、自分に当てはまるものを見つければいいんです。
すべてを一度に直す必要はありません。



それでは、それぞれの原因を詳しく解説していきます。
原因① トスが安定していない
サーブが入らないという悩みの最も多い原因がトスです。
理由は、トスがズレると毎回打点が変わるから。
私の経験でも、サーブが入らない選手の6割以上は、トスに問題があります。
トスが不安定だとどうなるか
トスが不安定だと、以下の問題が起きます。
- トスが前に流れる → アウトになりやすい
- トスが低すぎる → ネットにかかる
- トスが高さがバラバラ → タイミングがとれない
- トスが左右にずれる → 方向が定まらない
例えば、トスが前に流れると、体も前に倒れてしまう。
その結果、ボールが上向きの軌道になって、アウトになるんです。
逆に、トスが手前すぎると、打点が下がってネットにかかりやすくなります。






トスの問題を確認する方法
自分のトスに問題があるか、以下の方法で確認できます。
- 動画を撮影する
- スマホで横から撮影
- トスが毎回同じ位置に上がっているか確認
- キャッチして確認
- トスを上げて、打たずにキャッチする
- 楽にキャッチできる位置に上がっているか
- パートナーに見てもらう
- トスの位置を確認してもらう
- 毎回違う場所に上がっていないか
私の経験でも、トスを修正しただけで成功率が2倍近く改善した選手は少なくありません。
ある中学生の選手は、サーブが10本中3本しか入りませんでした。
トスだけを集中的に練習したところ、10本中8本入るようになったんです。
他の動作は何も変えていません。
トスを安定させただけで、成功率が2倍以上になりました。



トスの改善方法
トスを安定させるには、以下の3つを意識してください。
- 手首を使わない
- 腕全体で押し上げる
- 手首は固定する
- 力を抜く
- リラックスして上げる
- 握りしめない
- 毎回同じ動作をする
- ルーティン化する
- 高さを一定にする
詳しくは以下の記事をご覧ください。
サーブのトスが安定しない原因は5つだけ!成功率が上がる改善法
トスは、サーブの中で最も改善効果が高い動作です。
まずはトスから見直してみましょう。
原因② 構えが崩れている
構えは成功率の土台です。
最初の姿勢がズレると、すべての動作がズレてしまいます。
構えは、地味ですがサーブの基礎になる重要な部分なんです。
構えが崩れているとどうなるか
構えが崩れていると、以下の問題が起きます。
- 足幅が狭すぎる → バランスを崩しやすい
- 体重が前にある → トスが前に流れる
- ボールを体に密着させている → トスが不安定
- 肩に力が入っている → 動作が硬くなる
例えば、足幅が狭いとサーブを打つ瞬間にふらついてしまいます。
また体重が最初から前足にあると、前への体重移動ができません。
これだけでトスもスイングも不安定になります。



私がスクールで指導していると、サーブが入らない選手の多くは構えに問題があります。
構えを直すだけで、驚くほどサーブが安定する選手を何人も見てきました。
構えの問題を確認する方法
自分の構えに問題があるか、以下をチェックしてください。
- 足幅は肩幅程度か
- 狭すぎると不安定
- 広すぎると体重移動しにくい
- 体重は後ろ足に乗っているか
- 前足に体重があると体重移動できない
- 後ろ足7割、前足3割が理想
- ボールは体から離れているか
- 体に密着させるとトスが不安定
- 拳1個分程度離す
- 肩の力は抜けているか
- 力が入ると動作が硬くなる
- 深呼吸でリラックスする



構えの改善方法
構えを改善するには、鏡の前で確認することが効果的です。
- 鏡の前に立つ
- 構えの姿勢を作る
- 足幅、体重配分、ボールの位置をチェック
- 気になる点を修正
- 毎日5分練習する
構えは、毎日少しずつ練習することで、必ず改善します。



原因③ 体重移動が不足している
腕の力だけでは安定しません。
安定したサーブを打つには全身の連動が必要です。



そういう悩みをもつ選手は多いです。
しかし、その原因のほとんどは腕の力が弱いのではなく、体重移動ができていないことなんですよね。
体重移動が不足しているとどうなるか
体重移動がないと、以下の問題が起きます。
- 飛ばない
- 腕の力だけでは飛距離が出ない
- 手打ちになる
- ネットにかかる
- 体重が後ろに残ると打点が下がる
- 前への推進力がない
- アウトになる
- 腕だけで打とうとして力みすぎる
- コントロールできない
私の経験では、「サーブが飛ばない」と悩む選手の9割は、体重移動ができていません。
腕の力は十分あるのに、下半身の力が使えていないんです。
体重移動の問題を確認する方法
自分の体重移動に問題があるか、以下をチェックしてください。
- 構えで後ろ足に体重が乗っているか
- 前足を浮かせてバランスがとれるか確認
- とれなければ体重が前にある
- 打つ瞬間に前足に体重が移っているか
- 打った後、前足に体重があるか確認
- 後ろ足に残っていれば体重移動不足
- 下半身を使っている感覚があるか
- 脚の筋肉を使っている感じがあるか
- 腕だけで打っている感じがしないか



体重移動の改善方法
体重移動を改善するには、以下を意識してください。
- 構えで後ろ足に体重を乗せる
- 後ろ足7割、前足3割
- 後ろ足で地面を踏みしめる感覚
- トスと同時に体重を前に移す
- トスを上げながら前足に体重を移す
- ゆっくり移動させる
- 打つ瞬間は前足に体重がある状態
- 前足7割、後ろ足3割
- 前に踏み込むイメージ
体重移動は、野球のピッチングをイメージするとわかりやすいですよ。



原因④ スイングが安定していない
スイングは再現性が重要です。
理由は、毎回同じ軌道で振らないと方向が安定しないからです。
サーブが入らない選手の多くは、スイングが毎回違います。
スイングが安定していないとどうなるか
スイングが安定していないと、以下の問題が起きます。
- まっすぐ飛ばない
- スイング軌道が横にずれる
- 左右にぶれる
- 方向が定まらない
- 毎回違う方向に飛ぶ
- 狙った場所に打てない
- 威力が出ない
- スイングスピードが遅い
- 力が伝わらない



私がスクールで指導していると、「まっすぐ飛ばない」と悩む選手が多いです。
しかし、その原因のほとんどは、スイング軌道がずれていることなんですよね。
スイングの問題を確認する方法
自分のスイングに問題があるか、以下をチェックしてください。
- スイング軌道が一定か
- 毎回同じ軌道で振れているか
- 動画で確認する
- 体の前を通っているか
- 横から振っていないか
- 体の軸が傾いていないか
- 肘が下がっていないか
- 肘が肩より下にあると威力が出ない
- 肘を高く保つ



スイングの改善方法
スイングを安定させるには、以下を意識してください。
- 毎回同じ軌道で振る
- 体の前を通るように振る
- 素振りで軌道を確認
- 肘を高く保つ
- 肘が肩の高さにある
- テイクバックで肘を上げる
- 体幹を使う
- 腕だけで振らない
- 体の回転を使う
スイングは、素振りで確認するのが効果的です。
鏡の前で素振りをして、軌道をチェックしましょう。
原因⑤ ミートの位置がズレている
ミートは打点が低いとネット、高すぎるとアウトになります。
理由は、角度が変わるためです。
ミートの位置は、サーブの結果を直接左右します。
ミート位置がズレているとどうなるか
ミート位置がズレていると、以下の問題が起きます。
- 打点が低い
- ネットにかかる
- ボールが下向きの軌道になる
- 打点が高すぎる
- アウトになる
- タイミングがとりにくい
- 左右にズレている
- 方向が定まらない
- 毎回違う方向に飛ぶ



私の経験では、「ネットにかかる」と悩む選手の8割は、ミートポイントが低いです。
「アウトになる」と悩む選手は、力が入りすぎて打点が高くなっています。
ミート位置の問題を確認する方法
自分のミート位置に問題があるか、以下をチェックしてください。
- 打点の高さは適切か
- 腕を伸ばして届く範囲の最も高い位置
- 低すぎないか、高すぎないか
- 体の前で打てているか
- 体の真横や後ろで打っていないか
- 体の前方、頭の斜め上が理想
- ボールの中心を捉えているか
- 手のひら全体で捉えているか
- 指先だけで打っていないか



ミート位置の改善方法
ミート位置を改善するには、以下を意識してください。
- 高い位置で打つ
- 腕を伸ばした最も高い位置
- ジャンプして打つ必要はない
- 視線をボールから離さない
- 最後までボールを見る
- ミートの瞬間まで集中
- 手のひら全体で捉える
- 指先だけで打たない
- ボールの中心を捉える
ミートの精度を上げるには、壁打ちが効果的です。
ボールの中心を捉える感覚を養いましょう。



原因⑥ フォロースルーが止まっている
フォロースルーがコントロールを完成させます。
理由は、フォロースルーでボールの軌道が完成するからです。



多くの選手が「ボールを打ったら終わり」と考えがちです。
しかし、フォロースルーもサーブの重要な要素なんです。
フォロースルーが止まっているとどうなるか
打った瞬間で止まると、以下の問題が起きます。
- 威力不足
- ボールに力が伝わりきらない
- 飛距離が出ない
- 方向ブレ
- 毎回違う軌道になる
- コントロールが悪くなる
- ネットやアウト
- ボールが下向きや上向きの軌道になる
- 安定しない
私がスクールで指導していると、フォロースルーを意識していない選手が多です。
「ボールを打つこと」だけに集中して、その後のことを考えていない。
しかし、フォロースルーまでが一つの動作なんですよね。
フォロースルーの問題を確認する方法
自分のフォロースルーに問題があるか、以下をチェックしてください。
- ミートの瞬間で腕が止まっていないか
- 止まっていたらNG
- 前方に振り抜く
- フォロースルーの方向は適切か
- 狙った方向に振り抜いているか
- 上や横に振っていないか
- 腕が自然に下りてくるか
- 無理に止めていないか
- 自然な流れで下りる



フォロースルーの改善方法
フォロースルーを改善するには、以下を意識してください。
- 最後まで振り抜く
- ミートの瞬間で止めない
- 前方に伸ばし続ける
- 狙った方向に振り抜く
- 中央を狙うならまっすぐ前に
- 左右を狙うならその方向に
- 自然に下ろす
- 無理に止めない
- 自然な流れで下ろす
サーブのコントロールは3つだけで改善!狙える打ち方のコツ
フォロースルーは、素振りで確認するのが効果的です。
鏡の前で素振りをして、最後まで振り抜けているか確認しましょう。



原因⑦ ルーティンがない
試合で入らない人はルーティンをもっていない印象です。
緊張すると動作が変わってしまうことが多いので、ルーティンをもつことが重要です。



そういう経験は誰にでもあります。
試合では、練習と違った緊張やプレッシャーがありますよね。
私の経験でも、ルーティンをもつ選手は成功率が明らかに安定していました。
ルーティンがないとどうなるか
ルーティンがないと、以下の問題が起きます。
- 緊張で動作が変わる
- 試合になると構えが崩れる
- いつもと違う打ち方になる
- 集中できない
- 余計なことを考える
- 不安が大きくなる
- 再現性が低い
- 毎回違う動作になる
- 成功率が安定しない
ルーティンは、緊張を和らげる効果があります。
「いつもと同じ動作をする」という安心感が生まれるんです。
ルーティンの問題を確認する方法
自分にルーティンがあるか、以下をチェックしてください。
- サーブを打つ前に同じ動作をしているか
- 毎回同じか
- バラバラになっていないか
- 練習と試合で同じ動作をしているか
- 試合だけ違うことをしていないか
- 同じルーティンを使っているか
- ルーティンの時間は適切か
- 8秒ルールに収まっているか
- 長すぎたり短すぎたりしないか



ルーティンの作り方
ルーティンの一例を紹介しておきます。
おすすめのルーティン(6ステップ)
- ボールを受けとる
- 深呼吸を1回する
- 構えの位置につく
- 手に乗せたボールを2回たたく
- 狙う場所を確認する
- サーブを打つ
この流れを毎回同じように行います。
「手に乗せたボールを2回たたく」の部分を、「実際に床に打ってバウンドさせる」だったり、「両手で床にボールをつく」だったりにしても良いと思います。
【初心者必見】サーブ成功率はルーティンだけで改善!試合で入る方法
サーブで緊張しない方法は3つだけ!試合で入るコツ
ルーティンは、試合だけやろうとしても体が覚えないので、練習から同じものを繰り返すことが大切です。



成功率を上げる3つの改善ステップ
サーブが入らない7つの原因を見てきました。
ここからは、具体的な改善ステップを紹介します。
STEP① トスを固定する
最優先で改善すべきは「トス」です。
トスが安定すれば、成功率が一気に上がるからです。
トスを固定する方法
- 毎日5分、壁の前でトス練習
- 踏み込んだ位置の上空に上げる
- 高さを一定にする
トスだけを集中的に練習することで、1週間後には驚くほど安定します。
STEP② 構えを安定させる
次に改善すべきは、土台をつくる「構え」です。
構えを安定させる方法
- 鏡の前で構えをチェック
- 足幅、体重配分、ボールの位置を確認
- 毎日5分練習する
構えが安定すれば、トスもスイングもスムーズになります。
STEP③ ルーティンを作る
最後に、試合でも安定して打てるようにするために「ルーティン」をつくります。
ルーティンの作り方
- 自分に合ったルーティンを決める
- 練習から同じルーティンを使う
- 毎回同じ動作をする
ルーティンがあれば、緊張していても「いつもと同じ」という安心感が生まれます。



サーブを連続で入れる方法は2つだけ!成功率UPの練習法
よくある質問
サーブが入らないことについて、よく聞かれる質問に答えます。
- 強く打つとアウトになります
-
強さより再現性が重要です。強く打とうとすると、力が入りすぎてコントロールできなくなります。
大切なのは、毎回同じ動作で打つことです。
改善方法
- 7割の力で打つ
- 正確さを優先する
- 体重移動で飛ばす
関連記事サーブを強く打つ方法は2つだけ!威力が上がるフォームのコツ

あげば
強さは後から!まずは確実に入れることが大事だよ!
まとめ
この記事ではサーブが入らない原因について解説しました。
簡単にまとめます。
サーブが入らない7つの原因
- トスが安定していない → 最優先で改善
- 構えが崩れている → 土台を固める
- 体重移動が不足している → 下半身の力を使う
- スイングが安定していない → 毎回同じ軌道で振る
- ミートの位置がズレている → 高い位置で打つ
- フォロースルーが止まっている → 最後まで振り抜く
- ルーティンがない → 試合でも安定させる
成功率を上げる3つのステップ
STEP① トスを固定する → 毎日5分練習
STEP② 構えを安定させる → 鏡でチェック
STEP③ ルーティンを作る → 練習から同じ動作
原因を特定し、1つずつ改善すれば成功率は必ず上がります。



焦らず、1つずつ確実に改善して自信をもってサーブを打ってね!
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