- 体験会を開いても、新しいメンバーがなかなか集まらない
- 活動内容を聞かれるたびに、同じ説明をくり返している
- ホームページを作りたいが、手間と費用に見合うか迷っている
こんな悩みを解決します。
部活・クラブがホームページを持つべき理由は、入りたい人に見つけてもらえる・説明の手間が減る・活動の記録が財産になるの3つです。
私は元日本代表として活動し、SVリーグで監督を務めることができるバレーボールコーチ4の資格を保有しています。
バレースクールを運営する立場としても、チームの情報を発信しているかどうかで、人の集まり方が大きく変わることを実感しています。
ホームページは、チームのことを24時間説明し続けてくれる、もう1人のスタッフです。
ぜひこの記事を参考にしてみてください。
- ホームページを持つべき3つの理由が具体的にわかる
- 載せるべき情報と、SNSとの使い分けがわかる
- 個人情報など、公開前に決めておく注意点がわかる
それでは、くわしく見ていきましょう。
結論:ホームページはチームの顔として24時間働く

先に結論からお伝えします。ホームページの役割は、チームの顔として、いつでも誰にでも同じ説明をしてくれることです。
チームを探す人は、まず検索する。そこに情報がなければ、候補にすら入れない。
今の時代、バレーを始めたい子の保護者は、近くのチームをスマホで検索します。見つからないチームは、どんなに良い活動をしていても選ばれません。
れおコーチうちは口コミだけで回ってきたので、考えたこともなかったです…。



口コミは強い武器だよ。ただ、口コミで聞いた人も最後は検索して確かめるんだ。
友だちからチームの評判を聞いたら、次にすることは検索です。そこで活動の様子が見えると、体験への一歩がぐっと軽くなります。
逆に何も出てこないと、今も活動しているのかな?という不安が生まれます。情報がないこと自体が、マイナスの印象になってしまうんです。



ケンサク シテ ナカッタラ ソンザイ シナイ ノト オナジ
次の章では、持つべき理由を1つずつ具体的に見ていきます。
部活・クラブがホームページを持つべき3つの理由


ホームページの効果は、大きく3つに整理できます。どれもチーム運営の悩みに直結するものです。
理由①:入りたい人と保護者に見つけてもらえる
1つ目は、メンバー集めの入り口になることです。チーム選びで本当に知りたいのは、雰囲気・費用・場所という具体的な情報です。
- 活動場所と曜日・時間帯
- 月謝や部費などの費用
- チームの方針と雰囲気
- 体験や見学の申し込み方法
これらが載っているだけで、問い合わせのハードルは大きく下がります。安心材料がそろっているチームから、体験の連絡は入ります。
引っ越しでチームを探す家庭や、学校にバレー部がない子にとっては、検索がほぼ唯一の入り口です。地域名+バレーで見つかる状態にしておく価値は、とても大きいと言えます。



たしかに私が保護者でも、情報の多いチームを選びます!
体験に来る前に、雰囲気を確かめてもらえる効果もあります。ページを見て来た人は、チームへの理解がある状態で来てくれるので、話も早くなります。
ポスターやチラシにホームページへつながる二次元コードを載せれば、紙の勧誘とネットの情報がつながります。勧誘の工夫はこちらの記事でくわしく解説しています。
理由②:説明と連絡の手間が減る
2つ目は、運営の効率化です。活動場所は?費用は?と聞かれるたびに、同じ説明をくり返していませんか。
よくある質問への答えをホームページにまとめておけば、ここを見てくださいの一言で済みます。
同じ質問に10回答える時間を、ホームページが肩代わりしてくれる。



体験希望の方への説明だけで、毎回30分かかっていました…。



その30分が積み重なると大きいよね。説明はページに任せて、指導に時間を使おう。
問い合わせフォームを設ければ、電話番号を広く公開しなくても連絡を受けられます。連絡手段の管理としても安全です。
在団メンバーへの連絡にも使えます。年間予定や持ち物のページを作っておけば、あのプリントどこだっけ?という問い合わせが減ります。
紙のプリントは失くなりますが、ページの情報は消えません。保護者がいつでも見返せる場所がある安心感は、想像以上に大きいものです。
理由③:活動の記録がチームの財産になる
3つ目は、記録の蓄積です。大会の結果や練習の様子を残していくと、それがそのままチームの歴史になります。
数年分の活動記録があるページは、それだけで継続して活動している信頼の証明になります。
指導者が代わっても、チームの歩みはページに残ります。人に依存しない記録の置き場所があることは、チームが長く続くための土台にもなるんです。



自分の代の記録が残っていくのは、選手たちもうれしいでしょうね!



卒業した選手が、後から見返せるのもいいところなんだよ。
チームのロゴやスローガンを載せれば、チームらしさも一緒に伝わります。ロゴの効果と作り方はこちらの記事で解説しています。
ホームページに載せるべき内容


作ると決めたら、次は中身です。まずは入りたい人の疑問に答える基本情報からそろえます。
まず載せる基本情報:これだけで機能する
最初から立派なページは必要ありません。次の項目がそろえば、ホームページは十分に機能します。
- チーム名と対象(学年・年代・男女)
- 活動場所・曜日・時間
- 費用(月謝・部費・初期費用の目安)
- チームの方針・大事にしていること
- 体験・見学の申し込み方法
特に費用は、載せにくくても載せる価値があります。費用が不明なことが、問い合わせをためらう一番の理由になるからです。
体験・見学の案内には、持ち物と服装も添えましょう。初めての場所に行く緊張は、事前情報の多さで小さくできます。



読む人の知りたい順に載せるのがコツ。チームの自慢話は後でいいんだ。
あると喜ばれる追加情報:チームの体温を伝える
基本情報の次は、雰囲気が伝わる内容を足していきます。文字だけでは伝わらない、チームの体温を見せる部分です。
- 練習風景の写真や動画
- 指導者の紹介と指導方針
- 大会結果・活動報告
- よくある質問(Q&A)
- 保護者の関わり方(当番の有無など)
指導方針が書いてあるチームは、それだけで誠実な印象を与えます。厳しさの度合いや保護者の負担は、入る前に一番知りたい情報だからです。
方針は、飾った言葉より正直な言葉で書きましょう。楽しく続けることを大事にするチームなら、そう書いた方が合う家庭と出会えます。
入ってからこんなはずではを防ぐことも、ホームページの大事な仕事の1つです。



当番の有無まで書いてあると、保護者としては本当に助かります!
SNSとの違いと使い分け


SNSで発信しているから十分では?という疑問もあるはずです。結論は、役割が違うので両方使うが正解です。
SNSは「今」を伝える速報係
SNSの強みは、手軽さと拡散力です。今日の練習の様子や大会速報のような、鮮度が命の情報に向いています。
ただし投稿は時間とともに流れていき、後から探すのは大変です。費用や活動場所のような大事な情報が、投稿の海に埋もれてしまいます。
ホームページは「いつでも」に応える受付係
ホームページの強みは、情報が整理されて残ることです。いつ訪れても、知りたい情報が同じ場所にあります。
SNSは流れる掲示板、ホームページは整理された案内所。役割がまったく違う。
検索で見つけてもらいやすいのもホームページ側です。SNSで興味をもった人の受け皿として、ホームページが待っている形が理想です。
SNSのプロフィール欄にホームページの住所を載せておけば、2つの導線は簡単につながります。



SNSで知ってもらって、ホームページでくわしく調べてもらう流れなんですね!



そう。入り口はSNS、決め手はホームページ。両方あると強いんだ。
公開前に決めておく安全とプライバシーの注意点
チームのホームページは、子どもの情報を扱います。公開前に、次の2つは必ずチームで決めておきましょう。
注意①:写真と名前は同意をとってから載せる
選手の顔写真や氏名を載せる場合は、事前に本人と保護者の同意を必ずとります。入部時に書面で確認しておくとスムーズです。
写真と名前の掲載は、同意が先。載せてから謝るのでは遅い。
同意がとれない選手がいる前提で、顔が特定されにくい引きの写真や後ろ姿を中心に使う方針も現実的です。



個人が特定される情報って、どこまで気にすればいいんでしょう…。



迷ったら載せない、が基本。名前と顔がそろう掲載は特に慎重にね。
フルネームと顔写真の組み合わせは、悪意ある人にも情報を渡すことになります。名字のみ・背番号のみなど、チームのルールを決めておきましょう。
注意②:公開する情報の範囲をチームで決めておく
活動場所や時間は、案内に必要な情報であると同時に、子どもの居場所を知らせる情報でもあります。
たとえば、体育館名までは載せて詳細な集合場所は問い合わせ対応にする、といった線引きが考えられます。学校の部活なら、学校の情報公開ルールにも従ってください。
大会結果の掲載でも、個人名の扱いを事前に決めておくと迷いません。チーム内で共通のルールがあれば、担当者が代わっても判断がぶれなくなります。



ルール ヲ サキニ キメル ト マヨワナイ
管理する大人を決めておくことも大切です。更新担当・写真チェック担当がいれば、うっかり公開の事故を防げます。
費用と続け方のコツ
ホームページは、無料で始められる時代です。無料のホームページ作成サービスを使えば、専門知識がなくても形になります。
こだわりたくなったら、有料プランや独自ドメインを検討すれば十分です。最初から完璧を目指す必要はありません。



作っても、更新が止まってしまいそうで不安です…。



大丈夫。基本情報さえ正しければ、更新は月1回でも立派に機能するよ。
更新が止まって見えると逆効果なので、頻度より正確さを優先します。費用や活動時間が変わったら、必ずすぐ直す。これだけは守りましょう。
活動報告は、月1回のまとめ投稿で十分です。無理のない頻度を決めて、担当を1人に背負わせず数人で回すのが長続きのコツです。
作る作業も、保護者や部員に協力してもらえば負担を分けられます。文章担当・写真担当と役割を分ければ、1人あたりの作業はわずかです。
ページの最後に更新した日付を入れておくと、見た人が情報の新しさを判断できます。小さな工夫ですが、信頼感がぐっと上がります。
費用や作り方をもっとくわしく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
チームのホームページについてよくある質問
当サイトでは、バレーボールチームのホームページを指導者ご自身で作れるようになる「完全ガイド」をご用意しています。作り方を一度身につければ、更新も自分たちで自由にできるようになります。
まとめ:小さく作って、チームの入り口を開こう
ホームページは、メンバー集め・運営効率・記録の3方向でチームを支えてくれます。最後に全体を表で整理します。
| 項目 | ホームページ | SNS |
|---|---|---|
| 得意なこと | 基本情報の整理・蓄積 | 速報・日々の発信 |
| 見つけ方 | 検索に強い | フォロワー中心 |
| 情報の寿命 | 残り続ける | 流れていく |
| 理想の役割 | 決め手になる案内所 | 興味をもつ入り口 |
速報はSNS、基本情報はホームページ。小さく作って正確に保つのが成功のコツ。
私はスクール運営の経験からも、情報を開いているチームに人が集まる流れを何度も見てきました。ホームページは、その第一歩です。
まずは基本情報5項目を書き出すところから始めてみてください。



まずは無料サービスで、1ページから作ってみます!



それで十分。チームの入り口が開けば、新しい仲間はきっと増えていくよ。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
バレーの指導・チーム運営については他にも記事を書いています。
気になるテーマがあればぜひ読んで参考にしてもらえたら嬉しいです♪
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