- うちの子、まだ靴ひもを結べないけど大丈夫?
- すぐ大きくなるから、サイズは大きめを買っておくべき?
- どのくらいの頻度で買い替えればいいのかわからない…
こんな悩みを解決します。小学生のバレーシューズ選びで大事なのは、履き方よりも『今の足にぴったり合っているか』です。
私は元日本代表として活動し、SVリーグで監督を務めることができるバレーボールコーチ4の資格を保有しています。
10年以上スクールで子どもたちを指導してきましたが、足に合わないシューズでケガにつながる子を何人も見てきました。足にぴったり合ったシューズを選べる子は、踏ん張りがきいて動きも安定します。
うさママすぐ大きくなるし、サイズ選びが本当にむずかしいのよね…。
ぜひこの記事を参考にしてみてください。
- ひもタイプでも小さい子が快適に履く工夫
- ケガを防ぐ「ちょうどいいサイズの余裕」の目安
- 買い替えのベストなタイミングと見分け方
それでは、順番に見ていきましょう。
小学生のバレーシューズ選びの要点
まず、小学生のシューズ選びでおさえるべき要点をまとめます。
- 小さい子はひもの工夫で履きやすくする
- サイズは「大きすぎない適度な余裕」が鉄則
- 半年に1回はサイズを見直す
いちばん大切なのは、今の足にちゃんと合っているかです。大きすぎるシューズは、転倒や捻挫(ねんざ)の原因になります。
「すぐ大きくなるから」と大きめを買いたくなる気持ちはよくわかります。成長が早い時期は、何度も買い替えると出費もかさみます。
でも、ぶかぶかのシューズは、靴の中で足がすべってしまいます。足が中で動くと、せっかくの練習も力が伝わらず、上達の妨げにもなります。



そっか、大きすぎると逆にあぶないのね。
成長期の子どもの足は、まだ骨がやわらかい状態です。大人の足は骨がしっかり固まっていますが、小学生の足はこれから作られていく途中です。
だからこそ、足をしっかり支えてくれるシューズが、ケガの予防につながります。やわらかい足を守るには、クッション性と支える力のあるシューズが大切です。
体育館の床は固く、ジャンプの着地では体重の何倍もの力が足にかかります。その力を受け止めてくれるのが、バレーシューズのクッションです。
クッションが足りないと、膝やかかとに負担がたまっていきます。成長期の関節は特にデリケートなので、衝撃をやわらげることが大切です。



ふだんの運動靴とは役割がちがうのね。



「合っているか」がいちばん大事。履きやすさやサイズの判断も、すべてここが土台になるよ。
この記事では、履きやすさ・サイズ・買い替えの3つを順番に解説します。
それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう。
バレーシューズはひもタイプが基本|小さい子の履きやすさ
バレーボール用のシューズには、運動靴のようなマジックテープ式はなく、基本は「ひもタイプ」です。だから大事なのは、まだ結ぶのが苦手な小さい子でも、きちんと履けるように工夫してあげることです。



まだ自分でうまく結べないけど、大丈夫かしら…?
大丈夫です。結ぶのが苦手なうちは、道具と保護者のサポートでカバーできます。
結ぶのが苦手な低学年の工夫
結ぶのが苦手な低学年は、ほどけにくい「結ばないゴム靴ひも」に替えると、自分でサッと履けます。履き口が広く、足を入れやすいモデルを選ぶのもおすすめです。
- ほどけにくい「結ばないゴム靴ひも」に替える
- 履き口が広く、足を入れやすいモデルを選ぶ
- 試合前に保護者がもう一度しっかり締め直す



これなら、ぼくでも自分で履けそう!
低学年でも「結ぶ練習」はしてほしい
とはいえ、低学年のうちから自分で靴ひもを結ぶ練習も、ぜひしてほしいところです。自分で結ぶことは、自分の道具を自分で整える第一歩になります。
きちんと締められると足と靴が一体になり、踏ん張りや切り返しも安定します。最初はうまくいかなくても、続けるうちにだんだん自分で結べるようになります。



結ぶ練習は、上達の土台づくり。あせらず少しずつでいいよ。
ゆるみ・ほどけを防ぐ
ひもタイプで大事なのは、プレー中にゆるんだり、ほどけたりしないことです。ゆるんだまま動くと、つまずいたり急に脱げたりして、ケガのもとになります。
練習や試合の前には、しっかり締め直せているかを確認しましょう。



紐は「ちゃんと結べて、ほどけてないか自分で気づける」ことが大事だよ。
このサイトでは、バレーシューズ全体の選び方についても記事を書いています。
サイズの選び方|「適度な余裕」の目安
サイズ選びは、小学生のシューズで最もケガに直結する部分です。結論は、つま先に0.5〜1cmの余裕を残すのが目安です。
これ以上大きいと、靴の中で足がすべってケガのリスクが上がります。



0.5〜1cmって、思ったより少ないのね…。
「すぐ大きくなるから」と1.5cmや2cm大きいものを選ぶ方は多いです。
でも、それは足にとっては「ぶかぶか」の状態です。少しの余裕は、指が自然に動くスペースとして必要です。
ただし、その余裕が大きすぎると、今度は足が支えられなくなります。ちょうどいい余裕の目安が、つま先の0.5〜1cmなのです。
大きすぎがダメな理由
大きすぎるシューズは、3つの問題を起こします。
- 靴の中で足がすべり、踏ん張れない
- 着地のときに足首がぐらつき、捻挫しやすい
- すべりを止めようと指で踏ん張り、変なクセがつく
バレーはジャンプと着地、急な切り返しが多いスポーツです。そのたびに足が靴の中で動くと、力がうまく伝わりません。
それだけでなく、靴の中で足がすべると、足首をひねりやすくなります。「動きが鈍い」「すぐ転ぶ」という子は、サイズが大きすぎることも多いです。



大きすぎる靴は、ブレーキの効かない自転車みたいなもの。あぶないんだ。
適切なサイズのはかり方
サイズは、必ず夕方に、両足ともはかってください。足は1日の終わりに少しむくむので、夕方がいちばん実際に近いサイズになります。
左右で足の大きさが違う子もいます。その場合は、大きいほうの足に合わせて選びましょう。
小さいほうに合わせると、片方がきつくなってしまうからです。



ハカルナラユウガタ リョウアシ
また、必ずバレーで履く靴下をはいた状態ではかってください。素足ではかると、実際よりきつめのサイズを選んでしまいます。
できれば、お店で実際に履いて試すのがいちばん確実です。その場で軽く動いてもらい、かかとが浮かないか、指が当たらないかを見てあげましょう。
お店で買えるなら、試し履きしてサイズを確かめて買うのが一番です。店が近くにない場合は、つま先1cm・かかとが浮かないかを目安に選びましょう。



靴下をはいてはかるのね。覚えておくわ。
買い替えの目安|半年に1回はチェック
小学生は足の成長が早く、知らないうちにサイズが合わなくなります。目安は、半年に1回はサイズを見直すことです。
成長期は3〜6か月で足のサイズが変わることもあります。買ったときはぴったりでも、数か月で指が当たるようになることも珍しくありません。
特に身長が伸びる時期は、足のサイズも一緒に大きくなります。



そんなに早く変わるの!?
サイズの問題だけでなく、シューズ自体のすり減りも見てあげてください。毎日のように練習する子なら、すり減りも早く進みます。
サイズと靴底、両方をあわせて見てあげると見落としがありません。買い替えのサインは、次のとおりです。
- つま先がきつそう・指が当たっていると言う
- かかとを踏んでいる、または脱げやすそう
- 靴底のすべり止め(溝)がすり減って平らになっている
- 子どもが「すべる」「踏ん張れない」と言う
特に靴底のすり減りは見落とされがちです。溝が減ると、体育館の床でグリップがきかず、すべって転びやすくなります。
サイズはまだ合っていても、すべり止めがなくなれば役目を果たせません。



サイズが合っていても、靴底がツルツルなら買い替えのサインだよ。
「まだ履けるから」とサイズの合わない靴を使い続けるのは、ケガのもとです。子どもは多少きつくても、がまんして「大丈夫」と言うこともあります。
だからこそ、保護者の方が定期的にチェックしてあげることが大切です。カレンダーに「半年に1回 靴チェック」とメモしておくのもおすすめです。
成長を見越して大きいものを買うのではなく、こまめに買い替えるほうが、結果的に足を守れます。



大きめを1足より、ぴったりをこまめに、なのね。



こまめにチェックしてもらえると、思いっきり動けるね!
バレーボールを始めたばかりのお子さんには、用具全体をまとめて知っておくと安心です。
よくある質問
成長期の足には、軽くて動きやすいジュニア専用モデルが安心です。代表的な1足がこちらです。
お店で試し履きして買えるなら、それが一番です。ただし、次のような人はネットで選ぶのが現実的です。
- 近くにバレー用品を扱うお店がない
- お店に在庫やサイズ・色がない
- 買い替えで、自分のサイズが分かっている
- 忙しくてお店に行く時間がない
シューズ選びとあわせて、バレーボールおすすめ用品まとめもチェックしてみてください。サポーターや練習グッズなども紹介しています。
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まとめ
小学生のバレーシューズは、今の足にぴったり合っているかが、いちばん大切です。シューズはひもタイプが基本。サイズはつま先に0.5〜1cmの余裕。半年に1回は見直す。
10年以上子どもたちを指導してきましたが、足に合った1足は、それだけで動きを安定させ、ケガを防いでくれます。



自分の足に合った靴だと、こんなに動きやすいんだね!



そうなんだ。大きすぎず、こまめに見直すこと。これがいちばんの近道だよ。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
用品・グッズについては他にも記事を書いています。
気になるテーマがあればぜひ読んで、参考にしてもらえたら嬉しいです♪
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